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柏レイソル いざ!出陣

　1年でJ1に復帰した柏レイソルの新体制発表会が1月15日、柏市民文化会館で行われ、3600人を超える応募の中から抽選で選ばれた約1200人のサポーターが集まった。
　熱気ムンムンの会場に今季もレイソルを率いるネルシーニョ監督が登壇。「J1でしっかり戦い抜ける選手が補強できたと思っている。勝利に満ちた1年にしたい」と決意を語った。
　スローガンは引き続き『VITORIA(勝利)』。この勝利に向かう全選手の名前が読み上げられる際、移籍を噂された守護神の中村航輔選手と、エースのオルンガ選手のところでは大歓声が沸き起こった。
　新加入選手13人は、壇上で一人ずつ自身のストロングポイントや抱負を話した。サガン鳥栖から加入したDF高橋祐治選手は「高さを生かした空中戦」とアピール。「敵としてスタジアム(三協F柏)に来た際は、サポーター(レイソルサポーター)が脅威だったが今度は味方になってくれるので頼もしい存在」とあいさつした。ガンバ大阪から加入したFW呉屋大翔選手はゴール前での『動き出し』に注目だ。これまでのレイソルの印象は「一人ひとりの選手の勝ちに対するこだわりが強いと感じた」という。昨季は、期限付きでJ2のV・ファーレン長崎でプレーし、オルンガ選手に続き3位の22得点を挙げた。流通経済大学柏高で3年間を過ごした柏の街について聞かれると「寮と高校の間しか、あまり知らない」と話し、会場に笑いが広がった。
　クラブを代表して瀧川龍一郎社長は「1シーズンで復帰できたのはサポーター、関係者の皆様のおかげです」と感謝し「チャレンジャーとして、J1定着を目指しがんばってまいります」と挨拶した。さらに「今季の補強によって起こる、チーム内での激しいポジション争いでチームが強くなるはずです」と期待した。

2/22 J1開幕戦 ホームでvs札幌

　新チームは2月9日、フクダ電子アリーナで行われるジェフユナイテッド千葉とのプレマッチ「ちばぎんカップ」でスタートする。J1リーグの開幕戦は同22日、ホームの三協F柏でコンサドーレ札幌を迎え撃つ。