我孫子市少年サッカーの9月の話題
第1回我孫子市少年サッカーあびっこリーグ大会
暑さ吹き飛ぶ激戦!
あびっこリーグく
7月20日(月・祝)、利根川ゆうゆう公園少年サッカー場で「第1回我孫子市少年サッカーあびっこリーグ大会」の1次リーグが行われた。
同大会は、小学3年以下の選手による8人制サッカーで、市内15チームが4ブロックに分かれ、総当りで15分ハーフの試合を1日3試合戦う。低学年の選手にも試合を数多く経験させようという試みだ。
1次リーグの結果をもとに、10月10日(土)に行われる2次リーグの組み合わせが決定する。
1次リーグが行われたこの日は梅雨明けの晴天に恵まれ、30℃を超える猛暑の中、こまめに給水タイムが設定され、選手は充分に水分補給しながら、元気にボールを追いかけた。
Bブロックのつくし野SCA登藤英昭監督は「最後まで油断できません。今日は暑さ対策が大変でした」。同チーム登藤拓麿主将は「暑さにめげず、チーム全員で頑張っています」と話した。
4ブロックの熱戦の結果、各ブロック1位は2次リーグの成績に関係なく、無条件で11月23日(月・祝)行われる決勝トーナメントに進出。各2位のチームはBリーグで、上位2チームが決勝トーナメント進出、各3位はCリーグ、各4位はDリーグでともに1位のみ決勝トーナメント進出が決まる2次リーグを戦う。
1次リーグ終了後、布佐少年SC近藤監督は「2次リーグは残念、Bリーグです。まだまだ課題があるので練習します」。同チームの石井陽向主将は「疲れましたが、2次リーグに向けて頑張ります」と意気込みを語った。同じくBリーグに駒を進めた湖北台西SSSの冨澤冬巳監督は「苦しい試合の連続だったので、選手を褒めてあげたい」と語り、中山慶人主将は「感激しています。2次リーグも頑張ります」と力強く話した。2勝1分で善戦した湖北台クラブAの中村監督は「練習通りの力が出せたので1位通過できました」、郡司龍翔主将は「ボールを良く見てプレーしました」と1位通過を喜んだ。
1次リーグの主な結果は次のとおり。
【Aブロック】
1位=湖北台クラブA
2位=三小キッカーズ
3位=FCアミスターC
4位=新木やまとSSS
【Bブロック】
1位=つくし野SCA
2位=FCアミスターB
3位=翼SC
4位=イレブンジュニア
【Cブロック】
1位=FCアミスターA
2位=湖北台西SSS
3位=つくし野SCB
4位=湖北台クラブB
【Dブロック】
1位=隼SC
2位=布佐少年SC
3位=高野山SSS
★決勝トーナメント進出が決まった4チームは次のとおり。
・湖北台クラブA
・つくし野SCA
・FCアミスターA
・隼SC
つくし野SC 関東大会初出場
つくし野SC
柏レイソルＵ―12を抑える！
7月12日(日)、富津市のふれあい公園陸上競技場で「第39回関東少年サッカー大会千葉県代表決定大会」の第1代表を決める最終試合が行われ、つくし野SCが柏レイソルU―12を1―0で破り、見事、関東大会初出場を決めた。
6月28日(日)から関東大会進出3枠を狙い、県内の各ブロック予選を勝ち抜いたチームによる激闘が展開。つくし野は松戸旭SCとの初戦を、PK戦での3―1で辛くも切り抜けた。その後、順当に勝ち上がり、第1代表を決定する最終戦で柏レイソルと対戦。攻め込まれる場面が多かったつくし野だが、1点差を守り抜き、千葉県第1代表の座を獲得した。
前線から攻撃的にプレスをかけ、一対一などの球際の強さ、チームワークのよさが持ち味のつくし野。レイソル戦では、従来のサッカースタイルから守備面を強化する作戦に変更したが、選手たちは臨機応変に対応。スーパーセーブを連発したGKの高田主成選手は、その活躍が認められ千葉県トレセンに選出されるなど、今大会でのつくし野イレブンの躍進に目を見張る。
副主将の菅原大知選手は「大会を通して雰囲気は良かった。千葉県で1番を目指していたのでうれしいです」。「関東大会優勝目指してがんばります」と意欲満々だ。渡邉一彦監督は「関東大会進出を目指していたのでうれしかった。一戦一戦を大事にして、千葉県代表として優勝を目指します」と力強く語った。島村暢彦代表は「他県も強豪が出場する関東大会なので貴重な体験です。そのピッチに立てる喜びと、千葉県代表の誇りと責任を持って、大会を楽しんで欲しい」と選手たちにエールを送った。
関東大会は埼玉県朝霞市で8月22日(土)、23日(日)の2日間にわたり開催。大会を目前に控え、つくし野イレブンは夏休み返上で毎日、猛練習に励んでいる。次号で詳報をお伝えしたい。
