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サッカーの2021年5月号の話題

我孫子市少年春季リーグ

我孫子翼SC初優勝
猛攻に耐え 勝利し涙

 我孫子市少年サッカー春季リーグ大会は5月23日、湖北台東小学校で決勝があり翼SCが高野山SSSを3―2で下し、初優勝を飾った。3位決定戦は三小キッカーズがつくし野SCに6―0で勝利した。
 4年生以下で構成された8人制の同大会は、市内10チームが3ブロックに分かれ予選リーグを戦い上位7チームが決勝トーナメントに進出。準決勝でCブロック1位の三小にPK戦の末、勝利した高野山。Cブロック2位のつくし野に3―2で勝利した翼がそれぞれ決勝に駒を進めた。
 決勝は翼が10分、高野山のゴールキックをカットした小澤海心君が先制ゴールを決めた。高野山もすぐに反撃を開始し18分、河村恒汰君のシュートで同点に追いつき、前半が終了。
 後半は高野山がフリーキック、コーナーキックと立て続けにチャンスを掴むも、ゴールネットを揺らすことができない。翼はしっかり守りきると13分、高野山のオウンゴールで勝ち越した。果敢に攻める高野山は16分、鈴木悠真君の同点ゴールで試合を振り出しに戻した。高野山の猛攻に耐え続けた翼は19分、惣山晴斗君が決勝ゴールを決め、勝利した。
 試合後、翼SCの小野寛紀コーチは「みんなが良く守り、相次ぐピンチを凌いだ事が勝利に繋がりました」と喜んだ。キャプテン齋藤祐斗君も「みんなで攻めて、みんなで守るとコーチから指示された通り動けました」と嬉し涙の仲間に囲まれ力強く話した。




柏市民少年春季ミニ大会

低学年52チームが集結
保護者も熱く拍手で応援

 柏市民少年春季ミニサッカー大会が5月30日、逆井運動場で行われ、市内52チームが参加した。勝ち負けよりも日頃の練習の成果を確認することを目的に開かれる春の大会。小学1年から3年までが学年ごとに戦い、総合の順位を決めず、ブロックごとで順位を決めた。
 1年生にとっては初めての対外試合、選手たちは元気いっぱいボールに全集中。ゴールを狙ってサッカーを楽しんだ。各ピッチ近くには大勢の保護者が駆けつけ熱い拍手で大会を盛り上げた。
 大会に参加した風早レクトFCの工藤和樹代表は「低学年のうちは難しい事を教えるより、サッカーを楽しむ事に一番の重点を置いて練習しています。今年の1年生はレベルが高いので将来期待できます」と話した。尾見颯祐君は「今日は6点取れました。これからもたくさん練習します」と大喜び。豊四季FC下村晃弘コーチは「1年生なので点を取ることに重きを置いて試合をさせました」と話し、13得点を挙げ大活躍の服部航亮君は「ドリブルをたくさんして、点をたくさん取れて良かったです」と大満足だ。




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