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少年野球 2022年12月号の話題

流山・卒業記念大会

初石・江戸川台連合が優勝

 流山少年野球連盟の第3回京和ガス杯争奪卒業記念大会は11月19日、同市おおたかの森スポーツフィールド少年野球場で決勝があった。6年生最後の公式戦は5対2で初石・江戸川台連合が勝利し優勝、最高殊勲選手には好投した石井塁選手が選出された。

▽決勝

初石・江戸川台2-0-3-0-05
ありんこ・前ケ崎・向小金0-0-0-2-02


 流山市内15チームの6年生約100人が連合で6チームを結成。リーグ戦後Aブロックの初石・江戸川台とBブロックのありんこ・前ケ崎・向小金連合がともに2戦全勝で決勝に臨んだ。
 決勝は一回表、初石・江戸川台連合が先制点を挙げた。その裏、ありんこ・前ケ崎・向小金連合も相手守備の乱れに乗じて2死満塁と猛攻を仕掛けたが残塁。
 三回表に追加点を挙げた初石・江戸川台連合が、ありんこ・前ケ崎・向小金連合の反撃を2点に抑えて有終の美を飾った。
 試合後、初石・江戸川台の竹内英央監督は「連合チームの難しさはありますが、良い面を上手く繋げばより強いチームを作れます。今日の勝利を将来の糧にしてほしい」と選手へエールを送った。豊島剛幸主将は「捕手として良いリードができました。新しい仲間と協力して試合が出来て良かったです。卒業後はシニアで続けたいです」と力強く意気込みを語った。



和田豊旗争奪

松戸スラッガーズ初栄冠

 第7回和田豊旗争奪少年野球大会(朝日新聞販売店松戸支部など後援)は12月11日、我孫子市少年野球場で決勝があった。松戸市のチームの対戦となり、松戸スラッガーズが高塚新田ラークスを7―0で破り、初優勝を果たした。3位は松戸市の野菊野ファイターズだった。

▽決勝

松戸スラッガーズ2-0-0-0-1-47
高田新田ラークス0-0-0-0-0-00


 ⚾…初回に飛び出した松戸の4番、田中颯う琉の2点本塁打でベンチが一気に活気づいた。積極的な打撃で7得点。投げては佐々木唯人から土屋誠につないで高塚新田を完封した。
 渡辺新太主将は「代表チームになって1度も優勝がない。最後の大会は絶対に勝つという気持ちで練習した成果が出た」。田中広う布監督は「準々決勝で常盤平ボーイズ、準決勝で野菊野と松戸市の強い2チームに1点差で勝ち、自信がついたようだ」と語る。
 和田さんは決勝と3位決定戦を見守った。表彰式の総評では「守備と走塁の大切さ」を強調。松戸の田中捕手に最優秀選手賞を贈った。先制2ランに加え、四回に正確な送球で二盗を刺したプレーを評価した。
 プロ野球阪神で好守好打の内野手として活躍し、監督をへて、球団本部付テクニカルアドバイザーなどを歴任した和田さん。来季は2軍監督に就任する。



松戸市卒業記念

大橋みどり 有終のV

 第47回松戸市少年軟式野球連盟卒業記念大会は12月10日、同市の千駄堀スポーツ広場で決勝があり、大橋みどりファイターズが常盤平ボーイズを4―0で破り、6年ぶり2度目の優勝を果たした。3位はセントラルパークスと八柱サンジュニアーズだった。⚾…大橋みどりが3投手の継投で、強打の常盤平を完封した。
 秋季大会の決勝と同じ顔合わせ。無安打無得点に抑えられた難敵との再戦を前に、青木陽磨主将はこう呼びかけた。「相手が強いのはわかっている。のびのびと楽しくプレーしよう」
 秋以降の大会から指揮を執る森一史監督は、このチームが5年生時の指導者だった。「しばらくチームを離れていたので選手と距離、遠慮があった」という。コーチを交えたミーティングのなかで、選手たちが声を上げた。「もっと厳しく言ってくれていいですよ」
 監督との距離を縮めたのは選手たちだった。

▽決勝

大橋みどりファイターズ0-1-1-0-2-04
常盤平ボーイズ0-0-0-0-0-00




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