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少年野球 2021年4月の話題

我孫子市春季大会

湖北台 22年ぶりV
七回に一挙6得点

▽決 勝

湖北台スパローズ1-0-0-0-3-0-610
ブラックタイガース0-1-0-2-0-0-03

 第45回我孫子市少年野球春季大会(朝日新聞社など後援)は4月11日、同市少年野球場で決勝があった。昨季の新人戦で準優勝した湖北台スパローズがブラックタイガースを10―3で破り、22年ぶり2度目の優勝を果たした。
 3位決定戦はリトルジャガーズがブラックバードを18―7で下した。
 ⚾…新人戦の決勝で悔しい思いをした湖北台スパローズは試合前、笠井孝俊監督が「ミスをした方が負けるぞ」と選手たちを鼓舞した。
 初回、スパローズは先頭の佐藤司君がレフト前にヒットを放つと送りバントでランナーを進め、今大会MVPに選ばれた3番武井春樹君の三遊間を抜くヒットで先制した。
 ブラックタイガースも反撃を開始。二回裏に同点に追いつき、四回裏に高橋日向君のツーベースで逆転を狙う。ここまでミスのなかったスパローズだが、高橋君の3盗の際に悪送球で1点を献上し、逆転を許した。試合前、笠井監督の予想した展開になってしまった。さらに1点を奪われたスパローズナインは直後の五回表に奮起。相手のミスを誘い好走塁で1安打ながら3得点し勝ち越しに成功した。
 その後は守備ミスも無く試合の流れを掴んだスパローズが七回に大量6得点し、勝利した。
 試合後、笠井監督は「五回に4点目が取れたのが大きかった」と勝因を分析。2安打2打点、投げては五回からの3イニングを失点0で抑えた主将のスパローズ武井君は「新人戦では2位だったので借りが返せてよかった」と優勝を喜んだ。笠井監督は「日頃から練習を頑張ってくれた。その成果を発揮してくれた選手たちに感謝します」と目を細めた。



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