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    少年少女スポーツ 2022年6月の話題

    わんぱく相撲 柏場所

    3年ぶり「はっけよい」

    東葛

    第34回わんぱく相撲柏場所(柏青年会議所主催)が5月22日、柏市中央体育館で開かれ、約150人が熱戦を繰り広げた。新型コロナの影響で中止が続き、開催は3年ぶり。この大会は柏市の市民相撲大会を兼ねていて、市内在住の年少以上の幼児と小学生が参加できる。4~6年生の部の男女上位4人が「わんぱく相撲」に進み、全国大会につながる千葉ブロック大会の出場権獲得をめざした。
     大相撲夏場所で、千秋楽まで優勝を争った柏市出身の隆の勝関が所属した「柏相撲少年団」の子どもたちが各年代で活躍した。
     5年生男子の部を制した大貫夏陽さんは、ことし4月に開催された第12回白鵬杯に同少年団の一員として出場。団体準優勝に貢献し、個人戦でも4年生の部で3位になった。保育園の相撲大会で優勝したのがきっかけで「やってみたい」と、年長で入団。小学1年で少年相撲柏大会で優勝するなど、すぐに頭角を現した。155㌢、81㌔。「頭から当たって、前に出る相撲を取りたい」と思っている。
     同少年団ではほかに、4年生男子で三塚大誠さん、6年生男子で宇田川康太さん、同女子で吉田璃胡さんが優勝した。

    「二世対決」実現

     年少・年中の部は、元大関琴奨菊(本名・菊次一弘)の秀ノ山親方の長男弘人ちゃん(5)が優勝した。3歳で入団し、稽古に励んでいる。準々決勝では、相撲少年団の監督を務める永井明慶さんの長男師園ちゃん(5)と対戦し、すくい投げで勝った。
     じつは親同士も高校時代の2000年に、富山国体の少年の部団体決勝で戦っている。秀ノ山親方は高知県・明徳義塾高、永井さんは埼玉栄高の相撲部員だった。このときは永井さんの埼玉県チームが勝って全国一になった。
     22年の時をへて実現した「二世対決」を制した弘人ちゃんに、好きなお相撲さんをたずねたら「パパだよ」。敗れた師園ちゃんは「こんどは負けない」。負けず嫌いは父親譲りだ。

    わんぱく相撲 野田場所

    野田場所も3年ぶり

    東葛

    第45回わんぱく相撲野田場所(野田青年会議所主催)が5月7日、野田市総合公園体育館で開かれた。こちらも3年ぶりの開催。市内外から小学生75人が参加し、学年別に横綱(優勝)をめざした。
     5年生男子の部では、二見涼央さん(野田市立七光台小)が2大会連続優勝を果たした。3年前に2年生で横綱になったときはレスリングを習っていたが、その後、野球に転向。2年間在籍したあと、4年生からは柔道教室に通っているという。
     相撲は父親の篤樹さんから手ほどきを受けた。「もろ差しから一気に寄り切る相撲を心がけました」といい、決勝も理想的な取り口で快勝した。
     妹の紗江さん(同小)も3年女子の部に出場し、3人中3位の成績だった。「お父さんが『出ろ』って言うから。緊張したけど、ちょっとだけ楽しかった」。関脇の賞状と賞品を手に笑顔で話した。

    バスケット 野田市近隣スポ少招待交流大会

    男子 ウイングスが連覇 女子はファイブエース

    東葛

    第33回野田市近隣スポーツ少年団ミニバスケットボール招待交流大会(野田市スポーツ少年団主催)は6月4日、同市総合公園体育館で男子、関宿総合公園体育館で女子の決勝トーナメントがあった。男子はウイングス(柏)が2年連続2度目、女子はファイブエース(鎌ケ谷)が11年ぶり2度目の優勝を果たした。
     女子はファイブエースが格上の東深井レインボーズ(流山)を42―33で破り、優勝した。
     東深井は昨年、県大会にあたる第1回TOMIURAさざ波大会県予選会と県スポ少交流大会を制し、二冠に輝いた。今年度のチームも、県内チームとの練習試合は負け知らず。60連勝の快記録を継続中だった。
     ファイブエースはことし3月に東深井と練習試合を行い、大敗している。高橋幸男監督は選手たちに「挑戦者として思い切りやってこい」と呼びかけ、決勝のコートに送り出した。
     「楽しく、思い切りやろう」。キャプテンの元村心優(6年)も同じ気持ちだった。「シュートはあまり入らなかったけど、ディフェンスでがんばれたかなと思います」。最優秀選手に選ばれ、「みんなががんばってくれたおかげです」と笑顔を見せた。
     2011年以来、2度目の栄冠。初優勝したチームの主将が、高橋監督の次女琳香さんだった。
     大会には柏、野田、鎌ケ谷3支部代表の男女各8チームが参加。成績上位チームは東葛代表として、第2回TOMIURAさざ波大会県予選会(6月26日、7月2、3日)に出場する。

    ラグビー・リーグワン

    東葛1部残留 ファンに報告

    東葛

    ラグビー・リーグワンのグリーンロケッツ東葛(旧NEC)が5月29日、ファンクラブ会員限定の「シーズン報告会~THANKSDAY~」を開いた。
     1部最下位に終わった東葛は、三重(2部2位)との入れ替え戦に臨んだ。第1戦は33―10で快勝。第2戦は22―24で敗れたが、2試合合計で55―34と引き離し、勝ち点でも6―4と上回って1部残留を決めた。
     我孫子市のNECで開催されたイベントには、抽選で選ばれた約200人が参加。トークショーやグッズ抽選会などで、選手たちとの交流を楽しんだ。
     梶原健代表やロバート・テイラー監督が、今季を総括。「多くの課題が残るシーズンとなったが、チームは着実に成長している」として、来季も1部で戦える喜びをにじませた。
     今季限りで退団する17選手のうち15人が登壇。来場者が寄せ書きしたチームフラッグが贈られた。
     東葛はファンクラブ会員を「クルー」と呼んでいる。キッズクルーも大勢参加した。地元の小学6年、小池佐季さんは母親の洋美さんと来場。ラグビー好きの父強志さんに誘われ、3年生から競技場で観戦するようになった。いまでは「こわいぐらい迫力がある」ラグビーのとりこだ。

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