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W杯中断明け痛い黒星発進
頑張れレイソル　太陽王の季節だ

　W杯中断明けのJ1リーグ初戦。ホーム日立台で行われた7月18日の第16節、柏レイソルはFC東京との酷暑の中での戦いに、0―1で敗れた。
　中断期間中にレイソルは韓国キャンプで激しいトレーニングを積んで臨んだ。結果を求めたかった試合は、両チームともに立ち上がりから主導権を握ろうと激しくボールを奪い合うも、拮抗。レイソルは後半、MF手塚康平を投入し、相手ゴールに攻め込んだものの、16分にオウンゴールを献上。失点場面、グラウンダーのクロスに対応しようとしたGK中村航輔が前に飛び込むと東京のFW選手の膝が頭にあたり、その場で動けなくなった。すぐに担架で運ばれ、桐畑和繁と交代。猛反撃を開始するレイソルだったがゴールは遠く、黒星を喫した。
　試合後、加藤望監督は「リーグ戦が再開して、ホームで試合をできたにもかかわらず勝てなかったのは悔しい。また次につなげていかなくてはならないという思いです」と話した。主将のキム・ボギョン選手は「今日はいつもと違うシステムで臨んだが、我々のコンビネーションがなかなか出せなかった。チームとしても個人としても改善していかないといけない」と悔しさをにじませた。
　レイソルは、ブラジルのフルミネンセからDFナタン・ヒベイロ選手(ブラジル)とジェフユナイテッド市原・千葉からDF高木利弥選手を補強し、巻き返しを狙う。
　天皇杯は、3回戦のモンテディオ山形戦1―2で敗退した。