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朝日スポーツキッズ 2025年4月の話題
野球 全日本学童柏市予選
豊上ジュニアーズV6

第45回全日本学童軟式野球大会柏市予選(柏オークライオンズクラブ旗)は3月30日、同市の柏ビレジで決勝があり、豊上ジュニアーズが松葉ニューセラミックスを6―0で破り、6大会連続9度目の優勝を果たした。豊上と松葉は柏市代表として全国大会県予選に出場する。3位はビクトリージャガーズBだった。
小学生野球の最高峰、高円宮賜杯全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメントに5回出場し、3位が2回の豊上。悲願の全国制覇へ向け、順調に第1関門をクリアした。
豊上は一回、神林駿采のランニング本塁打で先制すると、四回に敵失と蛭間悠智のタイムリー二塁打でリードを広げ、五回には神林のスクイズ(安打)と関澤月陸の2点タイムリーで突き放した。投げては山﨑柚樹、加藤豪篤の2投手で松葉を完封。許したヒットは1本だけだった。
主将の神林捕手が3安打2打点、3盗塁の活躍で最優秀選手に選ばれた。走攻守で運動能力の高さを発揮した神林は「全国優勝を狙っていますが、まずは県大会。1試合1試合、大事に戦っていきたい」と冷静に足元を見つめる。
今年度の代表チームが低学年チーム時代から、高野範哉監督は「粒ぞろい。2年後が楽しみ」と期待していた。その評価はいまも変わっていない。
「選手の能力で格上に勝てるチーム。打撃は歴代で一番かもしれません」。豊上を全国大会の常連に育てた指揮官は「今年と来年のチームは、全国優勝を狙えるイメージがあります」と自信をのぞかせた。
▽決勝
松葉ニューセラミックス | 0-0-0-0-0-0 | 0 |
---|---|---|
豊上ジュニアーズ | 1-0-0-2-3-X | 6 |