我孫子市少年少女スポーツの2017年12月の話題
第71回東葛飾地方中学校駅伝競走大会
白山、独走で連覇
我孫子勢が上位独占
秋の東葛路をたすきでつなぐ第71回東葛飾地方中学校駅伝競走大会は10月21日、野田市総合公園陸上競技場から松戸市立中部小学校前までの10区間32・2kmで開かれ、白山が連覇を果たした。通算11回の優勝は歴代2位タイ。全区間トップ通過の完全優勝で、東葛地域6市の公立中全71校の頂点に立った。
各校のエースが集まった最長3・8kmの1区。白山の野島健太君(3年)が3km地点で抜け出した。今年8月の全日本中学陸上選手権3000mで2位。全国レベルの記録を持つ大黒柱が、2位と7秒差のトップでたすきをリレーした。
2区、3区に起用された2年生2人も危なげなくつなぎ、3区が終わって2位と36秒差。4区の野島悠太主将(3年)がその差を1分4秒に広げ、勝利を一気に引き寄せた。
3000mの持ちタイムで上位6選手の平均が8分59秒と、戦力は群を抜いている。その後もしだいに差を広げ、1時間39分50秒の好タイムでゴールした。1分46秒差の2位に湖北が入り、今年2月の県新人駅伝を制した松戸小金北が3位。上位5校のうち4校が我孫子勢だった。
今年4月、白山を長く指導してきた名将、樋口清和監督からバトンを受けた佐藤友一監督は「プレッシャーもあったが、子どもたちが頑張る姿を見て自信がついた」と話し、「一致団結し、全員がミスなく走ってくれた」と選手をたたえた。
▽成績
①白山1時間39分50秒(野島健、山本、大森、野島悠、加藤、白杉、太田、齋藤、福島、親里)
②湖北1時間41分36秒
③松戸小金北1時間42分07秒
④我孫子1時間42分43秒
⑤久寺家1時間43分07秒
⑥流山西初石1時間43分25秒
⑦流山北部 1時間43分36秒
⑧鎌ケ谷五1時間43分41秒
⑨松戸一1時間43分54秒
⑩柏二1時間44分15秒
第43回チャレンジスポーツフェスタ
好評！チャレンジフェスタ
26のスポーツ団体が一堂に
我孫子市体育協会など主催の「第43回チャレンジスポーツフェスタ」が10月7日(土)、我孫子市民体育館であった。同体協に所属する26のスポーツ団体が一堂に会し、協力して様々なスポーツを市民に提供した。
メーンアリーナでは卓球、バドミントン、ショートテニスのほか、スポーツ吹き矢、卓球台を使った卓球バレー、バスケットゴールのフリースローなど。サブアリーナでは楕円形ボールを使ったヘルスバレー、カローリング、武道館では今回初めてスポーツチャンバラが登場し、親子連れの参加者を楽しませた。
前日からの雨で野球場などのグラウンドコンディションが悪く、障害物走、キックターゲットなどの屋外競技が中止になり、参加者をがっかりさせた。
同体協の表彰式では、スポーツ振興の功労、奨励賞各3人をはじめ、優秀な成績を収めた団体、個人に賞状が渡された。
