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勝点60得点60目標に
2018柏レイソル始動

　柏レイソルの新体制発表会が1月10日、柏市民文化会館で行われ、約1200人のサポーターが集結。熱気あふれる中、今季の目標と新加入選手が紹介された。
　3季目の指揮を執る下平隆宏監督が「ACLプレーオフへ全精力を向けていきます。ここで勝利するには、みなさんの応援が必要になってきますので、応援よろしくお願いいたします」と本戦出場に向けての意気込みを熱く語り「リーグ戦では勝点60以上。今季はより攻撃的な選手を加え、得点数も60以上をリーグ戦での目標に掲げやっていきます」と躍進を誓った。
　今季、ACL本戦を狙うレイソルは、11人の選手を補強した。天皇杯準決勝でレイソル攻撃陣を抑えた横浜Fマリノスから移籍したパクジョンス選手は元日の試合に出場したため当日は参加できなかったが、10人の選手が壇上に上がった。
　攻守にわたって期待の高い江坂任選手は今季の背番号10を担う。「良い番号をもらったので、チームに貢献できなければいけない」と力強く意気込みを語った。リオデジャネイロ五輪でも活躍した亀川諒史選手は「一つでも多くのタイトルを獲るため、チームに貢献できるようにがんばります」と話した。
　会場から一際大きな拍手で迎えられた澤昌克選手は「おかえりなさい」の投げかけに「ただいま」と応え、「サポーターのみなさんの喜んでいる姿を見られるようにがんばります」と笑顔で話し、山﨑亮平選手、小泉慶選手、瀬川祐輔選手も堂々と挨拶した。
　レイソルU―18からアカデミーの先輩の背中を追うGK猿田遥己選手、CB中川創選手、SB宮本駿晃選手、中盤ではアタッカー、ボランチ、SBまでこなせるマルチプレーヤーの田中陸選手の4選手も昇格した。 ACLプレーオフは本日1月30日、日立柏サッカー場で行われる。ホームを黄色に染めて「柏から世界へ」。われら太陽王の雄姿をスタジアムで応援しよう。