新木小学校
地域の繋がり広がる
伝統行事「あわんとり」
我孫子市立新木小学校で恒例の「あわんとり」が１月10日（日）に行われ、地域住民が多く集まり賑わいをみせた。
「あわんとり」は、我孫子市や取手市に古くから伝わるお正月行事で、地方によっては「どんど焼き」とも呼ばれている。竹や藁で作った小屋に正月の松飾りやしめ縄、書き初めなどを持ち寄って積み上げ、燃やしていく。その時「アワントリ ホーイホイ」などと囃して鳥を追い払い豊作を祈るとともに、一年の無病息災を祈願する。
当日は、新木小吹奏楽部による新春演奏会も行われ、心地よい演奏で「あわんとり」がスタート。着火を担当した吹奏楽部の鈴木豪部長は「日頃は地域の方に応援してもらっているので、感謝の気持ちを演奏にこめました」とにっこり。川村眞一校長は「地元の伝統行事を学ぶことで地元愛が芽生え、新木の地を『ふるさと』と感じてもらいたい」と話した。
