我孫子市少年サッカーの3月の話題
平成27年度卒業記念手賀沼サッカー大会
卒業記念で有終の美
つくし野3冠
我孫子市の少年サッカーで、小学6年生最後の大会となる「平成27年度卒業記念手賀沼サッカー大会」(我孫子市サッカー協会主催、同四種委員会主管、朝日新聞社後援)の決勝トーナメントが2月21日㈰、同市五本松運動広場であった。決勝はつくし野SCAが0―0(延長0―0)からのPK戦6―5で三小キッカーズを破り、優勝した。3位は湖北台クラブと高野山SSSだった。
▼決勝
つくし野SC(A)
0-0
延長0-0
PK6-5
三小キッカーズ
決勝は前半、つくし野のMF平塚雅也、同菅原大知、FW寺島サフィールの各選手らがボールを支配する展開。CKを頭で合わせたDF高須賀温大選手のシュートがバーに当たる不運や、三小の植竹大耀選手、松山帆汰選手の両DF陣の踏ん張りもあり、なかなかゴールできなかった。
後半、三小も北村一真選手、田中丈選手、荒井宥人選手のMF陣を中心に攻め込むが、つくし野DF長谷川大選手らに阻まれる。応援の父母が一喜一憂する息詰まる接戦は延長戦にもつれ込んだが、それでも決着せずにPK戦となった。
PK戦でも両チーム5人ずつのキッカーが冷静に次々とゴールを決め、6人目で明暗を分けた。
つくし野6人目の高須賀選手が勝利のシュートを決めると、選手たちは誰彼となく肩を組んだり、抱き合ったりして喜びを表現。今年度、NEC杯、市長杯に続き3冠を達成した瞬間でもあった。
つくし野は、準決勝でクラブに後半0―1でリードされたが、菅原選手のシュートで同点に追いついた。終了間際には平塚選手が勝ち越しのゴールを決めて決勝に進出。
三小は、準決勝で高野山の永井大輝選手に一度は同点のシュートを許したが、MF井上遥斗選手、DF日高世那選手が立て続けにゴールして決勝に勝ち上がった。
市内大会3冠となったつくし野の佐藤雅大主将は「楽しく試合ができた。僕たちが獲ったタイトルはすべて獲って欲しい」と後輩にエールを送った。
池田勧監督は「最後の大会で失点しなかったので優勝できた。中学生になっても勝者のメンタリティーを持ってがんばって欲しい」と話していた。
主な結果は次のとおり。
優勝=つくし野SC(A)
準優勝=三小キッカーズ
3位=湖北台クラブ・高野山SSS
第2回ACFA(我孫子市サッカー協会)レディース大会
パワー全開ママさん大会
激戦制し湖北台西V
ママさんフットサルチームなどの「第2回ACFA(我孫子市サッカー協会)レディース大会」(我孫子市サッカー協会主催、同女子委員会主管)が1月24日㈰、我孫子市民体育館であった。5人制のフットサル形式のミニサッカー大会。 地元のほか柏、松戸、印西、成田の各市から10チームが参加した。
予選リーグに勝ち残った8チームによるトーナメントの決勝で、湖北台西vivid(我孫子市)が3―0で隼ちゃん(同)を破って優勝。3位決定戦では翼レディース(同)が柏グリーンズ(柏市)を0―0(PK1―0)で下し、我孫子市勢が上位を独占した。
主催したACFA女子委員会の村上寿恵委員長は「2回目の今回、市外からの参加もあり、同年代の試合で盛り上がった。今後も生涯スポーツとして、楽しめる場を提供していきたい」と話した。
