我孫子市少年サッカーの8月の話題
第31回 我孫子市スポーツ少年団ガーデンフットボール大会
つくし野が総合優勝に輝く
7月12日(日)、「第31回我孫子市スポーツ少年団ガーデンフットボール大会」がゆうゆう公園サッカー場で行われた。5日(日)に予定していた大会だったが、雨のため延期に。夏の日差しを取り戻し、30℃を超える猛暑の中、選手たちは元気にボールを追いかけた。
同大会は、園児から6年生まで各学年に別れ、110チームが参加。5人制サッカーで予選リーグを行い、上位2チームが決勝トーナメントに進出し優勝を争った。さらに各学年での勝ち点を集計し、つくし野SCが2大会ぶり7度目の総合優勝に輝いた。(園児は2チームにつき順位なし)
6年生の部
三小キッカーズ(A)PK戦で布佐に辛勝
6年生の部決勝は、準決勝でつくし野(A)に3―0で勝利した三小(A)と準決勝で翼SC(A)を2―1の僅差で破った、布佐少年SC(A)が対戦。2―2の引き分けでPK戦の末、6―5で三小が優勝した。
▼6年決勝
三小キッカーズ(A)
2-2
PK:6-5
布佐少年SC(A)
試合は前半1分、三小GK冨永潤選手が意表をついたワンバウンドさせてのキックでゴールを狙い布佐ゴールに吸い込まれるように決まり、先制。前半5分、布佐の八太聖選手がゴールを決め、同点に追いつき前半終了。後半5分、布佐の八太選手が抜け出しGKとの1対1を落ち着いて決め逆転に成功した。試合終了間際、三小の北村一真選手のクロスに和田快斗選手が合わせ土壇場で同点に追いつくと試合終了の笛が鳴り、PK戦へ。PK戦でも両チーム一歩も引かず8人目のキッカーまでもつれ込んだ。布佐の8人目のキッカーを三小GK冨永選手が止め、激闘の決勝は三小が勝利した。
試合後、優勝した三小の井上遥斗主将は「決勝は相手が強かったので苦しい戦いだった。最後まで気持ちを強く持てたのが勝因です」と激闘を振り返った。千代間祐和監督は「あきらめず点を取ってくれた。相手も上手かったので、気持ちの面で向上できた大会でした」と大会でのチームの手応えを語った。
同時刻に行われた3位決定戦もPK戦までもつれ、3―2で翼を下したつくし野が3位に入賞した。
6年生の部の主な結果は次のとおり。
優勝=三小キッカーズ(A)
準優勝=布佐少年SC(A)
3位=つくし野SC(A)
5年生の部
湖北台クラブ 予選の反省生かし圧倒優勝
5年生の部決勝は、予選リーグでも対戦し2―2で引き分けた湖北台クラブ(A)と高野山SSS(A)が対戦し、5―1で勝利した湖北台が優勝した。
試合は前半3分、湖北台のセットプレーのチャンスにキッカー長谷川輝選手のクロスボールを田中涼月選手が合わせて先制。1分後にも湖北台田中選手が追加点を挙げた。後半に入り、高野山も反撃し後半2分、ゴール前の混戦から湖北台から得点を奪うが、直後に湖北台山徳蓮選手がポストに当たったこぼれ球を押し込み、高野山は2点差に引き離された。その後も湖北台は攻撃の手を緩めず、田中選手のハットトリックなどの活躍もあり、高野山を圧倒した。
▼5年決勝
湖北台クラブ(A)
5-1
高野山SSS(A)
試合後、湖北台クラブ(A)溝口雄大主将は「みんなのがんばりでチーム一丸となれ優勝できて良かった」とチーム力の高さがうかがえた。前川健次郎監督は「落ち着いて試合ができたので優勝できて良かったです。力は持っているので、この優勝に満足せず、がんばって欲しい」と語った。
同時刻に行われた3位決定戦は、イレブンジュニアFC(A)が6―0で我孫子隼SC(A)を下し、3位となった。
5年生以下の部の主な結果は次のとおり。
【5年生の部】
優勝=湖北台クラブ(A)
準優勝=高野山SSS(A)
3位=イレブンジュニアFC(A)
【4年生の部】
優勝=高野山SSS(A)
準優勝=つくし野SC(B)
3位=つくし野SC(A)
【3年生の部】
優勝=布佐少年SC(A)
準優勝=湖北台クラブ(A)
3位=つくし野SC(A)
【2年生の部】
優勝=つくし野SC(B)
準優勝=イレブンジュニアFC(A)
3位=我孫子隼SC(A)
【1年生の部】
優勝=つくし野SC(A)
準優勝=布佐少年SC(A)
3位=我孫子隼SC
