あびこわんぱくだより

高野山SSS
5年ぶり9度目総合優勝

第33回我孫子市スポーツ少年団ガーデンフットボール大会が6月25日、ゆうゆう公園サッカー場で行われた。団体総合優勝には、5年ぶり9度目となる高野山SSSに栄冠が輝いた。

この大会は、我孫子市スポーツ少年団に所属する小学生全学年95チームが参加し、選手総勢約700人と、運営関係者らのほか保護者応援団を含む大人約1000人が見守る大きな大会だ。
試合は5人制で、まず予選リーグを行い、決勝トーナメントで各学年の頂点を目指す。また各学年3位までに勝ち点が与えられ、全学年の合計で団体総合優勝が決定する。
この大会について主催者の近藤吉光スポ少本部長は「我孫子市スポ少サッカークラブの全学年が参加する、大イベントです。ふだんでは見られない先輩たちのプレーを見て学ぶことも大切」と話した。13面の試合会場では、選手たちの闘志あふれるプレーに、保護者たちの大きな声援が響き渡った。

攻守にわたり集中
高野山が6年・2年でＶ

6年生の決勝は、共に準決勝を大差で勝ち上がってきた高野山SSS(A)とつくし野SC(A)の対戦。高野山は、鍋川正平君が右サイドからのパスを中央で合わせたゴールとセンタリングに合わせたヘディングシュートで2得点の活躍が光り、2―1の接戦を制し優勝を勝ち取った。
高野山SSSの神村典位コーチは「朝、雨が降ってコンディションが悪く心配でしたが、集中してよくやってくれた」と子どもたちの試合ぶりに満足気。キャプテンの鍋川正平君は「最後まで声も出ていて一生懸命みんなでがんばりました。優勝できてうれしいです」と元気よく答えてくれた。 主な結果は次のとおり。

【団体総合】
1位=高野山SSS
2位=つくし野SC
3位=布佐少年SC
【6年の部】出場20チーム
1位=高野山SSSA
2位=つくし野SCA
3位=FCアミスターA
【5年の部】出場22チーム
1位=布佐少年SCA
2位=湖北台クラブA
3位=三小キッカーズA
【4年の部】出場14チーム
1位=三小キッカーズA
2位=湖北台クラブA
3位=つくし野SCA
【3年の部】出場18チーム
1位=翼SCA
2位=布佐少年SC
3位=湖北台クラブA
【2年の部】出場13チーム
1位=高野山SSSA
2位=つくし野SCA
3位=三小キッカーズ
【1年の部】出場8チーム
1位=我孫子隼SC
2位=イレブンジュニアFC
3位=つくし野SC

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サッカーって楽しい!
57組のわんぱくと育メンパパが参加好評!
フットサル講座

我孫子市ではパパの育児参加を推進する「enjoyパパ応援プロジェクト」を展開している。その一貫として今年で6回目となる「めざせ‼ Jリーガー&なでしこフットサル」が6月4日、我孫子市民体育館で行われ3歳から5歳までの子どもと父親57組が参加し、休日の親子イベントを満喫した。
当日は我孫子市スポーツ少年団サッカー専門部が講師を担当し、シュート練習やキックターゲット、ミニゲームが行われた。サポート役のパパは子どもたちの元気いっぱいの姿に思わずにっこり。参加した双子の兄弟内藤幹太君、健太君(6歳)のパパ隆治さんは「楽しかったのでまた来たいですね。普段の休みの日はよく子どもたちとテニスや野球、サッカーでよく遊びます」とまさに育メンパパの鏡。幹太君、健太君も「ボールを蹴るのが楽しかった」と元気に話してくれた。昨年も参加したという澤藤奈々さん(4歳)のパパ正和さんは「なかなか子どもと遊ぶのも限られる中、貴重なイベントで楽しかったです」。奈々さんは「小学生になったら体操をやりたい」と笑顔で話してくれた。芳野夢穂さん(4歳)のパパ竜太さんは「初参加で同じくらいのお子さんとサッカーをやる機会がなかったので新鮮で楽しかったです」。夢穂さんも「小学校になったらサッカーやりたい」と楽しかった様子。我孫子市スポーツ少年団近藤吉光本部長は「小学生になったらスポーツ少年団に入りスポーツを大いに楽しんでもらいたい。チームの運営には親御さんのボランティア協力が必須」と少子化で子どものスポーツ人口が減少する中、協力を呼びかける。
主催の我孫子市役所子ども部保育課主幹落合幸恵さんは「昨年を越える参加者で人気のイベントになった。今後も多くのパパに参加して欲しい」と話す。今秋10月28日㈯には、NEC我孫子グラウンドでパパと子どものラグビーイベントが決定している。この機会に親子でラグビーをエンジョイしてみてはいかがだろうか。