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少年野球 2024年2月の話題

野田リトルシニア杯

ミラクルズ初優勝
チーム一丸で有終の美

 令和5年度野田リトルシニア杯少年野球大会の決勝が1月28日、同クラブ野球場で行われた。流山市のミラクルズ(カージナルス、小田急ライオンズ、江戸川台フェニックスの合同チーム)が3連覇中の豊上ジュニアーズを4―3で破り、初優勝した。今大会は野田、柏、流山、松戸、我孫子から6年生の18チームが頂点を目指し熱戦を展開した。
 ミラクルズは、初回の攻撃で加賀谷輝俐が先頭打者ホームランでチームに勢いをつけ、村松武弥の適時打で2点を先行。豊上も王者の意地を見せ3点を奪い逆転。ミラクルズは四回、藤﨑信太朗の三塁打を皮切りに2点を奪い、勝ち越しに成功した。四回からミラクルズは加賀谷がマウンドに上がり、3イニングを9人で抑え、有終の美を飾った。
 試合後、ミラクルズ伴野星人監督は「相手が格上なので胸を借りるつもりで臨んだ。3月で学童野球は終わりますが、これからも楽しく野球を続けて欲しい」と選手たちにはなむけの言葉を贈った。伴野颯主将は「準決勝、決勝と4人の投手を中心にチーム一丸で頑張りました」と話した。

▽決勝

ミラクルズ2-0-0-2-0-04
豊上ジュニア―ズ1-0-2-0-0-03

カリフ・マルエス旗争奪

豊上5連覇達成!
常盤平との接戦制す

 第43回カリフ・マルエス旗争奪少年野球大会の決勝(5年生以下)が2月3日、野田市の江戸川河川敷運動広場であり、2年連続同一カードでの試合は、豊上ジュニアーズA(柏市)が常盤平ボーイズ(松戸市)を2―1で下し、5連覇を達成した。3位は高柳サンダース(柏市)だった。
 本大会には東葛地域を中心に67チームが参加した。新シーズンに向けた代表チームづくりの試金石ともなる重要な大会だ。
 豊上は一回、石井岳、高橋嶺斗の適時打で2点を先制した。守備ではエース桐原慶が大活躍。三回まで常盤平を無失点。一度は交代するも五回、最終回のピンチにはリリーフでマウンドに上がり得点を許さなかった。常盤平は最終回に1点を返すも豊上が初回の2点を守り抜き、接戦を制した。
 豊上ジュニアーズAの剣持正美コーチは「厳しい場面での起用にも(桐原が)よくこたえてくれました。打つ方は物足りなかったので、もっと練習を積んでいきたい」と話した。主将の加藤朝陽さんは「全国大会に出られる様にこれからも頑張ります」と意欲満々だ。

▽決勝

豊上ジュニア―ズA2-0-0-0-0-02
常盤平ボーイズ0-0-0-0-0-11



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