朝日スポーツキッズ

お問い合わせ
Tel.04-7143-4021
トップページ > 少年野球ニュース

少年野球ニュースBaseball News

少年野球 2023年7月の話題

野田市・雪印メグミルク杯

梅郷・中根合同チーム優勝

  第14回雪印メグミルク杯低学年大会(第29回千葉県 少年野球低学年(ロッテ旗)大会野田市予選)は6月18日、関宿球場で決勝があった。梅郷パワーズ・中根ヤンキース合同チーム(以降、梅郷・中根)が野田ドンキーズ・柳沢ロッキーズ合同チーム(以降、野田・柳沢)を5―4で破り、優勝した。3位決定戦は野田ジャガーズが清水タイガースを8―7で下した。
 ⚾…試合は、シーソーゲーム。4―3で梅郷・中根がリードして最終回を迎えた。得点が無ければ試合終了となる野田・柳沢の攻撃。このピンチに、松村飛燕がセンターへホームランを放ち見事、同点に追いついた。
 その裏、梅郷・中根は斉藤春がヒットで出塁すると盗塁にも成功した。二塁走者をおいて、4番の阿部川喬介が打席に入り、一塁へ強烈な打球を放った。ボールが点々とする間に斉藤が好走塁を見せ、生還しサヨナラ勝ちで栄冠を手にした。
 試合後、梅郷・中根の山下拡監督は「元気よく日頃の練習通り動いてくれた」と選手をたたえた。阿部川主将は「決勝打は狙い通りに打てた。捕手としても複数の投手にうまく対応できた」と試合を振り返った。

▽決勝

野田ドンキーズ・柳沢ロッキーズ0-1-0-2-14
梅郷パワーズ・中根ヤンキース1-0-0-3-1X5

チーム紹介

千葉県初
秀明大学に女子硬式野球部誕生

 秀明大学(八千代市)に今春、千葉県初の女子硬式野球部が誕生した。
 チームを率いるのは、同大附属秀明八千代高校で2016年の創部からチームを作り上げた堀江大典監督。コーチには同高卒業生で日本女子プロ野球チームにも所属していた三上実穂さんをはじめ、専門のトレーナーもチームをサポートしている。創部メンバーは2年生の岩本侑里英主将を筆頭に、1年生が12人の合計13人が所属し、週2回のフィジカルトレーニングと週4日のグラウンド練習、土日の遠征など、きめ細かなメニューが用意されている。
 創部したばかりのチームは、5月に行われた関東女子硬式野球連盟主催のリポビタン杯争奪プレミアヴィーナスリーグ第5戦で平成国際大学と対戦し、4―1と初勝利を手にした。
 「全力疾走」をモットーに掲げる堀江監督は「野球が大好きな子が集まっています。選手間でもよく話し合い、まとまりがあります」と紹介。さらに「プレー間の攻守交替を迅速にするなど、当たり前のことを当たり前にできる選手が多いので安心です」と目を細め、「私の役目は、より良い練習環境づくりです」と話す。
 チームをまとめる主将の岩本さんは、同大の教育学部で中学校の国語の教師を目指し文武両道に励んでいる。野球は小学2年から始め、中学で硬式野球へ。コロナ禍での4年間は試合ができない苦しい日々を経験。現在は野球のできる有難さを感じながら、白球を追いかける日々。野手の庄司美月さんは、看護学部で看護師の資格取得を目指す1年生。「仲間と目標に向かって切磋琢磨し、絆が生まれるのが野球の楽しさの一つです」とにっこり。
 チームの目標は数年のうちに「全日本大学女子硬式野球選手権大会」を制覇し、日本一になること。このチームから目が離せない。

  • WEB写真館はこちら
  • 「スマイル野球」柏女子選抜

    全国大会出場 市長に報告

     第10回千葉県少年野球女子大会で4年ぶり2度目の優勝を果たしたKGS(柏女子選抜)の選手19人と監督らが7月5日、柏市役所を訪れ、太田和美市長に報告した。同チームは県代表として、7月25日から石川県で開催される全日本女子学童軟式野球大会「NPBガールズトーナメント2023」に出場する。
     KGSは、柏市少年野球連盟の加盟チームから選抜された女子選手で編成される。5月にあった県大会では、主将の中川楓佳(沼南フラワーズ・6年)、杉浦茜音(豊上ジュニアーズ・同)両選手が投打の軸となって4試合を勝ち抜き、11チームの頂点に立った。
     市長は「みなさんの活躍を誇りに思います」とたたえ、「じつは私も小学生時代、柏市の少年野球チームに入っていたんです」と明かした。当時、女子選手はめずらしく、所属チームの3人だけだったという。
     「スマイル野球」をかかげ、2度目の全国大会に挑む小田部英彦監督は「試合になると集中する不思議なチームです。前回(2回戦敗退)以上の成績をめざしたい」と力をこめた。

  • WEB写真館はこちら
  • 今月の朝日スポーツキッズ

    WEB写真館

    SITE MENU

    Copyright(C) Asahi-Resuka All Rights Reserved.