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少年野球 1月新春号の話題

第1回 和田豊旗争奪少年野球大会

第1回 和田豊旗争奪少年野球大会

初代王者
大橋みどりファイターズ(松戸)

 プロ野球阪神の選手、監督として活躍した和田豊氏ゆかりの松戸、我孫子両市の少年野球チームによる第1回和田豊旗争奪少年野球大会は12月11日、我孫子市少年野球場で準決勝と決勝が行われた。松戸勢の対戦となった決勝は、大橋みどりファイターズが松戸スラッガーズを破り、参加31チームの頂点に立った。

▽決勝
松戸スラッガーズ
00000 0
10420 7
大橋みどりファイターズ

 大橋が会心の勝利を収めた。投げては2投手の完封リレー。打っては9安打で7得点。投打ががっちりかみ合った。
 一回裏、先頭の三浦元希君が死球で出塁し、すかさず二盗。小松飛翔君が送って1死三塁とし、石井怜君のヒットで先制した。三回には、長短5安打を集めて一挙4点。四回にも、石井君と児嶋倫太朗君のタイムリーで2点を追加した。
 クリーンアップの3人で6安打5打点。主力打者がしっかり役目を果たし、投手を援護した。
 先発の津田陽介君は、四回まで投げて2安打1四球無失点。三浦君が1イニングを0点に抑えた。初戦からの5試合で、4失点。投手陣が安定しているチームはやはり強い。
 大橋は前日、市少年野球連盟卒業記念大会の準決勝と決勝を戦ったばかり。2試合とも先制を許しながら逆転勝ちした。2日で4試合を行う強行軍となったが、2日連続で優勝の喜びを味わった。
 ムードメーカーの小松君が「チームワークの勝利です。最高の仲間と巡りあえた」と言うと、まわりを囲んだ選手たちから「いいこと言うねえ」と一斉にツッコミが入った。快活で仲良しの子どもたちに、勝利の女神がほほ笑んだ。
 最優秀選手に大橋の三浦君、優秀選手に松戸スラッガーズの渡辺新太君が選ばれ、和田氏から記念品が贈られた。

和田氏「地元に恩返しを」

 和田氏は松戸市出身。常盤平第一小学校、常盤平中学校から進んだ我孫子高校では1年生の時、夏の全国高校野球選手権に三塁手として出場した。自身の名を冠した大会が創設されたことについて「光栄に思っている。子どもたちとの思い出をつくり、地元に恩返しをしたい」と話す。
 この日、和田氏は午前8時開始の準決勝から熱心に見学。少年野球場に隣接する我孫子高の練習グラウンドに目をやりながら、「元日から練習。休んだ記憶がないぐらい練習に明け暮れた」と懐かしんだ。
 閉会式で、和田氏は「レベルの高さに驚いた。このまま大阪に連れていきたい選手が何人もいた」とあいさつ。午後からの野球教室では、自らノックバットを振るって子どもたちを指導した。「この中から、甲子園、プロ野球で活躍する選手が育ってくれたらうれしい」

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日本プロ野球OBクラブ杯千葉県中学生野球大会

日本プロ野球OBクラブ杯千葉県中学生野球大会

常盤平が連覇
三野投手が2安打完封

 日本プロ野球OBクラブ杯第5回千葉県中学生野球大会(朝日スポーツキッズなど協力)は12月10日、松戸市の和名ケ谷中学校グラウンドで決勝があり、常盤平が小金南を4―0で破り、2年連続2度目の優勝を果たした。

▽決勝
小金南
0000000 0
001030×4
常盤平

 昨夏の全国中学校体育大会(全中)に出場した常盤平の新チームが、順調に滑り出した。10月の松戸市新人大会は準優勝。今大会は投打がかみ合って頂点に立った。
 先発の三野鉄心君が見事な投球を披露した。7回を投げて2安打完封。南弘三郎監督は「中学校に入ってから野球を始めた素人だが、投手へのこだわり、投げたいという気持ちが非常に強い」と目を細める。
 守りは、内外野ともに堅実。打線も好機を確実にものにした。三回、井上陸斗君と岩崎広暉君のヒットなどで1死一、三塁。高見レイ君のセンター犠牲フライで先制した。五回は2死後、岩崎君がヒットで出塁。相手エラー、死球でチャンスを広げ、東駿佑君が右中間を深々と破る走者一掃の三塁打を放った。
                         ◇
 今大会には松戸市の19校が出場し、トーナメントで優勝を争った。試合後、元プロ野球選手4人による野球教室が開かれ、参加全チームのバッテリーが指導を受けた。

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