我孫子市少年野球の9月の話題
第８回我孫子市少年野球低学年大会
ロッテ旗、乱打戦制し
新木野コンドル県大会代表へ！
7月20日(月・祝)、我孫子市少年野球場で「第8回我孫子市少年野球低学年大会兼第21回千葉県少年野球低学年大会(ロッテ旗争奪)我孫子市予選」の決勝が行われ、新木野コンドルと布佐スパイダースが対戦し、14―12の激戦を制した新木野が優勝の栄冠を手にした。新木野は、9月21日(月・祝)から行われる県大会出場を決めた。
決勝は、初回に新木野が先制すると2回にも4点を追加し、5―1とスパイダースから大量リード。3回裏、スパイダースも反撃を開始。新木野のリリーフ投手を攻め一挙6得点で逆転に成功する。4回表、今度は新木野打撃陣も打者12人の猛攻を見せ9点を挙げ、再度、勝ち越した。粘りを見せるスパイダースは最終回、5点を挙げ追いすがるが、最後の打者が三振に終わり激しい打撃戦に終止符を打った。投手交代のタイミングの難しさが打撃戦を呼び、逆転に次ぐ逆転で応援する保護者もハラハラする展開となった。
試合終了後、新木野コンドル坪井義之監督は「選手がよく頑張りました。感無量です。県大会は我孫子代表に恥じぬよう頑張ります」と選手を讃えて大接戦を振り返った。浅井颯一郎主将は「最後は緊張しました。県大会も頑張ります」と力強く語った。
▽決勝
新木野コンドル
1409 14
0165 12
布佐スパイダース
同日行われた3位決定戦は、リトルジャガーズがリトルイーグルスを4―0で破り、3位入賞した。
閉会式では、優勝した新木野コンドルに9月21日(月・祝)から行われる県大会へ推薦状が渡され、三田寺会長から「県大会へ向けて投手の強化をして臨んで欲しい」と課題も示された。
主な結果は次のとおり。
優 勝=新木野コンドル
準優勝=布佐スパイダース
3 位=リトルジャガーズ
4 位=リトルイーグルス
県大会目指し低学年の熱闘開幕！
7月12日(日)、我孫子市少年野球場で4年生以下の「第8回我孫子市少年野球低学年大会兼第21回千葉県少年野球低学年大会(ロッテ旗争奪)我孫子市予選」が開幕した。市内から単独10チームと、3チームによる連合チームの11チームが参加し、開会式が行われた。
我孫子市少年野球三田寺正人会長は「今年はロッテ旗の県大会に葛南地区から3チームの出場枠があります。同大会の優勝チームは我孫子代表として県大会に行けます。怪我しない様に頑張って下さい」と選手に激励を送った。
前年度優勝のリトルジャガーズから優勝旗、準優勝リトルイーグルス、第三位ブラックバードから、それぞれトロフィーが返還され、新たにレプリカが授与された。高橋義浩審判部長は「同大会を通して好きな野球を暑さに負けず、もっと好きになって下さい」と選手たちに語った。
最後に湖北台スパローズ、久寺家エラーズ、布佐ジャイアンツ連合チームの宇津野圭矢主将(湖北台スパローズ所属)から「日頃、支えてくれた全ての人たちに感謝し、一球一球集中して、最後まで全力でプレーします」と、選手を代表して宣誓し開会式を締めた。
開会式終了後、宇津野主将は宣誓の感想を「緊張しました。家で練習したので、その通りできました」と元気に語ってくれた。
大会は開会式終了後、1回戦3試合が行われ、県大会代表を賭けての熱闘がスタートした。
サンスパッツ チーム紹介
伝統ある「あきらめない」精神を継承
1977年創立の「サンスパッツ」は、歴史と伝統を誇る強豪チームのひとつで、我孫子市立第三小学校グラウンドと布佐の浅間球場を中心に現在、井桁和征監督はじめ指導者18名の下、選手24名が練習に励んでいる。6月に行われた第15回葛南大会では準優勝を果たした。
井桁監督は2014年に7代目として就任。代々、守備とあきらめない心、走力重視の練習を引き継ぎながら、毎年、指導陣が話し合い、今季の子どもたちに合った指導方針を決める。
特に、走力をつける練習では、中学、高校に進んで練習方法が変わっても、戸惑わないで野球が続けられるようにと、今の段階から高校生レベルの練習方法を取り入れているという。大学生のOBも愉しみながらコーチとして参加していることで、世代間の橋渡しにも一役買っているようだ。
チームを引っ張る篠﨑凱主将(6年生)は、「5点差がついても逆転した試合のときがうれしかったので、これからも最後まであきらめないチームでいたい」と力強く話した。
「野球は楽しい! 子どもたちにはずっと野球を好きでいて欲しい。このところ勝てていないので当面は秋の大会で優勝したい!」と笑顔で話す井桁監督。取材の間、コーチたちの笑い声が絶えないあったか～いチームだ。新入団員随時募集中!
