• 朝日スポーツキッズ スポーツ2018年9月の話題

    朝日スポーツキッズ

    お問い合わせ
    Tel.04-7143-4021
    トップページ > 他競技

    少年少女スポーツニュースOther sports News

    少年少女スポーツ 2018年9月の話題

    地区・県大会の結果
    2018中学校総体 栄光の軌跡

    陸 上 松戸六中
    男子400㍍リレー 県大会優勝・関東大会3位

    陸 上 松戸六中

     県総体を43秒90のチームベストで制し、関東大会に挑んだ。馬塲一彰君から黒田太陽君、吉川浩志君、恩田翼早君とバトンをつなぎ、43秒90で3着に入った。優勝した2校(同記録)とは100分の1秒差だった。
     悔いのない最高のレースをしたと思っている。台風による雨と風の悪条件で多くの学校が記録を落とす中、チーム最高タイをマークした。関東大会優勝の深谷幡羅(埼玉)が全国大会で2着に入った。記録は42秒90だった。
     リレーメンバー6人は全員3年生。控えに回った大塔悠平君と上田拓夢君を含め、チーム一丸となって戦ってきた。メンバーも口をそろえて「絆の強さ」を強調する。
     顧問の高嶋美佳先生は前任校の松戸一で7年間、陸上部を指導した。この間女子リレーチームを2度、全国大会に導いた。2011年は準優勝、翌12年は3着だった。
     松戸六に異動になった年に、いまの3年生が入学してきた。1年生だった馬塲君が冗談めかして高嶋先生に宣言した。「ぼくたちが3年生になったら、先生を全国大会に連れて行ってあげる」
     全国大会の出場権がかかった県通信陸上は2着。あと一歩届かなかった。「でも」と高嶋先生は言う。「私の夢をかなえ、後輩に夢をつないでくれた奇跡の生徒たちです。誇りに思います」

    陸 上 我孫子中
    女子共通4×100㍍リレー初優勝

    陸 上 我孫子中

     「4本の矢」で栄冠――第72回千葉県中学校総合体育大会陸上の女子共通4×100mリレーで、我孫子市立我孫子中学校が初優勝した。個人種目よりリレーを優先させるなどで、優勝記録はチームベストの49秒33だった。
     第1走者工藤夢(3年)、第2走者藤澤愛理(同)、第3走者橋本季咲(2年)、第4走者菅原萌(2年)の4選手。
     チームを結成して臨んだ昨秋の新人戦で6位入賞した。総体の前の関東、全国大会に通じる6月の千葉県中学校通信陸上では50秒33。僅差で決勝進出を逃し、悔しい思いをした。
     顧問の佐藤夏先生は「原因は向かい風ではなく、皆の思い、気持ちが一つになっていなかったのでは」と分析し、選手を指導した。
     主将を務める藤澤選手は総体の100m個人種目では7位だった。「気持ちを切り替えてリレーに集中した。前を見て最後まで粘り強く走った」
     工藤選手は「スタートがうまくいって、自分のしたい走りができた」。いつも元気でムードメーカーの橋本選手は「バトンを持ったら力がみなぎった。ベストの走りだった」と振り返った。アンカーの菅原選手は、左足もも裏に痛みを感じ、100mの個人種目を辞退し、リレーにかけた。競り合いの中でバトンを受けたが、一気に抜け出した。「いい感じに走れた。足の痛み? どこかに吹き飛んだ感じだった」
     3年生が引退後、菅原選手が部長、橋本選手が副部長を務め、リレーで全国を目指す。佐藤先生は「好きな陸上をずっと続けてほしい」と願っている。

    バスケットボール 松戸一中
    男子の部で県大会初優勝

    バスケットボール 松戸一中

     部員数27人、主力の2人を除くと、バスケットボールを中学で始めたばかりのメンバーで、県大会初制覇を達成した。
     シード校として順調に勝ち進み、準決勝の葛飾(船橋)との対戦は76︱69の僅差で勝利するも、キャプテンで3年生の山﨑一渉くんは、「お互いに手の内を知っているだけに大差に持ち込めなくて悔しかった」と反省しきり。決勝では成田西を83︱64で破った。対戦した成田西の粘りには苦戦したという。「どんな状況にあっても決して負けない粘り強い気持ちを部員と共有して、全員一丸となって戦い抜いた」と試合を振り返った。チームを牽引する身長195㌢の山﨑君は、ナショナル育成キャンプU︱14のメンバーにも選ばれている逸材だ。
     顧問の岩瀬光義先生は、「厳しい言葉をかけることもあったが、全員の精神面がしっかりしてきて、どんな状況にも対応できるようになって頼もしい」と選手の成長に目を細めた。
     関東大会は神奈川の大谷中との初戦、73︱74の1点差で惜しくも敗退。「県大会とはステージが違って、チームのリズムが取りきれなかった」と悔しそうに振り返る山﨑キャプテン。岩瀬顧問は「みんな持てる力で頑張ってくれた。自分達が立てた目標に向かってチーム全体で努力をした」と部員の頑張りをたたえた。

    バドミントン 西武台千葉中
    2年ぶり男女アベック優勝

    バドミントン 西武台千葉中

     バドミントン男子団体の部は6年連続で優勝、女子も2年ぶりに優勝。アベックで県内制覇を達成した。
     戸邉尚彰監督は「男子は難しいと思っていたが、1年生含め全員が活躍した大会となった結果です」と話し、「女子はシングルス(岡本さん)で一つ取り、3年のダブルス(木下、飛川ペア)で勝利する必勝パターンで優勝の可能性は高いと信じていました」と強さを誇った。
     キャプテンの中川創太君は、「最後の大会で同級生もいなく不安な気持ちはあったが、後輩たちと優勝できたことはうれしかった」「自分が満足する結果が出せなかったので、高校の大会は、この悔しさをバネに結果を出せるよう努力したい」と来春への意気込みを語った。
     女子チームをまとめた木下さんは「他校からもライバルが増えるので、負けないように努力してインターハイ優勝を目指します」と高校での目標を力強く語った。新キャプテンとなった岡本さんは「個人、団体でも全国大会優勝を目指します」と力強く目標を掲げた。
     個人戦の結果=女子シングルスは2年生の岡本萌奈未さんが頂点に立ち、関東大会で準優勝した。女子ダブルスでは、キャプテンの木下紗良、飛川遥ペアが準優勝。関東大会は初戦敗退。男子シングルスは、キャプテンの中川創太君が3位入賞。

    相 撲 柏二中

    相 撲 柏二中

     団体戦見事、4連覇達成。個人戦でも大将の藤田一翔君(3年)が優勝。県内敵なしの強さを誇る。関東大会は準優勝、全国大会ではベスト16の好成績を挙げた。
     部員はわずか6人。藤田君を筆頭に、2年生1人、1年生4人が切磋琢磨、練習に励んでいる。「明るい雰囲気で、部員同士の仲が良くお互いにアドバイスし合える関係」と顧問の細谷耕生先生が教えてくれた。そのチームワークの良さはとくに関東大会の団体戦で発揮された。決勝進出をかけた試合は、いつもの練習相手だった牛久一中との対戦。よく知った相手に油断したのか、藤田君がまさかの敗戦。そこを1年生の坂本正真君と、佐藤秀梧君が大将を補う頑張りで勝利した。「勝てる相手だっただけに焦りました。本当に後輩たちに救われた」と藤田君は試合を振り返る。
     次期大将である2年生の厚見真翔君は、「先輩の背中を追いたい。みんなと協力し合い、来年も優勝を目指します」と意欲満々だ。

    ページトップへ戻る

    ユーカリカップ小学生バレーボール大会
    松戸ミライズ (男子)2位に

    ユーカリカップ小学生バレーボール大会

     ユーカリカップ第5回松戸市近隣小学生バレーボール大会が8月11日、松戸市運動公園体育館であり、東葛勢の最高位は男子の部で松戸ミライズが2位、女子・混合の部で野田バイオレットが4位だった。
     優勝は男子がTeam LEGO‼(東京都)、女子・混合は三郷エンジェルス。大会には地元を中心に1都2県の男子4チーム、女子・混合8チームが参加した。
     男子の部で準優勝した松戸ミライズの木戸一夫監督は「5月の全国大会千葉県支部予選会で敗れたTeam LEGO‼に今回もやられ優勝を逃した。しかし5月から3カ月練習した成果は出た、もう一息だ」と前を向く。
     松戸ミライズを168センチの長身から放つ強いサーブとブロックでチームを牽引したキャプテン佐々木一路君。「みんなちゃんといつもの練習どおりに動けていましたがレゴのレシーブ力が上でした」

    ■地元小学生のバレー ボール人口が減少
     バレーボールは、小学生にとっては難しい競技と言われる。ボールを落としたら終わる。浮いている瞬間の判断力が必要で、他の球技より難易度が高い。加えて小学生でも6人制だ。その難しさからか地元の小学生のバレーボール人口が減少傾向だと指導者は危惧する。同チーム女子の部の藤兼寛監督は「バレーボールは楽しいスポーツなのでぜひ小学生から始めてほしい」と呼びかけている。

    ページトップへ戻る

    今月の朝日スポーツキッズ

    WEB写真館

    SITE MENU

    Copyright(C) Asahi-Resuka All Rights Reserved.