我孫子第一小学校
後輩に語り継ぐ
戦争と平和を考える授業
6月20日(土)、我孫子第一小学校(太田悟校長)6年生の授業で、平和の尊さを語り継ぐ「戦後70年広島・長崎派遣中学生リレー講座」の1回目が行われた。
講師は、市が毎年行っている中学生の被爆地広島と長崎への派遣を体験したOBら社会人から高校生までのメンバーが担当。
今回の講師の一人今和香菜さんは、原爆で灰になった弁当箱などの映像をテレビ画面に映し出しながら、原爆は世界で唯一日本に落とされた事、我孫子市の人口約13万3千人に対し広島で死亡した人は約12万人だったことなど、戦争の悲惨さをわかりやすく伝えた。
続いて「平和とは何ですか?」の問いをグループに分かれ意見交換し、「平和な世の中にするために自分ができること」を葉っぱの形をした紙に書いていった。児童たちから「二度と原爆が落とされないよう沢山の人に伝えたい」など真剣なメッセージが寄せられ、先輩の熱い思いが生い茂った。
