朝日スポーツキッズ

豊上ジュニアーズV3
A･Bチームが決勝で対決

▽決 勝

豊上ジュニアーズB	0-0-0-0-1-0-1	2
豊上ジュニアーズA	5-0-1-1-0-0-X	7

第40回カリフ・マルエス旗争奪少年野球大会(朝日スポーツキッズ後援)は2月21日、野田市の江戸川河川敷運動広場で決勝があった。豊上ジュニアーズ(柏)のAチームとBチームの対戦となり、Aが7―2で勝った。豊上の優勝は3年連続3度目。3位決定戦は東深井ボーイズ(流山)がカージナルス(同)にサヨナラ勝ちした。

　⚾…昨秋に結成された5年生を中心とした新チームの戦力を占う大会。5年生18人が在籍する豊上は2チームを出場させた。その2チームが決勝に進出。Aチームが投打でまさり、65チームの頂点に立った。
　豊上Aは、先発の福井勇翔君が4回をパーフェクトに抑えた。エースの力投にこたえて打線も奮起。初回に上野慶一郎君の2点適時二塁打などで一挙5点。三回には鎌田禮寅君のタイムリー、四回にも村上漣君のスクイズで加点し、序盤で大きくリードした。
　全日本学童全国大会が最大目標となる。豊上を率いて2度、全国大会に出場している高野範哉監督は、新チームの現況をこう分析する。「ナイター設備ができたので練習量は豊富。全国で勝つ自信はまだありませんが、全国へ行く自信はあります」

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春の甲子園 初出場の専大松戸
3/24 強豪・中京大中京と初戦

　「春の甲子園」の第93回選抜高校野球大会(日本高校野球連盟・毎日新聞社主催、朝日新聞社後援)に初出場の専修大学松戸は大会6日目の3月24日、第1試合で中京大中京(愛知)と対戦する。
　専大松戸は学校創立と同じ1959(昭和34)年創部。甲子園は2015(平成27)年の第97回全国高校野球選手権(夏の甲子園)に次ぐ2度目の出場となる。
　対戦する中京大中京は32回目の出場で、春4回、夏7回優勝の強豪校だ。秋の東海大会を連覇し、球速151㌔という右腕のエース・畔柳亨丞選手を擁し、優勝圏内の一校とされる。
　専大松戸高校体育館で2月18日、選手・マネジャー計34人の野球部員を含め、生徒会役員、教職員ら70人が集まった選抜旗授与・壮行会があった。
　主催者の毎日新聞社から選抜旗が同野球部に贈られ、来賓の渡邉範夫・県高野連会長が「コロナ禍の中、皆さんの力で喜び、希望、笑顔を届けてください」と激励した。
　生徒会の中澤凱晟会長(2年)は「毎朝、グラウンドで素振りをする皆さんを見ています。目標に向かって努力する姿は格好いい。甲子園で校歌を歌えることを心から応援します」とエールを送り、石井詠己主将(2年)に花束を手渡した。
　石井主将は「最大限の準備をして甲子園に臨みたい。応援して下さる皆さんに感謝の気持ちを忘れずに頑張ります」と話した。
　チアリーディング部の1、2年生14人が踊ったり、跳んだりの日頃鍛えた元気いっぱいのパフォーマンスを繰り広げ、野球部の健闘を祈った。

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鎌スタに期待のルーキー参上

　鎌ケ谷市の北海道日本ハムファイターズ2軍スタジアム「鎌スタ」にも球春到来だ。
　毎年多くのファンが詰めかける新人歓迎イベント「ルーキー鎌スタ☆お披露目会」は、新型コロナウイルスの影響を受け今年は中止に。過去のイベントでは、中田翔選手や大谷翔平選手(エンゼルス)らも、顔見せとしてファンとの交流を楽しんだ。
　当日を楽しみにしていたファンに向けては、代替え企画を用意。ドラフト1位の伊藤大海投手ら新人選手たちによる座談会や書初め、新鎌ケ谷駅構内に展示される手形採取、決意表明などをオリジナル動画として収録。有料動画配信サイト「FFTV(ファイターズファー ムTV)」(月額550円)で公開されている。
　今年のルーキーたちは明るいキャラが多い。中でも、メンバーたちから勝手にリーダー扱いされている花巻東高校出身の松本遼大投手(育成1位)は、早くも先輩・大谷選手譲りの「いじられ役」を務めた。
　陸上短距離100㍍で中学時代に、あのサニブラウン選手に勝利した経歴を持つ中央大出身の五十幡亮汰外野手(ドラフト2位)。上武大出身で、強肩強打を誇る古川裕大捕手(3位)。社会人では、パワフルな打撃でJFE東日本の初優勝に貢献した今川優馬外野手(6位)など、期待のルーキーたちの活躍に注目だ。
　本日3月20日、イースタンリーグが始まる。感染防止対策万全の鎌スタで未来のスーパースター選手を応援しよう。

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