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少年野球 2023年12月の話題

第8回和田豊旗争奪

大橋みどり 会心V

 第8回和田豊旗争奪少年野球大会(朝日新聞販売店松戸支部など後援)は12月10日、我孫子市少年野球場で決勝があった。ともに松戸市の大橋みどりファイターズが小金原ビクトリーを8―1(四回コールド)で破り、6大会ぶり2度目の優勝を果たした。3位決定戦は、常盤平ボーイズ(松戸)が新木野コンドル(我孫子)に7―5でサヨナラ勝ちした。
 ⚾…1本の本塁打が、試合の流れを変えた。1点を追う大橋みどりは三回、古庄悠真の同点本塁打が号砲となり、一挙6得点。四回に古庄が2打席連続本塁打を放つと、続く三小田聖にも一発が飛び出して7点差となり、コールド勝ちが決まった。
 古庄は先発して3回1失点。投打にわたる活躍で最優秀選手に選ばれた。
 大会名誉会長の和田さんは(阪神二軍監督)は、表彰式の総評で「うれしいことが二つあった」と切り出した。一つは阪神の18年ぶりのリーグ優勝と、38年ぶりの日本一。もう一つはこの大会からプロ野球選手が誕生したことだという。今秋のドラフト会議でロッテに4位指名された早坂響投手(幕張総合高)は、小学生のときに高塚新田ラークス(松戸)の一員として大会に出場した。
 大会には和田さんが野球人生の礎を築いた松戸、我孫子両市の計26チームが参加。表彰式のあと、和田さんと阪神OBによる野球教室が開かれた。

▽決勝

小金原ビクトリー0-1-0-01
大橋みどりファイターズ0-0-6-2X8

松戸市卒業記念大会

常盤平ボーイズ 有終の美
3年ぶり11回目の優勝

 第48回松戸市少年野球連盟卒業記念大会は12月2日、同市の紙敷球場で決勝があった。常盤平ボーイズがセントラルパークスを8―1で下し、3年ぶり11回目の優勝を果たし、今期の市内大会(春、秋、卒業記念大会)全制覇を達成した。
 3位は松戸KSカージナルスと、大橋みどりファイターズだった。
⚾…常盤平は県大会でも準優勝1回、三位が2回と歴代最強と評価も高い。今大会の決勝は、6年生9人のうち主力3人が千葉ロッテマリーンズジュニアのメンバーとしての試合が重なり欠場、残りの6年生6人と5年生でのメンバー構成で挑んだ。
 「今日はしっかり打ち勝とう」との田口良伸監督の呼びかけでスタート。11月に行われた大会で最終回まで4―1でリードされ、そこから何とか逆転したものの常盤平を最後まで苦しめたセントラルパークスとの対戦だ。
 二回、常盤平の打線が繋がり試合が動いた。1死二、三塁のチャンスに9番荒野湊大のライトフライを相手がエラーし、先制。続く1番真山壮太の適時二塁打と2番藤井勇太の適時三塁打で3点を加え、4―0と一挙にリードした。常盤平は攻撃の手を緩めず三回、四回にも得点を重ねた。投げては先発牛方陽人、継投松山隼太郎が1失点に抑えた。終始、投打のかみ合った試合展開でセントラルパークスを8―1で下し、6年生メンバーは有終の美を飾った。
 常盤平ボーイズの田口監督は「気を引きしめながらも6年生最後の試合でのびのびやってくれた。中学に向けて心も体もさらに成長してほしい」と6年生の頑張りをたたえ、目を細めた。滝村翔主将は「いつもどおり声を出して元気にやろうとみんなに声をかけた。中学にいっても硬式野球でがんばります」と満面の笑みで意気込みを語った。

▽決勝

常盤平ボーイズ0-4-2-28
セントラルパークス0-0-1-01



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