朝日スポーツキッズ

　第45回我孫子市少年野球秋季大会(朝日新聞社など後援)は9月20日、同市少年野球場で決勝があり、リトルイーグルスが湖北フレンズを6―2で破り、3年ぶり7度目の優勝を果たした。この学年のイーグルスはロッテ旗、新人大会と合わせて三冠を達成した。3位決定戦は布佐スパイダースがブラックタイガースを8―4で下した。

▶決勝

リトルイーグルス	1-0-2-2-1-0-0	6
湖北フレンズ	0-0-0-0-2-0-0	2

　⚾…昨年行われた第21回関東学童軟式野球秋季千葉県大会で準優勝のイーグルス。先発の是永隼之介君が4回を無失点、攻撃でも走力を見せ先制のホームを踏むなど活躍を見せた。今年からイーグルスを率いる徳重豊監督は「自主練を行い、モチベーションを下げないよう工夫していた」と選手を送り出した。
　初回、イーグルスは先頭の是永君がショートへの内野安打。続く安蒜治真君の大きな右飛でタッチアップし、一死3塁。霜出樹実君の打席で捕手の牽制球が是永君の背中に当たり外野にボールが転がるとすかさずホームに生還し、先制。三回にも安蒜君の適時打で2点、四回に荒木響心君の二塁打などヒットを重ね、五回にも追加点を奪い、6点をリードした。守っても、4イニングを是永君が無失点、2番手の霜出君が3イニングを2失点で抑え、勝利した。
　試合後、主将の是永君は「攻撃でも守備でも攻める意識を持って臨み、満足のゲームができました」と話した。

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　第39回野田市少年野球秋季大会は9月22日、江戸川河川敷球場で決勝があった。清水タイガースAが8―4で七光台ヤンキースを破り、2年ぶりに秋季大会王者に返り咲いた。3位は南部ルーキーズと西新田子ども会だった。

▶決勝 　　　

　 　 　　

七光台ヤンキース	0-0-2-0-2	4
清水タイガース	2-0-6-0-X	8

　⚾…決勝はコロナ禍前に行われた新人戦の決勝と同カード。リベンジに燃える七光台は一回、無死満塁の絶好のチャンスをつくるも清水の落ち着いたプレーに先制点奪取ならず。その裏清水の攻撃、無死三塁からのスクイズできっちり1点を先取するとさらに相手のエラーを突き、追加点を挙げ、2点をリードした。七光台も反撃を開始。三回表に清水の守備の乱れを突き、2点を返し同点に追いついた。三回裏、清水は1死から四球で出塁。足を使った攻撃を皮切りに、打線が繋がり1番打者から9番打者まで打順がまわる全員攻撃を展開、大量6点をあげ、逆転に成功した。七光台は五回表、意地を見せ2点を返すも、時間制限でコールドゲームになり、清水が勝利した。
　試合後、清水タイガースAの選手達に「みんなが選ぶ今日のMVPは」と質問。4イニングを力投し要所を抑えたピッチングで優勝に貢献した先発エースの新井陽登君の名前を挙げた。一回表、無死満塁のピンチを0点に抑えたことがチームの流れを大きく変えた。
　久島弘也監督は「チームとして1点を取りに行く野球ができて、ダメなところはカバーし合って勝てた」。主将の吉田侑人君は「最後の大会だから絶対勝とうと試合前にみんなに言いました」と話した。

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　第93回鎌ケ谷少年野球秋季大会は9月21日、東野少年野球場で決勝があり、中部ユニオンズAが北初富セブンスターズAを4―0で完封し、優勝を飾った。3位決定戦は西部ジュニアがすみれ少年野球部に9―0で勝利した。

▶決勝 　　

　 　 　　

中部ユニオンズA	0-0-3-0-0-0-1	4
北初富セブンスターズA	0-0-0-0-0-0-0-	0

　⚾…0―0で迎えた三回表、ユニオンズの上位打線は持ち前の機動力を発揮し3得点した。1番山邊颯君が二塁打で出塁し、三盗に成功。ここで北初富のパスボールミスを逃さずホームを突き、先制。四球で出塁した2番竹田克希君が二盗すると、3番稲岡鷲君が適時二塁打で追加点を奪った。続く4番吉岡伸太朗君の打球はショートゴロになるも、果敢にホームを狙うクロスプレーで走者が生還した。最終回にも4番吉岡君が試合を決めるランニングホームを打ち、4―0で勝利した。投げては先発山邊君を軸に3選手が継投し、危なげなく0封じに成功した。
　今年度最初で最後の市内大会に保護者も子どもたちのプレーを複雑な気持ちで見守った。吉岡美帆さんは「好きな野球もできないし、みんなに会えない期間はよく自主練で頑張った。チーム一丸となって応援しました」と話す。
　ユニオンズの中野直樹監督は「まずは、おめでとうと言ってあげたい。いっぱい走った苦しい練習の思い出を将来に繋げてほしい」と、子どもたちに言葉を贈った。主将の吉岡伸太朗君は「みんなの思いで優勝できた。最後の試合だから勝ちたかった」と喜びいっぱいに話した。

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