少年野球 2018年4月の話題
我孫子市少年野球春季大会
リトルイーグルス優勝
▽決 勝
リトルイーグルス
3200000 5
0110000 2
ブラックバード
第43回春季大会我孫子市スポーツ少年団交流野球大会の決勝が4月8日、少年野球場で行われ、リトルイーグルスが5―2でブラックバードを破り、春季大会を制した。決勝を戦った両チームは5月13日開幕の第40回千葉県スポーツ少年団軟式野球交流大会と8月から行われる第48回千葉県少年野球大会に出場する。
3位決定戦は、サンスパッツが3―2で白山クラブに勝利した。
決勝は、イーグルスがブラックバードの立ち上がりを攻め込んだ。試合序盤、制球に苦しんだブラックバード先発の中山凱君は2つの四球を出し、1死一、二塁とピンチを迎えた。イーグルスは、4番の須田康祐君が打席に立つとベンチの期待に応えライトオーバーの二塁打を放ち、先制した。準決勝では堅守を見せたブラックバードだったが、決勝の緊張感からかバッテリーエラーでさらに、1点を献上。ここで畳み掛けたいイーグルスは、6番の五味大尚君がレフトの頭上を越える2ベースを放ち、追加点を挙げた。イーグルスは二回表、ダブルスチールを決め、ブラックバードを機動力で揺さぶった。2ストライクまで追いこまれた2番の関桜健君の打席で意表を突くスクイズを決めた。これで二塁走者も生還し、ブラックバードを突き放した。意地を見せたいブラックバードは二回裏、4番の竹内俊輔君が一塁線にヒットを打つと二盗、犠打で1死三塁とチャンスを広げたところ、イーグルスのバッテリーエラーで1点を返した。三回にも1点を返したブラックバードだったが、反撃もここまで。一、二回の5得点を守りきったイーグルスが勝利した。
試合後、イーグルス齊藤秀監督は「立ち上がりで得点できたのが良かった。粘り勝ちです」と勝因を語ると主将の須田君は「球速があったが、うまく打てた」と話し「あまい球を投げると打たれていたので、コースを突いて投げました」とエースとしても大健闘した。
この大会の最優秀選手には須田康祐君(リトルイーグルス)、打撃賞に五味大尚君(同)、敢闘賞に竹内俊輔君(ブラックバード)が選ばれた。
白井市春季交流野球大会
白井ライナーズ 全勝優勝でリーグ連覇
平成30年度白井市春季交流野球大会のリーグ最終戦が4月7日、冨士南園広場グラウンドであり、白井ライナーズが5戦全勝で圧勝し連覇を果たした。大会は市内6チームが参加し3月31日、4月1、7日の3日間に渡りリーグ戦で熱戦が繰り広げられた。
優勝した白井ライナーズは5戦全勝で、さらに全試合コールド勝ちという他を寄せ付けない強さを見せつけた。
チームの要は「最少失点で抑えることが目標」という6年生のWエース橋本周君と数井秀雅君。5試合のうち3試合を無失点で抑える見事なピッチングでしっかりとチームを支えた。打撃では、最優秀選手賞に輝き「めっちゃうれしかった」と話す阪口仁君を始めとする高い打撃力と、足を使った機動力で大量得点を生み出した。試合では「この大会、みんなで楽しくやろう」と声をかけたという主将の小浦隼之介君を中心としたチームワークの良さが光った。
ライナーズは3月に行われた第1回印旛郡市大会(全日本学童軟式野球予選)で初優勝を果たし、目標としていた県大会出場を既に決めている。
今年に入ってからのライナーズは今大会を加え公式戦10戦10勝と連勝記録を伸ばし快進撃が続く。山崎登監督は「6年生5人が5年生をうまくサポートしチーム一丸となって戦っている」と選手たちをたたえ、「全日本学童軟式野球県大会ではベスト4を目指したい」と意気込みを語った。県大会での白井ライナーズの活躍に期待が高まる。
準優勝は、4勝1敗のDSツインズ、3位は、3勝2敗で白井ホワイトビジョン、4位は2勝3敗で七次台ジャガーズだった。
最優秀選手賞は、白井ライナーズの阪口仁君。
