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少年野球 2018年10月の話題

流山市少年野球秋季大会 

流山市少年野球秋季大会

流山ホークス四冠
江戸川台、善戦及ばず

 第84回流山市少年野球秋季大会は9月22日、流山市総合運動公園野球場で決勝があり、流山ホークスが江戸川台フェニックスを延長戦の末に8︱6で破り、8年ぶり5度目の優勝を果たした。この優勝でホークスは、同市少年野球連盟主催の主要4大会(新人戦、春季、相馬市長杯、秋季)完全制覇を達成した。
 6月末の相馬市長杯決勝で1点差の好勝負を演じた両チームが、白熱のシーソーゲームを繰り広げた。
 ホークスの好投手、中山凱心君に江戸川台打線が食らいついた。二回、2死二、三塁から糠森晃也君の二塁打で2点を先取。3︱3で迎えた四回には、川﨑円大君の2点タイムリーなどで3点のリードを奪った。
 江戸川台の雪辱なるかと思われた五回、ホークス打線が奮起。4安打を集めて3点をもぎ取り、試合を振り出しに戻した。五回終了時点で試合時間が1時間半を超え、延長戦に突入。タイブレークの六回、ホークスが蔵田浬君と清田脩大君の連続タイムリーで江戸川台を振り切った。
 ホークスの倉持豊監督は勝ち方を知っている。五回裏、中山君が1アウトを取ったところで、2枚看板の三崎陽生君に代えた。投球制限の15アウトまで2アウトを残しての継投策。延長タイブレークの六回、一塁に回っていた中山君が再びマウンドに立ち、打者2人をきっちり抑えた。
 歓喜の渦の中、倉持監督が言った。「四冠なんて夢にも思いませんでした。個の力というより、チーム力の勝利。一戦一戦、最後まであきらめずに戦ってくれました。厳しい戦いを続ける中で、精神的に強くなった気がします」
 実り多い一年だった。8月の千葉日報旗戦。チーム史上初めてベスト8入りを果たし、新たな歴史を刻んだ。これまでは5年前の同大会でベスト16になったのが最高だった。

▽決 勝
流山ホークス
003032 8
021300 6
江戸川台フェニックス

我孫子市少年野球秋季大会 

我孫子市少年野球秋季大会

リトルイーグルス春秋連覇
特別延長で勝利掴む

 第43回我孫子市少年野球秋季大会(我孫子市少年野球主催、朝日新聞社・同市教育委員会後援)の決勝は9月17日、少年野球場で行われリトルイーグルスが5―4でリトルキングを下し、優勝した。イーグルスは、10月13日から行われている第34回少年野球千葉県選手権大会(ろうきん旗大会)に出場した。同日行われた3位決定戦は、サンスパッツが5―3でリトルジャガーズに勝利した。
▽決勝
リトルイーグルス
1020011 5
2010010 4
リトルキング

 春季大会で王者に輝いたイーグルスと昨年の新人戦で優勝したリトルキングの一戦は、白熱した試合が展開。3―3で緊迫したシーソーゲームの決勝は、六回のイーグルスの攻撃に差し掛かったところで、1時間30分の時間規定を過ぎた。この回の両チームの攻撃終了時点で、得点差がある場合は、試合が決着する。イーグルス2死二塁でバットコントロールが巧みな1番中西知希君が「絶対打ってやる。何でも打とう」とバッターボックスに立つと、その思いはバットに伝わりレフトの頭上を越える二塁打で勝ち越した。最後まで喰らいつくリトルキングは、同点に追いつき、1死満塁から始まる特別延長に入った。イーグルスは、四球押し出しで1点を取るも点差は1。1打出れば逆転の可能性が残るリトルキングだったが、四回からマウンドに立つイーグルス今滝恵太君に2三振を喫した。優勝が決まった瞬間に抱き合って喜びを爆発させたイーグルスナインが物語るように、素晴らしい決勝の戦いは幕を閉じた。
 イーグルス齊藤秀監督は「最後は気持ちの部分で勝利できた」と選手を称えた。怪我で試合には代打での出場となったがランナーコーチとしてチームを支えたイーグルス主将の須田康祐君は「優勝できたことは、本当にうれしい」と話した。
 表彰式で入賞したチームに朝日新聞社より賞状とメダルが授与された。

 主な結果は次のとおり。
1位=リトルイーグルス
2位=リトルキング
3位=サンスパッツ

三市親善少年野球大会高学年決勝 

三市親善少年野球大会高学年決勝

鎌ケ谷市勢対決を制しシーダーズV

 第41回三市親善少年野球大会は8月12日、白井市運動公園で決勝が行われた。柏市(沼南地区)から2チーム、白井市から3チーム、鎌ケ谷市から3チームが参加し、鎌ケ谷市のシーダーズが優勝。三市の頂点に立った。
 決勝は初富セブンスターズと、ここまで大勝で進んできたシーダーズの鎌ケ谷市勢同士の対決だった。
 試合は両チームともに落着いた守りを見せ、三回まで無得点。試合が動いたのは四回裏、シーダーズ1番打者の岡田諒介君が三塁線へ流し打ちで初ヒット。すかさず二塁へ盗塁を決め送りバントも成功し、1死三塁のチャンス。シーダーズ3番山口廉矢君がスクイズを決めて先制した。
 六回表、初富セブンスターズの反撃が始まった。2死から1番田尻大翔君が四球で出塁、二塁へ盗塁を決めると、2番松永大聖君がセンターに打ち返す。二塁走者田尻君が見事な走塁を見せホームに滑り込み、間一髪セーフで同点に追い着いた。
 八回から特別延長戦に入り、ともに1死満塁からのスタート。シーダーズが見事な守備で無失点に切り抜けると、その裏の攻撃で9番西川翔大君が冷静に初球をスクイズ。サヨナラ勝ちで熱戦に勝利した。
 大接戦に勝利したシーダーズ大坪宏崇監督は、「厳しいゲームで大変でしたが、少ないチャンスにバント、スクイズを決める練習が活かせました。最後のスクイズも指示通りに決めてくれ、守りでは捕手が素晴らしいプレーをしてくれました」と選手を褒めれば、キャプテン山口廉矢君は「八回の守りでしっかりと落ち着いて打球を処理出来た事が良かったです。仲間と勝利の喜びを分かちあいたい」と笑顔で応えてくれた。

▽決 勝
初富セブンスターズ
00000100 1
00010001X 2
シーダーズ

快挙! 豊上ジュニアーズ(柏市)

快挙! 豊上ジュニアーズ(柏市)

友遊ボール、県制覇

  柏市の豊上ジュニアーズ(安野直人監督代行)が、今夏行われた第27回千葉県少年野球友遊ボール大会のチャンピオン大会で見事、初優勝の栄冠に輝いた。
 友遊ボールは、低学年(3年生以下)の選手たちと保護者がチームを結成し、柔らかいゴムボールを約40㌢のメガホンバットで打ち、グラブは使わず手で捕球するなど、野球の楽しさを存分に味わえるものだ。保護者は2人まで出場でき、親子で一歩を踏み出せる。
 チャンピオン大会は8月26日、袖ケ浦市の百目木公園多目的運動場を会場に各地の予選を勝ち上がった強豪24チームが激突。豊上は15人の選手全員の結束で勝ち上がり、決勝でかずさ代表の富来田ファイターズと対戦。6―4で破り、出場482チームの頂点に立った。昨年の覇者、常盤平ボーイズ(松戸市)に続き、東葛エリアの強さを誇示した。
 チームを率いた安野監督代行は「大会を通して子どもたちの心の成長を感じた」と喜びを語った。厳しい地区予選から攻守にわたってチームを引っ張った勝海晴弥君、米山仁君、安野響太君らは「いっぱい練習してロッテ旗(4年生大会)で優勝します」と意欲満々だ。

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