サッカーの2025年4月の話題
流山・卒業生大会

ペガサス大逆転V
流山市少年サッカー連盟卒業生大会は3月9日、流山スポーツフィールドで決勝があり、ペガサスJFCが流山隼少年SCをPK戦で破り、三連覇を遂げた。ペガサスはこの日、3点ビハインドからの大逆転を演じた。3位は流山翼SCクラッキーだった。
決勝で最初に勢いに乗ったのは隼だった。ペガサス守備陣のプレスをドリブルでかわし、右サイドから切り込み、先制ゴール。さらに意表をつくミドルシュートも決め、前半を折り返した。後半5分にも、隼は左サイドからゴールエリアに侵入し、3点目のシュートを決めた。
このまま隼ペースでの試合展開かと思われたが、ここからペガサスの反撃が始まった。隼守備陣の裏をついたスピードある攻撃で猛追、3点を奪い取って試合を振り出しに戻した。試合はそのまま延長に。さらに1点ずつ加え、4―4と互いに譲らないまま、PK戦に突入した。
PK戦は5―5で、8人目にもつれ込んだ。先攻の隼のPKは失敗。後攻のペガサスのキッカーはGK髙橋謙太郎。「ここで外しても、次は自分が止める」。プレッシャーを跳ね返し、落ち着いてゴールに流し込んだ。
ペガサスの白石悠真キャプテンは「2回も足をつってしまったけれど、延長でゴールを決めて、チームの勝利のきっかけを作れてよかった」と胸を張った。宮川和也監督も「緊張の中、子どもたちは堂々とプレーしていて、成長したなと感じた」と振り返った。
▽決勝
ペガサスJFC 4-4 流山隼
PK 6-5