あびこわんぱくだより

親子で「へぇ～」
消費生活センター主催「新聞印刷の秘密を知ろう」

我孫子市消費生活センター主催の夏休み企画「新聞印刷のヒミツを知ろう・新聞紙でペン立てを作ろう」が8月7日、南近隣センターホールで行われ、小学5、6年生を対象に12組24人の親(祖父母)子が参加した。
当日は、朝日新聞の印刷現場を担う朝日プリンテックのスタッフが講師を務め、印刷工程から新聞が各家庭に配達されるまでを映像で紹介し、実際にアルミ版を使った印刷体験も実施。参加者は、メモを取りながら興味津々聞き入っていた。

クイズと質問タイムで新聞のヒミツに迫る
新聞印刷に関するクイズと質問タイムは、参加者からの質問も多く、大盛り上がり。クイズでは、「昔、記事や写真を運んでいたものは?」の質問に、「ハト」と元気な声で答える男子をはじめ、新聞用紙は1本の長さが20㎞で、印刷は1秒間に25部、水と油の反発を利用して印刷していることなど、初めて分かったことも多く、親子で「へぇ～」の声があがった。
新聞印刷の仕組みを学んだ後、参加者は古新聞でオリジナルのペン立て作りに挑戦。自分で選んだ新聞のページを表紙に、新聞をどんどん重ねていく糊付け作業に、全員が熱心に取り組んでいた。第一小5年の魚住凌平君は「思ったより、良くできた」と完成したペン立てを見せてくれた。仕事を休んで一緒に参加したお父さんの俊介さんは「意外に勉強になった。楽しかった」とにっこり。主催した消費生活センター所長の渡壁麻里さんは「おもしろかった、参加して良かったとの声を多くいただいて、ほっとしました」と話した。