少年野球 2021年6月の話題
柏市低学年春季大会

豊上ジュニアーズV4
ロッテ旗へ向け好発進
第23回柏市少年野球低学年春季大会(広島建設セナリオハウス旗争奪)は5月9日、同市の柏ビレッジで決勝があった。豊上ジュニアーズAがフォーセブンジュニアを10―1で破り、4大会連続6度目の優勝を果たした。3位は光ケ丘シャークスBだった。
▽決 勝
フォーセブンジュニア | 0-0-0-1-0 | 1 |
---|---|---|
豊上ジュニアーズA | 5-0-4-1-X | 10 |
⚾…豊上は2安打ながら10得点。投げては3投手の継投で1失点と、投打で圧倒した。初回は、3四球と相手守備の乱れに乗じて5点。三回にも同じような展開で4点を加えた。
ヒットはいずれも主将の丸山凌生君が記録した。三回に大量点の口火を切るショートへの内野安打、四回に1死二塁で右へタイムリー。五回表には3番手投手としてマウンドに立ち、3人を打ち取った。
投打で活躍した丸山君が試合を振り返る。「守備がよかったし、声もよく出てピッチャーを盛り上げていました」。理想は「ミスをしても仲間を責めない。心をひとつにして戦う」チームだという。
加藤秀和監督は「歴代の強いチームと比べたら、まだ力不足。次の塁を狙う走塁など課題は多い」としながらも、「最大目標はロッテ旗。夏までにはおもしろいチームをつくりたい」と成長力に期待する。
フォーセブンは四小地区少年野球クラブと豊四季イーグルスの連合チーム。四回表に平山瑛都君のチーム初ヒットなどで1点をかえし、意地を見せた。