あびこわんぱくだより

リトルジャガーズ粘って大逆転　低学年制覇

　７月21日（月・祝）開幕した「第７回我孫子市少年野球低学年大会」兼「第20回千葉県少年野球低学年大会（ロッテ旗争奪）我孫子市予選」の決勝が、８月３日（日）、同市少年野球場で行われ、リトルジャガーズがリトルイーグルスを５―４で下し、優勝した。

▽決勝
リトルジャガーズ　０００３２　計５
リトルイーグルス　１０３００　計４


　試合は、リトルイーグルスが伊藤地宏投手の投打にわたる活躍で３回まで４―０とリトルジャガーズに大きくリードする。投球イニング制限で４回に投手交代となると、リトルジャガーズの反撃が始まり、同回表、一挙３得点し１点差に迫る。同回裏のピンチは、敬遠策で切り抜け、リトルイーグルスに追加点を許さない。最終回表、リトルジャガーズが２得点し大逆転。同回裏の守備は、勢いに乗ったリトルジャガーズ内野手が好守備を見せ、３者凡退に抑えた。見事、リトルジャガーズが大逆転で勝利した。

　優勝決定の瞬間、ベンチとグラウンドの選手の喜びが一体となり球場に広がった。挨拶終了後、選手を胴上げして優勝の喜びを爆発させていた。
　優勝したリトルジャガーズ庭田平監督は、「選手一人ひとりに、考える野球をやらせました。目標を今日の優勝ではなく、県大会優勝に置いていたので諦めることなく戦ってくれました。県大会も頑張ります」と、熱戦を振り返り、県大会への意気込みを語った。
　秋山壱期主将は「優勝できて県大会に行けるのでうれしい」とチームメイトと大喜びして語ってくれた。
　同日行われた３位決定戦は、ブラックバードが13―４で久寺家エラーズを下した。

▽３位決定戦
ブラックバード　　　４３２１３　計13
久寺家エラーズ　　００１２１　計４

主な結果は次のとおり。

優　勝＝リトルジャガーズ
準優勝＝リトルイーグルス
３　位＝ブラックバード
４　位＝久寺家エラーズ

• WEB写真館はこちら

市内10チームが激突！

　７月21日（月・祝）、２年生から４年生までの編成で市内　チームが出場した「第７回我孫子市少年野球低学年大会」兼「第20回千葉県少年野球低学年大会（ロッテ旗争奪）我孫子市予選」が開幕。前年度優勝のリトルキングから優勝旗とトロフィー、準優勝のブラックバード、３位リトルイーグルスからトロフィーが返還され、新たにレプリカが授与された。
　開会式で少年野球連盟三田寺正人会長は、「午前中に行われた近隣大会では、残念ながら我孫子市内のチームがベスト４に残れませんでしたが、この大会の優勝チームには千葉県大会の出場権が与えられます。選手は優勝目指して頑張ってほしい」と選手を激励。小林浩之審判部長からは低学年の選手たちへ「どうしたらルールに沿った野球が楽しくできるか学んでほしい」と初めての試合に臨む心構えも伝授。
　低学年チームを代表して、久寺家エラーズ後藤唯呂主将が「僕たち選手一同は夏の暑さに負けず、熱い試合を続け最後まで諦めず戦います」と誓い、結びに「僕は野球が大好きです」とさわやかに、堂々と選手宣誓を行った。
　無事、選手宣誓を終えてほっとした後藤主将は「緊張しました。僕はピッチャーと、キャッチャー、ショートがポジションです。優勝目指して頑張ります」と元気いっぱい話してくれた。

　試合は、21日（月・祝）の開幕２戦のほか、26日 （土） 、27日（日） 、８月３日（日） の４日間にわたって行われ、宣誓どおり、10チームによる熱戦が繰り広げられた。
　炎天下、どの試合もお兄さんチームに負けない、元気な声がグラウンドに響いた。

• WEB写真館はこちら