我孫子市少年野球の9月の話題
第9回我孫子市少年野球低学年大会兼
第22回千葉県少年野球低学年大会（ロッテ旗争奪）我孫子市予選
7点差からのサヨナラ
リトルイーグルス大逆転優勝
第9回我孫子市少年野球低学年大会兼第22回千葉県少年野球低学年大会(ロッテ旗争奪)我孫子市予選の決勝が7月18日、同市少年野球場で行われ、リトルイーグルスが8―7でサンスパッツを下し、優勝した。
▽決勝
サンスパッツ
30400 7
00026 8
リトルイーグルス
低学年大会は、4年生以下の選手によるチーム編成で行われる。今大会は、10チームと、3チームによる連合1チームが参加し、総勢11チームによるトーナメント戦で争われた。
決勝は、リトルイーグルスとサンスパッツが激突。一回表、サンスパッツが1死三塁で3番石田侑己君がレフトオーバーの二塁打で先制した。さらに硬さの見られたリトルイーグルス守備陣の乱れをついて2点を追加し、初回に3得点した。投げても石田君が一回、二回と無失点に抑え3―0でリードした。三回表には、またしても石田君が無死で走者2人を還す二塁打をレフトに放つと、リトルイーグルスは田原叶翔君がマウンドに上がるも、2点を失った。四回裏、リトルイーグルスの反撃が始まった。3番、4番の連続安打で2点を返した。五回表のサンスパッの攻撃を無失点に抑えリトルイーグルスはその裏、サンスパッツのリリーフ投手陣を攻め1死三塁のチャンスを掴む。代打大谷龍輝君の右中間へ適時三塁打など、怒涛の反撃で5点を奪い同点に追いついた。2死走者無しで特別延長戦かと思われたが、5番徳重和樹君が四球で出塁すると盗塁などで三塁まで進んだ。サンスパッツは石田君を抑えに3度目のマウンドに送ったが、無情にもバッテリーエラーが出て、リトルイーグルスが大逆転のサヨナラ勝ちで優勝した。
試合終了後、大きな応援をもらった事が大きかったと語るリトルイーグルス斉藤秀監督は「選手が最後まで諦めずに良く頑張ってくれました」と、選手を讃えて大接戦を興奮気味に振り返った。
逆転できてうれしいと語った主将の関桜健君は「最後に決勝点が取れた時、感動しました」と、元気よく話してくれた。
決勝に先立って行われた3位決定戦は、新木ファイターズ・久寺家エラーズ・布佐ジャイアンツの連合チームがブラックタイガースに9―2で勝利した。
閉会式では、優勝したリトルイーグルスに県大会への推薦状が渡され、三田寺会長からは「決勝は両チームともに実力の差は見られませんでした。戦う気持ちが良く出ていました。6年生まで、この気持ちを大切にして、体を鍛えて頑張って欲しい」と、今後の選手の成長に期待を込めて挨拶し大会を締めた。
主な結果は次のとおり。
優勝=リトルイーグルス
準優勝=サンスパッツ
3位=新木ファイターズ・久寺家エラーズ・布佐ジャイアンツ連合チーム
4位=ブラックタイガース
第18回関東学童軟式少年野球秋季大会我孫子予選
ブラックバード決勝で10点の猛攻
日ハム旗優勝
第18回関東学童軟式少年野球秋季大会(日ハム旗争奪)の決勝が7月31日に同市少年野球場で行われ、ブラックバードが10―3でリトルジャガーズを下し、優勝。葛南大会への進出を決めた。
ブラックバード
1121005 10
1100001 3
リトルジャガーズ
同大会は市内10チームが参加し、トーナメントで優勝を争った。
準決勝ではブラックバードが12―2でリトルキングを三回コールドで下せば、リトルジャガーズもリトルイーグルスを8―1の五回コールドで勝利。同じ日に行われた決勝はリトルジャガーズとブラックバードの強豪同士の対戦となった。
試合は一回、二回とブラックバードが得点を挙げれば、リトルジャガーズが追いつく展開で二回を終わり2―2。三回ブラックバードは先頭打者飯田春香さんが四球で出塁。すかさず二塁へ盗塁。無死二塁のチャンスに1番深澤哲朗君がレフトにタイムリー二塁打を放ち3点目。さらに、送りバントの間に二塁ランナー深澤君が好走塁を見せ、そのままホームインし4点目を挙げた。守ってはブラックバード先発投手深澤君がその裏のリトルジャガーズに得点を許さない。続く四回にもブラックバードは1点を追加し、その裏の無死二塁のピンチに二塁手飯田晴香さんがライナーを好捕。そのまま二塁ベースを踏んでダブルプレーを挙げると、流れはすつかりブラックバードに傾き、五回を終わり5―2と優位に展開した。
最終七回には打者10人を送る猛攻で5点を追加し、試合を決定付けた。守っては内外野に好守備が続出、投げても深澤君が最終回に1点を失うも3失点で完投した。準決勝から10イニングを一人で投げ切った。
久々の決勝に進出し快勝したブラックバードは、8月20日から行われる葛南大会に我孫子代表として推薦された。
試合終了後、ブラックバード平久勇監督は「選手は良く打ってくれた、四回には今までできなかったセカンドライナーを捕ってくれたことが大きかった。投手も1人で2試合良く投げた。葛南大会には打力を鍛えて臨みます」と、久々の優勝に手応えを感じ選手をたたえた。主将の飯田晴香さんは「みんなが良く打っているのに、自分は打てないので守備で頑張りました」と、四回の見事なダブルプレーに話を向けると明るく応えてくれた。
主な結果は次のとおり。
優勝=ブラックバード
準優勝=リトルジャガーズ
3位=リトルキング・リトルイーグルス
