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5連勝ならず、今季初黒星

　柏レイソルはJ2リーグホーム初戦の3月2日、対FC町田ゼルビアに1―0で勝利し、開幕戦の対レノファ山口戦の白星と合わせ好発進した。続く第3節の対アルビレックス新潟、第4節の対京都サンガFCにも勝利。開幕4連勝と波に乗ったが、第5節の3月23日、ホームでファジアーノ岡山に0―1で敗れ、今季初黒星を喫した。
　試合は、前半からレイソルが積極的なプレーで岡山ゴールを狙うも、なかなか得点を決めきれずスコアレスで試合を折り返した。後半もFKのチャンスにMF大谷秀和のシュートはゴールバーに直撃。さらにCKからDF上島拓巳選手のヘディングシュートはポストに嫌われるなど、決定機を逃した。逆に37分に守備陣の裏を突かれて失点し、敗れた。
　リーグ戦では初めて3バックを起用したネルシーニョ監督は試合後、「われわれがカウンターでチャンスを作るという時間帯もあったしほぼほぼゲームを支配できていた。ただ作ったチャンスに対してフィニッシュの精度を含め、点を決めきれなかったという展開だったと思う」と悔しさを滲ませた。クリスティアーノ選手は「今日初めて1敗を喫してしまったが、チーム自体が悪い方向に行っているわけでもない。ただ、いくつか課題を克服しなければならない部分はあるし、もっと自分たちがケアしなければならないところもある」と次節へ気持ちを切り替えた。
　ルヴァンカップグループステージは1勝1敗(3月13日現在)。FC東京に勝利するなど、勢いを増してきたレイソル。1年でJ1復帰に向け、1戦必勝だ。がんばれ! レイソル。