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少年野球 2021年11月の話題

我孫子市秋季大会

イーグルスが連覇

 第46回我孫子市少年野球秋季大会(朝日新聞社など後援)は11月6日、同市少年野球場で決勝があった。リトルイーグルスが白山クラブを1―0で破り、2年連続8度目の優勝を果たした。この年代のイーグルスは、市内主要大会での優勝から遠のいていた。

▽決勝

白山クラブ0-0-0-0-0-0-00
リトルイーグルス0-0-0-0-0-0-1x1

 ⚾…試合は、イーグルス・田原颯良が5イニングを無失点。白山・大池拓登は6イニングを0で抑え、両エースの活躍が光った息詰まる投手戦に。
 白山は二回裏、1死一、二塁のピンチを投ゴロ併殺打に抑えるなど守備が光る。イーグルスも安定した守備で、互いに無失点のまま、最終回まで進んだ。七回、2番手の倉健心は1死二、三塁のピンチを連続三振で切り抜け、流れがイーグルスに傾いた。イーグルス徳重豊監督が「全打席で出塁した今日のラッキーボーイ」 と話す関桐聖が相手エラーで出塁。続く主将の高橋空がセーフティーバントを成功。ピンチを切り抜けた投手の倉が申告敬遠で無死満塁に。ここで田原が前進守備のセカンドの頭を超えるサヨナラヒットで劇的な優勝を決めた。
 試合後、徳重監督は「思ったより(選手が)緊張していた。(大会を通して)4試合で1失点。守備がよくて、投手もがんばった」と選手をねぎらった。高橋主将は「チームが一つになって、全員で勝ち切れた。監督、コーチ、保護者の方に感謝したい」と涙した。



松戸市秋季大会

常盤平が7度目Ⅴ

 第46回松戸市少年軟式野球連盟秋季大会(J:COM旗、市長旗争奪戦)は10月10日、同市の千駄堀スポーツ広場で決勝があり、常盤平ボーイズが大橋みどりファイターズを2―0で破り、2年ぶり7度目の優勝を果たした。高塚新田ラークスとセントラルパークスが3位だった。

▽決勝

大橋みどりファイターズ0-0-0-0-0-0-00
常盤平ボーイズ1-0-0-1-0-0-X2

 ⚾…プロ野球ヤクルトのジュニアチーム「スワローズジュニア」に選出された常盤平・荒野快翔、大橋みどり・島内陽路両投手が先発で投げ合った。初回の先取点で流れをつかんだ常盤平が、7月の関東学童軟式野球県大会で優勝した大橋みどりに競り勝った。
 常盤平は一回、先頭の光永惺音が12球粘って四球で出塁。二盗とワイルドピッチで三塁に進んだ。1死後、中山泰成の犠牲フライで先制。四回には荒野の二塁打と死球などで無死二、三塁のチャンスをつかみ、渥美寛正のタイムリーで貴重な追加点を挙げた。
 光永はロッテの「マリーンズ・ジュニア」に選ばれた好素材。大橋みどりの西原大助監督は「出してはいけない走者を出した」と初回の失点を悔やんだ。
 荒野は4回2安打無失点。2番手の鈴木悠が3回を1安打に抑える完封リレーで優勝に花を添えた。

県大会で堂々3位
 県少年野球特別大会に出場した常盤平は、準決勝に進出。東金東クラブ(九十九)に2―5で敗れたが、3位と健闘した。

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