我孫子市少年野球の11月の話題
我孫子市少年野球学年リーグ
5年生大会
リトルジャガーズ逆転V
4月から始まった我孫子市少年野球の学年リーグ。5年生の決勝大会トーナメントが10月10日、少年野球場で行われ、リトルジャガーズが新木野コンドルを7―5で破り優勝した。
▽5年生リーグ決勝
新木野コンドル
2100110 5
004021X 7
リトルジャガーズ
5年生リーグは市内10チームが2ブロックに分かれリーグ戦を争い、各ブロック1、2位の4チームが決勝トーナメントに進出した。
5年生リーグ決勝はともにリーグ戦全勝のジャガーズとコンドルの対戦。
一回表、先制したのはコンドルだった。ジャガーズのエース大和田宏太君は立ち上がりから制球に苦しみ連続で四球。続く佐藤皓介君がセンター前ヒットで無死満塁のチャンスを迎えたコンドルは、次打者をファウルフライに打ち捕られるも、今井大雅君がライト前に適時打を放ち、2点を先制した。二回表にもコンドルが攻め、1死満塁。ピンチの場面でジャガーズは2番手庭田芽青君に交代し踏ん張りを見せたいところだったが、痛恨の失策でコンドルに追加点を許し、3―0とリードされた。このままコンドルペースかと思われた試合運びだったが三回裏、ジャガーズの猛反撃が始まる。渡部雄仁君がライト前ヒットで出塁すると2盗を決め、三塁まで進む。この好走塁で一気にムードが変わった。その後、四球と盗塁で1死二、三塁のチャンスにジャガーズ大野滉生君がライト前ヒットで待望の1点を返す。勢いに乗るジャガーズは、その後も足を使った攻撃と適時打などで4―3とついに逆転に成功した。五回、六回に両チーム互いに得点を重ねジャガーズが7―5とリードする中、最終回となるコンドルの攻撃を三者凡退で抑え逆転勝利を飾った。
リトルジャガーズの大和田宏章監督は「立ち上がりは想定外だったが、途中で盛り立て直せた。足を絡めて良い攻めができたと思う」と選手たちの頑張りをたたえた。主将の萩原勝輝君は「みんなが最後まであきらめず頑張って優勝できたのでうれしい」と今シーズン初優勝を喜んだ。
3年生リーグ決勝トーナメントでもリトルジャガーズがリトルイーグルスに9―4で圧勝、兄弟チームW制覇を達成した。※2面に4年生・3年生リーグ結果
4年生大会
初回大量得点で逃げ切り
サンスパッツが優勝
我孫子市少年野球学年リーグ4年生の決勝が10月10日、少年野球場で行われ、サンスパッツが初回の5得点を守り切り、5―3でリトルキングに勝利。今シーズン初の優勝を飾った。
サンスパッツ
5000 5
0102 3
リトルキング
4年生リーグは市内7チームがリーグ戦で争い、上位2チームが決勝で戦った。
リーグ戦でサンスパッツはリトルキングに7―14で大敗しており、決勝トーナメントでのリベンジに燃えていた。試合前にサンスパッツの中村俊之監督は「次の塁をどんどん積極的に狙え」とコーチングしていた。先攻のサンスパッツは一回表、先頭打者が四球で出塁するといきなり2盗に成功し三塁まで進む。続いて四球と盗塁で無死二、三塁のチャンスに石田侑己君がレフト線にタイムリー二塁打を放ち、2点を先制。盗塁、さらにワイルドピッチで3点目が入る。5番打者の新原伊織君のセンターを抜ける二塁打に続き盗塁、四球、相手のミスに乗じてさらに2点を加え大量5点で優位に立った。リトルキングの先発投手大谷昊誠君はここで交代となった。リトルキングの杉山実監督は「前回の公式戦で好調だっただけに期待も大きく、あまりにもひっぱりすぎた。ベンチ采配のミスです」と悔やんだ。二回裏、リトルキングも反撃を開始。島田梨央さんのライト前ヒットで1点。四回裏には先発投手だった大谷君のライト前タイムリーなどで2点を返したがここまで。試合は大会時間規定によりこの回で終了となり、サンスパッツがリトルキングを振りきり栄冠を手にした。
優勝したサンスパッツの中村監督は「ピッチャーも良かったし、足を使った攻撃もうまく行った。今年は子どもたちにどうしても金メダルをとらせてあげたかった」と喜びを語った。
準優勝のリトルキング杉山監督は「負けはベンチのミスでした。子どもたちは充分成長していることが確認できて満足。新人戦に向けてもう一皮むけたらと思う」と気持ちを切り替えた。
サンスパッツの主将石田君は「優勝できて最高です。勝っていても気を抜かないようにしていた。みんなも真剣だった。好きな柳田悠岐選手(ソフトバンク)みたいな選手を目指してがんばります」と大きな目標を話してくれた。
3年生大会
リトルジャガーズが制し
3年・5年でＷ制覇！
学年リーグ3年生の決勝が10日、少年野球場で行われ、リトルジャガーズがリトルイーグルスに9―4で勝利し、5年生とのダブル優勝を果たした。
▽3年生リーグ決勝
リトルジャガーズ
315 9
211 4
リトルイーグルス
3年生リーグは市内7チームが参加し、リーグ戦1、2位で優勝を争った。リーグ戦では10―0で完封負けを喫したジャガーズだったが、点の取り合いとなった決勝で、雪辱を果たし頂点に立った。
