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我孫子　リトルイーグルス5年ぶり
三回に大量6点 突き放す

　　第47回我孫子市少年野球春季大会(朝日新聞社など後援)は4月9日、同市少年野球場で決勝があった。リトルイーグルスが新木野コンドルを10―4で破り、5年ぶり4度目の優勝を果たした。3位決定戦はブラックバードが白山クラブを6―0で下した。
　⚾…両チームは昨年の新人戦決勝で対戦。5―6で敗れたイーグルスが投打で圧倒し、雪辱を果たした。
　一回、四球と相手の守備のミスから2点を先制したイーグルスは二回に1点、三回には3番キャプテンの蒔田晄大のツーベースを皮切りに一挙6点を挙げ、勝敗を決めた。投げては、星野陽士が4イニング3失点で粘りの投球を見せ、岡本慎太朗が1イニングを無失点で抑えた。
　けが人が多く、決勝のこの日にようやくベストメンバーで戦うことができたというリトルイーグルス本田智也監督は「攻める気持ちを忘れずに戦ってくれた子どもたちを褒めたい」とたたえた。チームをまとめ大会MVPに選出された蒔田は「みんなが声を出し、一体感が出たのが結果につながった」と喜びを話し「この優勝はうれしいが、目指すところは県大会での優勝です」と次に目を向けた。
　上位3チームは、第45回千葉県スポーツ少年団軟式野球交流大会(5月14日～成田市ほかで)の出場権を獲得し、3チーム共に初戦を突破。イーグルスは神崎エンジェルスに、新木野は十日市場タイガースに、ブラックバードは富里Rエンゼルス湯楽城に勝利し、64チームの頂点を目指す。

▽決勝