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我孫子市の2018年10月の話題

RUN TOMO in あびこ

RUN TOMO in あびこ

走って広める認知症への理解
「RUN伴」我孫子で初開催

認知症になっても安心して暮らせる地域づくりを目指して、認知症の方ご本人や家族、支援者が参加し、短い距離をリレーで一つのタスキを繋ぐイベント「RUN TOMO in あびこ」が9月8日、布佐駅から我孫子駅までの22㌔で行われた。
オレンジ色のTシャツにピンクのタスキをかけた参加者82人(認知症当事者1人)は、気温30℃の残暑と強風の中、布佐駅アコモードをスタート。沿道の声援を受けながらゴールの我孫子駅前にある千葉県福祉ふれあいプラザを目指し笑顔で走った。
RUN伴(TOMO)は、北海道から沖縄までタスキで繋ぐ日本縦断プロジェクトだ。地域で認知症について考える機会、きっかけ作りを目指している。2011年7月に函館~札幌間(300㌔)を参加者171名(認知症当事者20人)で初めて行われた。ネーミングは、伴走できる社会を目指す伴走の「伴(とも)」、フレンドシップ(友達)の「友」、そして明日(TOMORROW)をかけている。年々、その輪が広がり、2016年には北海道から沖縄まで日本全国縦断を成し遂げ、参加者は約1万2000人(認知症当事者972人)となった。2017年からは「日本をオレンジ色に染める!」をテーマに、各地に拡大中。
今年度は全国約1700市区町村をオレンジ色に染める事を目標に、45都道府県で2万人の参加を予定。7月1日、北海道をスタート、11月18日に沖縄のゴールを目指している。千葉県では、関東地区のトップを切って9月8、9日に県内18地域で行われ、我孫子市は今回初参加だ。走者はピンクのタスキに名前を書き繋ぎ、千葉市で行われた9日のRUN伴に届けられた。
ピンクのタスキを笑顔で繋いだ第三小6年の北島詩音君は「みんなで繋げて良かったし、楽しく走れた、次の機会があれば、また参加したい」とにっこり。
運営を担当した湖北・湖北台地区高齢者なんでも相談室の星良子室長は「今回は我孫子市で初の開催でしたが、途中、民生委員さん、立ち寄った施設でのスタッフ・利用者の方から、また星野(順一郎)市長からも暖かい声援を頂きました。参加者も小学3年生から60代までの幅広い年齢層から参加があり、医師会、歯科医師会、薬剤師会、介護サービス事業者連絡協議会、介護支援専門員連絡協議会、我孫子市の後援を頂き、認知症に対する思いが一つに繋がったと思っています」と初開催での完走を喜んだ。

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