あびこわんぱくだより

好評！目指せJリーガー
柏レイソルサッカー教室

今年も小学4年生を対象に「柏レイソルサッカースクール」が5月7日、8日の2日にわたりゆうゆう公園サッカー場で行われ、市内の11チームから両日合わせて約160人のサッカーキッズたちが参加した。初日は、柏レイソルの川崎諒コーチ、上村捷太コーチが94人を指導。練習の準備を手際よく済ませると、参加者への説明も分かりやすくユーモアたっぷり。細かい技術面の指導よりも、サッカーの楽しさ、仲間づくりの大切さを強調。3人対3人の3分間ゲーム形式では、負ければ、また新たな仲間とチームを素早くつくり、どんどんゲームをこなすことを参加者に求めた。
同市サッカー協会技術委員会の近藤泰生委員長は「日頃のチームでの厳しい練習を離れて、異なるチームの選手と組んで、サッカーの楽しさを体験して欲しい」とグラウンドに熱い視線を向けていた。
スクール終了後、柏レイソルの大ファンだという、つくし野SC登藤拓聖君は「レイソルのコーチが来てくれてうれしかった。練習ゲームでは2回優勝し、得点も10点以上取れ、他のチームの選手とプレーができて楽しかった」と笑顔で話した。同じくレイソルファンの湖北台クラブ深山侑詩君も「優勝1回できてうれしかった。他のチームに上手な選手がいることがわかった。これからはライバルになるかもしれません」と教えてくれた。
スクールの最後には川崎、上村両コーチに、FCアミスターの選手が音頭をとり「ありがとうございました」と大きな声で挨拶。指導した2人のコーチは「今年の4年生はレベルが高い」と評価していた。プロの技にちょっぴり触れたキッズ選手たち。サッカーの楽しさを満喫し、技を磨いて我孫子からJリーガー誕生への期待が膨らむ。