石渡プロの健康トレーニング法

プロフィール

石渡俊彦(いしわた・としひこ)
プロゴルファー&フィジカルトレーナー。

1965年千葉県生まれ。中嶋常幸門下生を経て専門的にフィジカルトレーニングを学び、2004年「レッスン・オブ・ザ・イヤー」受賞。
現在、ゴルフスクールを主宰。人材育成にも携わる。


* 目次 *

 
平成 21年2月10日号 No.172
  石渡プロの健康トレーニング法−−−夢を持って!−−−−最終回

平成 21年2月10日号 No.170

  石渡プロの健康トレーニング法−−−夢を実現する力−−−−Vol.78
平成 20年12月10日号 No.166
  石渡プロの健康トレーニング法−−−考える力−−−−Vol.77

平成 20年11月11日号 No.164

  石渡プロの健康トレーニング法−−−インナーマッスルを鍛えよう−−−−Vol.76
平成 20年10月10日号 No.162
  石渡プロの健康トレーニング法−−−季節の変わり目に注意−−−−Vol.75

平成 20年9月10日号 No.160

  石渡プロの健康トレーニング法−−−北京オリンピック−−−−Vol.74
 

平成 20年8月10日号 No.158

石渡プロの健康トレーニング法−−−基本の大切さ−−−−Vol.73
 

平成 20年7月10日号 No.156

石渡プロの健康トレーニング法−−−ピンチをチャンスに−−−−Vol.72
 

平成 20年6月10日号 No.154

石渡プロの健康トレーニング法−−−体調管理に気をつけよう−−−−Vol.71
  平成 20年5月10日号 No.152
石渡プロの健康トレーニング法−−−マナーやモラルって?−−−−Vol.70
  平成 20年4月10日号 No.150
石渡プロの健康トレーニング法−−−新年度がスタート−−−−Vol.69
  平成 20年3月10日号 No.148
石渡プロの健康トレーニング法−−−考える習慣−−−−Vol.68
 

平成 20年2月10日号 No.146

石渡プロの健康トレーニング法−−−運動能力−−−−Vol.67
  平成19年12月11日号 No.142
石渡プロの健康トレーニング法−−−自然環境の変化−−−−Vol.66
  平成19年11月10日号 No.140
石渡プロの健康トレーニング法−−−思いやる心−−−−Vol.65
  平成19年10月10日号 No.138
石渡プロの健康トレーニング法−−−心●技●体−−−−−Vol.64
  平成19年09月11日号 No.136

石渡プロの健康トレーニング法−−−骨盤の前傾姿勢−−−−−Vol.63

  平成19年08月10日号 No.134
石渡プロの健康トレーニング法−−−感謝の気持ち−−−−−Vol.62
  平成19年07月10日号 No.132
石渡プロの健康トレーニング法−−−書いて読む−−−−−Vol.61
  平成19年06月10日号 No.130
石渡プロの健康トレーニング法−−−足圧!−−−−−Vol.60
  平成19年05月10日号 No.128
石渡プロの健康トレーニング法−−−競争する意味−−−−−Vol.59
  平成19年04月10日号 No.126
石渡プロの健康トレーニング法−−−自分らしく−−−−−Vol.58
  平成19年03月10日号 No.124
石渡プロの健康トレーニング法−−−栄養補給−−−−−Vol.57
  平成19年02月10日号 No.122
石渡プロの健康トレーニング法−−−1度こらえて許してみよう−−−−−Vol.56
  平成18年12月10日号 No.118
石渡プロの健康トレーニング法−−−学生スポーツにおける休養の取り方−−−−−Vol.55
  平成18年11月10日号 No.116
石渡プロの健康トレーニング法−−−スポーツを通じて社会性を身に付けよ−−−−−Vol.54
  平成18年10月11日号 No.114
石渡プロの健康トレーニング法−−−ヤンキース松井選手復帰−−−−−−−−Vol.53
  平成18年09月10日号 No.112

石渡プロの健康トレーニング法−−−ライバルの存在−−−−−−−−Vol.52

  平成18年08月10日号 No.110
石渡プロの健康トレーニング法−−−中田英寿選手引退について−−−−−−−−Vol.51
  平成18年07月11日号 No.108
石渡プロの健康トレーニング法−−−目標をたててみよう!−−−−−−−−Vol.50
  平成18年06月10日号 No.106
石渡プロの健康トレーニング法−−−暑い季節のコンディション作り−−−−−−−−Vol.49
  平成18年05月10日号 No.104
石渡プロの健康トレーニング法−−−イメージトレーニング−−−−−−−−Vol.48
  平成18年04月11日号 No.102
石渡プロの健康トレーニング法−−−基本動作の重要性−−−−−−−−Vol.47
  平成18年03月10日号 No.100
石渡プロの健康トレーニング法−−−何のためのトレーニング?−−−−−−−−Vol.46
  平成18年02月10日号 No.098
石渡プロの健康トレーニング法−−−夢を持とう!−−−−−−−−−−−−−Vol.45
   
   
   
   

石渡プロの健康トレーニング法 最終回 夢を持って!

 もうすぐ新しい学年が始まりますね。3月と4月は皆さんにとっては別れと出会いの季節です。これは新しい自分との出会いでもあるでしょう。人は環境が変わることで自分自身を変化させることができます。どうせ変わるなら今より成長したいですよね。

 浅田真央さんや石川遼君など、今10代のアスリート達が頑張っています。彼らに共通していることは、幼いころから自分の夢を持ち続けていたこと。そしてそのための努力を続けてきたことです。みんなが2人のようになれるわけではありませんが、しかし自分らしい夢や生き方を意識してほしいのです。大学へ行ったけど、社会へ出たけど「やりたいことがない、分からない」と言った若い世代が増えています。必死にならなきゃ生きていけない、という日本ではないからです。平和と言えば平和ですが、意識の堕落が見られます。

 今、皆さんは学校やスポーツをしながら頭と体を鍛えていますが、全てはこれからの長い人生を生きる為の準備です。友達や周りの人へ感謝の気持ちを忘れずに自分の夢と希望を持ち続けてください。できれば毎年決まった時期に書き出すといいでしょう。1つのことを思い続ける人もいるでしょう、また体と心が成長するにしたがい望むことが変わることもあるでしょう。どちらでもいいのです。大切なことは夢を持ってときめきつづけることです。

 世の中の景気が悪いなど大人の人は言うでしょうが、夢とはそういったものに影響されるものではありません。これからも皆さん頑張ってください。

石渡プロの健康トレーニング法 Vol.78 夢を実現する力

  高校生にしてプロゴルファーの石川遼君。彼は4月9日から始まる「マスターズ」というゴルフのメジャー大会に招待されました。
 2008年の彼のプロツアーでの活躍が評価されて実現したわけですが、なぜわずか2年でこれだけの進化をなせたのか? そして自ら公言した目標や夢を実現し、またやり遂げることができたのか?これは大人も大いに勉強になるものと思います。
 まず目標を立てる! 当たり前ですが家を出る時に行き先を決めていない人は、まずいないでしょう。人生も同じで自分はこうなりたい、こうしたいという漠然としたものでもいいから描くことです。
 次に方法を具体的に考える。そうなるためには何を身に着け、どんな行動をとる必要があるのか? ここに実現する人と、そうでない人の違いがあるように思います。
 そして最後は粘り強く諦めない! 行動をすればすぐに結果が出るわけではありません。勉強も人生も大変なんです。しかし安易に「や〜めた」では何も得ることはできないということです。しかしある程度やって「これよりこれがやりたい」「こっちの方が向いている」と感じたら方向転換するのは悪いことではないはずです。
 皆さんは失敗を恐れる前にチャレンジすることを忘れないでください。

石渡プロの健康トレーニング法 Vol.77 考える力

 受験生にとっては慌ただしい季節になりましたね。年が明けるとすぐ受験は目の前。焦っている人も多いのではないでしょうか? そういう人は大いに焦って、大いにもがいてください。アスリートとして成功した人たちは、現役当時を振り返ると常に危機感にさいなまれていました。それがあるから練習するのだと...。もがき苦しむのは自らが向上しようとしている証拠!その証拠に諦めている人に焦っている人はいませんから。私が受験をしたのは今から20数年前、今は当時の知識はどの程度生かされているのか?疑問です。では何で勉強するのだろう ? そう疑問に思う人もいるのでは。社会に出ると学校では教えてもらえなかったことをたくさん体験します。その時に「考える力」のない人は打開策が打てず、浮き上がることが困難になります。この「考える」下地を、今皆さんが勉強を通じて養っているのです。
 こう考えてみましょう! 水を吸うときに肌理(きめ)の細かいスポンジの方が、肌理の粗いスポンジよりも素早く、そして沢山吸い込むことができます。きれいな水を吸うのか? 汚い泥水を吸うのか? これは皆さんが目指す方向や志によって様々でしょう。しかし吸い取る力=考える力を今養っていることを忘れないでください。皆さんが就職するときに世界経済が好転し、就職がしやすくなればいいのですが、そうでないとき皆さん自身が生きる力を身につけられるかどうか? は考える力にかかっている気がします。

石渡プロの健康トレーニング法 Vol.76 インナーマッスルを鍛えよう

 だんだん寒さも感じる季節になってきました。皆さんは体の痛い部分や動きづらい部分はありませんか? そういった原因の1つに筋肉の柔軟性が挙げられます。筋肉は目で見られるアウターマッスルと、体の深層部にあるインナーマッスルがありますが、この2つの柔軟性や筋力の強さのバランスによっては怪我をしやすかったり、疲れるとフォームが崩れやすくなったりと競技に影響を与えます。 今回は多くの競技で酷使する肩のインナーマッスルのストレッチを紹介します。
 肩の動きは様々な方向へ大きく動きます、その分支えている筋肉の負担は大きくなります。野球・テニス・バレーボールなど腕を酷使する場面では肩を痛めるケースが多々あります。肩のインナーマッスルは4つの筋肉(棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋)から構成されています。これらを均等にストレッチし怪我の予防・改善につなげるストレッチがこれです!

1 両手を頭の後ろで組みます。
2  肘の位置を変えずに肘から先を伸ばしバンザイのようなポジションをとります。この時両手小指が正面を向きます。
3  このポジションを維持しながら右腕を肩の付け根から内側へ捻ります
4  左腕は肩の付け根から外側へ捻ります。
5  腕の捻る方向を左右逆にしながら連続で10回行います。

 この時インナーマッスルの柔軟性が不十分だと内側へ捻ったときに腕が下がりやすくなり、外側へ捻ったときに腕が下がりやすくなります。
 このストレッチは練習前にすると運動中の怪我の予防になり、練習後に行うと酷使して硬くなった筋肉を元の状態に戻すことになります。

石渡プロの健康トレーニング法 Vol.75 季節の変わり目に注意

  猛暑の夏が過ぎて朝晩が涼しくなりました。制服も衣替えを迎えると同時に、皆さんの体も衣替えの時期です。
 よく季節の変わり目は風邪を引きやすい、体調を崩しやすいなどといわれますが、これは気候の変化に体の対応がこの時期は夏バテがボディブローのように後から効いてくるため、体の免疫力が低下しやすい時期でもあるのです。
 特に1日の中でも温度差が激しい秋口は、体温調節が上手くいかずに首筋の後ろがゾクゾクっとし、鼻かぜを引きやすいので注意してください。就寝時は寝相が悪いといつの間にか布団が…。もちろん、夏と違い手足が多く出てしまう格好はいけません。また首筋の後ろには風門という?つぼ“があり、ここを冷やすと風邪を引きやすいとも言われています。寝る時はこの部分が冷えないようにタオルを首に巻くなどの工夫をすれば意外と効果があります。
 また汗の処理にも注意しなければなりません。汗は夏熱を体内から逃がし、外気に触れる事で冷やす作用があります。暑い時期はかいた汗を拭かない事で冷やす作用がありますが、この時期は体を冷やしてしまうため、こまめに汗を拭く、または汗で濡れた時の着替えをこまめにするなどして体温の調節を心がけましょう。
 いざという時の勝負どころではコンディションが勝敗を左右します。

石渡プロの健康トレーニング法 Vol.74 北京オリンピック

 今回の北京オリンピックでは中国勢の活躍が目につきま したね。
 アメリカ、ロシア勢がいまひとつでしたが、ジャマイカのスプリント、アジア勢の躍進が目立ちました。そんな中、日本勢は前回のアテネよりは振るわない結果となりましたが、多くの人を感動に導いた日本女子ソフトボールの金メダル。私の中では北京オリンピックのNo.1金メダルです。
 水泳の北島選手の2冠も、もちろん素晴らしいですが、彼の成績は周りも予測していた順当なメダル。しかしソフトボールはオリンピックでの金メダルは今まで取れておらず、アメリカ・オーストラリアと強豪を倒さなければ悲願の金メダルには届きません。いつもアメリカの壁に阻まれ1番になれませんでしたが、今回はエースの上野選手を中心とした攻守ともにバランスのとれたチームで望んだ北京でした。
 しかしすべてが順調だったわけではありません。守備に要であるショートの選手はアキレス腱断裂で戦線離脱、しかし選手たちの思いは折れませんでした。延長戦での激闘は見ているほうが「もうだめか?」と思う場面が何度と無くありましたが、そのときの上野選手の「激投」は神がかりというほかありません。
 彼女たちが教えてくれたのは「あきらめなければ夢はかなう」ではなかったでしょうか。

石渡プロの健康トレーニング法 Vol.73 基本の大切さ

 先日、高校生の女子ソフトテニスのインターハイを観て来ました。各県から勝ち残った学校やペアが出場している大会です。各コートでは熱戦が繰り広げられていました。
 試合を観続けるうちに強いチームに共通しているとこに気づきました。それは?簡単なミスをしない“ということです。
 こちらがミスをしないでいると、相手がミスをしてポイントをくれるのです。相手を?抜く“素晴らしいストロークでのポイントよりも相手のミスによるポイントの方がはるかに多い。これは高校野球でも同じです。野手はファインプレーはしなくてもいいから正面のゴロを確実にアウトにする。バッターはフライでは採られる確率が高いからゴロを打って相手のエラーを誘う。結局は基本をしっかりやり抜くことが大事だということであり、それが勝利に結び付くのです。
 少し覚えてくると「もう出来る」と勘違いをし、難しいことやカッコイイ事をやりたがるのが人間であり凡人です。しかし、イチロー選手が日米通算3000本安打を達成してなお「小さいステップの積み重ねでしか大きな記録は達成できない」と言うように、基本の繰り返しが難しい応用も簡単にしてくれることを再認識しましょう。
 皆さんが眼にするのは一流選手の華々しい活躍をする姿だと思います。しかし、そこに来るまでの地道な努力を見過ごしてはいけません。さぁ今一度基本をしっかり練習しましょう。

 

石渡プロの健康トレーニング法 Vol.72 ピンチをチャンスに

 世の中にはすごい人がたくさんいます。北京オリンピックでメダルを目指す選手達、メジャーリーグで活躍している多くの日本人もそうですし、日本を世界的な経済国とした人たちもまたそうです。しかし、それらの人たちは最初から凄かったのか? なんでも最初から出来たのか?
 そうではないと思います。人は望んではいなくても失敗をするものです。勉強・学校生活・友達との関係など様々な場面で日々失敗をします。大切なのはその失敗から何を学ぶのか? ということ。世の中で成功したと言われる人は、失敗により学び、そして成功するまでやり抜いたと言います。
 先生に怒られた! そのことのみを考えても、何も問題は解決しません。そういう人はまた同じ失敗をするでしょう。そして先生の顔色を伺いながら学校へ行くのです。そうではなく「何故怒られたのか?」「どうすることを先生は望んでいたのか」と考えられる人は、同じ失敗をする確率はかなり低いはずです。その答えが必ずあっていなくてもいい、失敗するたびに?学ぶ“または?考える“チャンスをもらったと思えれば人としての成長があるはずです。
 学年が上の人は自分のことだけ考えていられない分、失敗する場面も多くなると思います。しかし、落ち込むことはありません。人が出来ない経験をしているんですからね。楽天の野村監督が「人としての成長なくして技術の進歩はない」というのは本当だと思います。

 

石渡プロの健康トレーニング法 Vol.71 体調管理に気をつけよう

 いよいよ梅雨本番です。
 この時期はどうも苦手と言う人もいるでしょうし、なんとなく成績があがらない等、本人の意識とは別のところで体の変調をきたしやすいのが梅雨時です。
 湿度や気圧は人間の体に様々な影響を与えます。気温があまり高くないのに汗がいつもより出る、これは暑いと自覚があれば水分補給も気が付くんですが、湿度により汗をかいていると水分補給を忘れがちになります。この時期の脱水症状は意外と多いので気をつけましょう。よく「喉が渇いたと感じた時は水分不足」と言われますがその通りです。運動中はこまめに少量づつの水分を補給しましょう。
 また食べ物にも注意が必要です。食中毒はこの時期起こりやすいですが、生ものは鮮度のいいものを摂る。また試合や大切な行事がある前は控えた方がいいでしょう。食べる物は他にいっぱいありますからね! また消化のいいものをお勧めします。
 気圧や湿度は内臓への影響も少なからずあり、消化力の低下につながります。特に消化器系の弱い人は栄養があり消化のいいものを良く噛んで摂るとパフォーマンスもアップします。
 胃腸の強さはいい選手の条件でもありますが、 弱い場合でも自分のペースや食亊内容に気を配ることで優位になります。夏の大会を控えている選手は特にこの時期のコンディションに気を配ってください。

石渡プロの健康トレーニング法 Vol.70 マナーやモラルって?

 最近の新聞やテレビで「日本人のモラルの低下が著しい」と目にすることが多くなりました。
 モラルとは道徳ということで?人として行なう正しい行動“を意味します。またマナーとは作法を意味し、「物事を行なうやり方」と辞書に載っていますが、もう少し平たく言えば?日常生活で他人に迷惑をかけない行動“をさすのではないでしょうか。スポーツの世界にルールがあって競技が成り立つように、我々の住む一般社会にもルールが存在するからこそ多くの人が同じ枠の中で生活していけるわけです。皆さんが見ても「おかしい!」と思う事をする大人が大勢いるのが今の日本です。
 高速道路の周りに運転手が捨てたごみの山を見たことがありますか? 会社に行けば偉い人がタバコを道端に捨てる、こんなことは子どもが見てもおかしいことです。しかし大人だから出来る、子どもだから出来ないわけではなく、心の中に道徳やマナーの心がある人は言われなくても分かり、そして行動できます。
 「分かっている」と「出来る」は全く違うものです。人間は弱い生き物ですから?間違っている“と分かっていることでも大勢の人がやっていると加わってしまうものです。この延長がいじめではないでしょうか?
 よく「相手の立場になってごらん?」と言いますが、自分がしてもらってうれしいことは多くの人もうれしい。またいやなことは人もいやなんですね。
 スポーツを経験した人がなぜ企業(会社)に求められるか? それはスポーツを通じてマナー&モラルを学んだ人が多いからです。

石渡プロの健康トレーニング法 Vol.69 新年度がスタート

 皆さんこんにちは。学校も新しい年に変わり皆さんの周 りの環境もだいぶ変化したことでしょう。
 4月は新たな出会いがあり皆さんをより成長させてくれます。1つ年を重ねるとまわりも変わりますが、実は自分自身も多かれ少なかれ変わる必要があります。何が変わるかというと、それは「立場」や「役割」ということです。小学校6年生は1番年上だった小学生時代から、1番年下の中学1年生に。またどの人も1学年上がり「先輩」としての役割をいやでも担うことになります。
 後輩が出来るということはどういう意味かというと、 みなさんの発言や行動を注目している人が増えるということです。ですから責任は年々大きくなるんですね。それに伴い皆さんはスポーツの場でも学校生活の中でも?自覚“を持つことが大切になります。
 学校やクラスの中で自分はどういう役目・仕事をすればみんなが喜ぶのか? また家に帰れば家族として同じことが考えられるでしょうし、スポーツの場面では様々な状況で今はどうすれば勝ちにつながるのかを考えプレーすることにつながります。大人になるにしたがい自分と関わる人が多くなる分、自分の考えや役割を自覚していないとまわりに流されてしまいかねません。新しい先生や友達、そしてチームの中で自分の役割を見つけチャレンジしてみてください。最初は勘違いや失敗したっていいんです。失敗は×ではなく、成功するために誰もが通る道ですから。
 そうすればきっと?いい先輩“になれますよ。

石渡プロの健康トレーニング法 Vol.68 考える習慣

 スポーツの場面でいざという時には、自分の判断が求められます。ゲーム前のミーティングでは指示はある場合でも、とっさの時には自分で考え行動する必要があります。そんなときに適正な判断を下せる選手はゲームの流れを引き寄せる力を持っています。
 ではどうしたらそんなとき正しい判断が出来るようになるんでしょうか? 答えは意外と簡単です! 日頃から自分で考える習慣を持つということ。普段から先生や監督からの指示を待つ習慣のある選手は意外とこれが出来ていない。運動能力に長けていても考えることが出来ない選手は試合で結果を出すことが難しい。
 「なぜこうしたの?」「はい、それはこういう場面だったのでこうしました」と理由に基づく答えをもてるかどうか。仮にその考えが間違っていたとしても、「その場面ではこうすべきではない」という答えは得られることになります。
 最初から正しい選択を出来る人はいません、失敗を繰り返すことで正しい判断力が身につきます。
 スポーツの場面でいざという時には、自分の判断が求められます。ゲーム前のミーティングでは指示はある場合でも、とっさの時には自分で考え行動する必要があります。そんなときに適正な判断を下せる選手はゲームの流れを引き寄せる力を持っています。
 〈TVオンエア中!〉 石渡プロは、2004年「レッスン・オブ・ザ・イヤー」を受賞。現在、毎週木曜日22時、NHK教育テレビ、趣味悠々「石渡俊彦のスコアアップクリニック」が放送中。ゴルフのプレー以外でも役立つ基本的なストレッチ法をわかりやすく教えてくれる。3月27日までの全12回。必見!!

石渡プロの健康トレーニング法 Vol.67 運動能力

 先日テレビで興味深い番組を見ました。
 今の小学校4年生の立ち幅跳びの全国平均は、なんと20年前の幼稚園の年中クラスの平均とほぼ同じだそうです。
 徒競走で真っ直ぐに走れない、転んでも手を出せずに顔から落ちて怪我をしてしまう、もっと驚いたのは中学生の男子でキャッチボールが出来ない、ボールを投げることが出来ない生徒が多く、体育の授業が成立しないということ。ちょっと信じられないような話ですが現実だそうです。
 さてこの運動能力ですが本来は幼少時代の遊びの中で自然に身に付いたものです。しかしテレビゲームの普及、学業の奨励(実際にはゆとり教育のひずみが出ているが)、生活環境の安全性の低下など様々な要因が考えられるでしょう。皆さんはスポーツを積極的にしていますが、競技によっては動きに偏りが見受けられます。出来るだけ多くの種目や競技に慣れ親しむことでバランスの良い体が作られる事を理解してください。

〈TVオンエア中!〉 石渡プロは、2004年「レッスン・オブ・ザ・イヤー」を受賞。現在、毎週木曜日22時、NHK教育テレビ、趣味悠々「石渡俊彦のスコアアップクリニック」が放送中。ゴルフのプレー以外でも役立つ基本的なストレッチ法をわかりやすく教えてくれる。3月までの全12回。必見!!

石渡プロの健康トレーニング法 Vol.66 自然環境の変化

  寒い季節になりました。室内でも気温が低くなり、動きにくくなったりしますよね。
 筋肉は気温が高いと収縮(伸び縮み)しやすくなるため、パワーと柔軟性に富みますが、冬は逆の業況になるため動きにくい現象が起こるんです。また筋肉に関係する怪我をしやすいのもこの季節です。屋外競技では更にその影響が大きくなることは分かるでしょう。
 自分のコンディションや調子をつかむことは試合に臨む際に必要なことです。しかし自然条件を理解して、その日のプレーにつなげられるとレベルは更にアップします。
 ゴルフではそれが顕著に反映します。例えばパターをするグリーンは夏は芝が多く葉が元気なため転がりが遅く、冬は逆の現象と地面自体が硬くなるため速くなります。また水の流れに沿って芝目ができ、ボールの転がりに影響を与えます。おそらく芝のフィールドでは同じような影響が少なからずあるはずです。そしてこれからの季節は?風“、この風をどう利用できるかで成績も変化するのではないでしょう。
 今は気象予報士の資格を取る人が増えているようですが、フィールド競技をする人には天気図も見て欲しい気がします。

石渡プロの健康トレーニング法 Vol.66 自然環境の変化

  寒い季節になりました。室内でも気温が低くなり、動きにくくなったりしますよね。
 筋肉は気温が高いと収縮(伸び縮み)しやすくなるため、パワーと柔軟性に富みますが、冬は逆の業況になるため動きにくい現象が起こるんです。また筋肉に関係する怪我をしやすいのもこの季節です。屋外競技では更にその影響が大きくなることは分かるでしょう。
 自分のコンディションや調子をつかむことは試合に臨む際に必要なことです。しかし自然条件を理解して、その日のプレーにつなげられるとレベルは更にアップします。
 ゴルフではそれが顕著に反映します。例えばパターをするグリーンは夏は芝が多く葉が元気なため転がりが遅く、冬は逆の現象と地面自体が硬くなるため速くなります。また水の流れに沿って芝目ができ、ボールの転がりに影響を与えます。おそらく芝のフィールドでは同じような影響が少なからずあるはずです。そしてこれからの季節は?風“、この風をどう利用できるかで成績も変化するのではないでしょう。
 今は気象予報士の資格を取る人が増えているようですが、フィールド競技をする人には天気図も見て欲しい気がします。

石渡プロの健康トレーニング法 Vol.66 自然環境の変化

  寒い季節になりました。室内でも気温が低くなり、動きにくくなったりしますよね。
 筋肉は気温が高いと収縮(伸び縮み)しやすくなるため、パワーと柔軟性に富みますが、冬は逆の業況になるため動きにくい現象が起こるんです。また筋肉に関係する怪我をしやすいのもこの季節です。屋外競技では更にその影響が大きくなることは分かるでしょう。
 自分のコンディションや調子をつかむことは試合に臨む際に必要なことです。しかし自然条件を理解して、その日のプレーにつなげられるとレベルは更にアップします。
 ゴルフではそれが顕著に反映します。例えばパターをするグリーンは夏は芝が多く葉が元気なため転がりが遅く、冬は逆の現象と地面自体が硬くなるため速くなります。また水の流れに沿って芝目ができ、ボールの転がりに影響を与えます。おそらく芝のフィールドでは同じような影響が少なからずあるはずです。そしてこれからの季節は?風“、この風をどう利用できるかで成績も変化するのではないでしょう。
 今は気象予報士の資格を取る人が増えているようですが、フィールド競技をする人には天気図も見て欲しい気がします。


石渡プロの健康トレーニング法 Vol.65 思いやる心

 10月3日 (水) 、高校生対象の プロ野球ドラフト会議があり ました。
 今回は仙台育英の150キ ロを越すストレートを投げる佐藤投手、超高校級スラッガ ーの大阪桐蔭中田選手に、成田の本格右腕唐川投手の3選 手に注目が集まりました。結果は周知の通りですが、私が注目したのが佐藤君、中田君のコメントでした。2人の家族に対する思いを聞き彼らの今後に大いに期待したいと思いました。2人に共通していたのは「家族のため」「親に楽をさせたい」といった、これまでの感謝の気持ちがそこにはありました。
 最近は自己中心的な若者が多いといわれる中で、自分を支えてくれる親の存在を認識する機会が減っているように感じます。人が頑張ろうとする時、1人では越えられない壁があります。しかし誰かへの強い思いがそれを可能にすると言った逸話は数多くあります。「いい家に住みたい」「いい車に乗りたいから頑張る」選手より、2人のような気持ちを持って頑張る選手のほうが可能性を感じるのは私だけでしょうか?
 最近はアスリートの優勝スピーチには必ずといっていいほど関わった人や支えてくれた人への感謝のコメントが含まれています。つまり勝てる選手とはそういうことを分かって戦っているとも言えます。人は人とのかかわりの中で成長し磨かれるものです。皆さんの大切な人は誰ですか?


石渡プロの健康トレーニング法 Vol.64 心●技●体

 「心・技・体」―みなさんもこの言葉を聞いたことあるよね? 人が物事を成す場合に必要な要素と言うことですが、これについて考えたことありますか?
 スポーツするにしても心と体があって技が成り立つ、そう考えると「心・体・技」と捉えることも出来ますね。
 いずれにしても心の部分がまず最初に来るに変わりありません。何のためにするのか?いわばきっかけが心の部分です。次にスポーツや趣味、大人の場合だといい仕事をするにも体力は欠かせません。それらが整って技である技術が身につくということです。私の場合はというと「心・体・技・心」と考えています。
 最初の心は志(こころざし)、どんなも目標をもってするのか、それが好きだから? 誰かにもてたいから? 人が喜ぶから? など動機は様々ですが、この動機が何かによって得られる結果は大きく変わります。またその目標も健康でなくては果たせませんし、努力を継続するには体力が必要です。そうした過程で望む技術が培われるでしょう。でもそれだけで目標が達成できるほど現実は甘いものではない。そんな時に最後の“心”が必要になります。

 出来るまでやり抜こうとする根気・粘り強さが勝敗を分けるからです。この流れはスポーツでも文化活動でも、そして大人になっての仕事でも共通することです。みなさんが今やっている競技や部活動を通じて体験していることはとても貴重なことなんですよ。

石渡プロの健康トレーニング法 Vol.63 骨盤の前傾姿勢

 みなさんこんにちは。今年の夏休みはどんな夏休みでしたか? 私は8月25日から大阪の長居競技場で開催された「世界陸上2007」を観戦に行ってきました。
 今大会は来年の北京オリンピックの前哨戦として、世界の一流選手も調子を合わせてくることで見ごたえ充分な大会となりました。
 陸上の大会をスタンドで観戦するのは初めての体験でしたが、スプリント競技の100m、200mはじめ、走り幅跳びなどの跳躍種目、またTV観戦だと単調さを感じる中・長距離は目の前を何回も選手が来るのでその度に盛り上がり、非常に楽しく迫力を感じるものでした。
 今回生で何を見たかったかというと、強い選手の集中力の作り方や体の使い方を参考にできればと思っていました。
 集中力はその場でちょっと見ただけでは分かりませんが、足の運び方や重心の移動のさせ方は参考になりました。その1つを皆さんにお話します。
 走る行為に関してですが、速い選手は力の多くを前へ前へ使っているのに対して、遅い選手は着地の時に下へ落ちた重心を再び上へ持ち上げてから前へ移動させるため疲労とスピードに差が出ていました。
 ではどうしたら前へ力が伝わるかですが、その1つに骨盤の前傾があります。つまりお尻が下がった姿勢では速くは走れないと言うことです。
 鏡でチェックしてみてください、真っ直ぐに立ったときあなたのお尻は下がっていませんか?



石渡プロの健康トレーニング法 Vol.62 感謝の気持ち

 夏から秋にかけては様々な競技が各地で開かれています。選手の皆さんも練習や試合にと忙しく過ごしていることでしょう。そんなみんなにちょっと考えて欲しいことがあります。開催されている様々な大会は誰が開いてくれている
のか? またみんなを日頃から指導してくれる人達は誰なのか? 恐らく殆どの人は休日をボランティアでサポートしてくれていることでしょう。そして会場まで送り迎えを快くしてくれるのは誰でしょうか?
 皆さんは周りにいる多くの人たちによって支えられ、そして選手として輝く時を得られているのです。大切な時間をみんなのために使って応援してくれる人がいる事、一生懸命みんなの力になってくれている人たちがいることを忘れないでください。プロのスポーツ選手の中には裏方さんやバッティングピッチャーのように、普段から自分を支えてくれる人達をオフになると食事に招いて労をねぎらう選手も多くいます。そういった感謝の気持ちを持っている選手の殆どは1流選手です。応援、協力してくれる人たちの代表として自分たちは試合に、そして競技に取り組める事を忘れずに日々を過ごしてください。
 自分のためだけに頑張るのはきつい、でもみんなのためにも頑張ろうとする時に大きな力は生まれます。そして試合やシーズンが終わったら笑顔で「ありがとうございました」と感謝の気持ちを伝えてください。これこそがスポーツの素晴らしさのひとつであり、みなさんを次のステップへと押し上げてくれることでしょう。



石渡プロの健康トレーニング法 Vol.61 書いて読む
 昔は「読み・書き・そろばん」が勉強の基本と言われていました。
 読みとは文字を理解すること、書くとは文字を知っていること、そして計算力を高めるためのそろばん。これが一通り出来れば社会に出ても通用しますよと言うことなんでしょう。
 特に書くことと読む事を私は重要視します。これは単に人の書いた文章を書き写す、読むということではなく、自分の考えている事を書き、そして読むことが大切です。
 まず文章を書くということは頭で考えている以上のことは書けません、つまり頭でいろんな事を考え整理して初めて文章に出来る。この時、論理的に書くことで自分以外の人にも言いたい事を伝えることが出来ます。
 次に読むことの意味ですが、これは自分の考えを1度書き出し読むことによって再確認すると言うことになります。この文章を誰に読んでもらいたいのか? その人にこれで理解してもらえるかなどを考えながら。
 最近は大人でも人と上手く話が出来ない人がいます。これは社会に出たらハンデとなります。なぜなら本当の自分を表現できない、理解してもらえないことにつながるからです。


石渡プロの健康トレーニング法 Vol.60 足圧!
 みなさんが陸の上でスポーツをする際にはスパイクやシューズを履いていますよね?最近のシューズは足にフィットさせることで力の伝達を効率よくしたり、疲れにくくするなど様々な工夫を取り入れています。
 しかし疑問に思うことがあるんです。それは靴の機能に頼りすぎていないか?ということ。
 こんなことがよくあります。ゴルフスイングをする時に体がフラフラ動いてうまく当たらない、こんな時はたいがいスパイクの中で足の指が“遊んで”います。そこで裸足で打つと自然に足の指や足裏全体が機能して動きも安定します。
 ここで思うのは、まずはじめに足の本来の役目や使い方を覚える、その上で自分の足や競技に合ったスパイクやシューズを使えば、大きな成果が期待できるだろうということです。では足の使い方はどうやって覚えるのか? 簡単なのは裸足で過ごす時間を増やすこと! そうすることで“地面をつかむ”感覚が養われるでしょう。また最近流行の5本指のソックスもいいですね。私はいろんなスポーツを見るのが好きですが、どの競技にも共通して感じるのは「足裏で地球を押し込む“足圧”」が強い選手はトップレベルだということです。

石渡プロの健康トレーニング法 Vol.59 競争する意味
 新学期が始まり新しい仲間や環境に戸惑っている人もいるでしょう。中には、今までは1番が当たり前だったのに、新しい環境になったらもっとすごい人がいて1番ではなくなってしまった―という経験をしている人もいるのではないでしょうか。
 小学校から中学校、そして高校へ、進めば進むほど世間は広がり、今までの自分の居場所や順位は変わっていきます。最初は自信をなくす人もいるでしょう。しかし世界は広く、常に上には上がいます。そして大切なことは纃。の自分からどれだけ上を目指せるのか“ということなのです。
 最近は運動会の徒競走でも順位をつけない学校があるようですが、これは疑問です。自然界では生まれ落ちた瞬間から競争が始まります。野性の世界ならまさに生死をかけた競争です。人間界にはルールや秩序がありますが、別の意味での競争が存在しています。特に社会へ出てからの生き残りをかけた競争は、社会人として通らなければならない道。今まで一度も競ったことの無い人が、いきなりそんな世界へ放り出されたらどうなるでしょう?
 スポーツの世界でも偉大な選手の多くは、早い時期に挫折を経験しています。そしてそれらを乗り越えて大成していくのです。
 私は自分の経験からも「早い時期に負けや挫折を経験しなさい」と言っています。それは決して悪いことではありません。そしてそこから本当のスタートが始まるのです。



石渡プロの健康トレーニング法 Vol.58 自分らしく
 4月から新しい年度がスタートします。新入学、進級と気持ちも新たにスタートを切る人も多いでしょうね。どんな「新しい出会い」や「出来事」があるのかワクワクします。反面不安も多いと言う人も。
 しかし皆さんはいつもの自分でいればいいんじゃないでしょうか?上級生になったから…、新入生だから…と必要以上に気負う必要はありません。
 小学校から中学校、そして高校と上に進むほどに自分と違う考えを持った人と接する機会も増えてきます。そんな時皆さんはどうしますか?避ける?理解する?相手を知ろうとする?相手によっていろんな距離感があっていいと思います。
 しかし1番大切なことは“自身はこういう人間だ”といえる強い心を持っているということ。それがあれば誰とでも、どこでも「自分らしく」いられます。
 相手に合わせることは一時はいいかもしれませんが、やがてひずみが現れ相手や自分自身を追い込んでしまいます。皆さんは好きなスポーツを通じて今から“自分さがし”をしてみてください。
 試合でみんなに注目されながら頑張る自分が好き!頑張っている人をサポートするのが好き!みんなの和を大切にするのが得意!きっと自分の良さを知る時が来るはずです。そうしたら“やりたいこと”や“生きがい”にめぐり合えるはずです。
 自分らしく前進しましょう!

 


石渡プロの健康トレーニング法 Vol.57 栄養補給
 冬の間は筋トレや走り込みとハードなトレーニングが続いたと思います。ただでさえ筋疲労を起こしやすい上に、たまに寒さが戻ると怪我を誘発することもありますから気をつけてください。
 そんな疲労した筋肉に少しでも回復を早める食事やサプリメントを与えることも「いい選手」の条件です。最近のスポーツ選手は栄養学も学ぶ機会が増え、自分の体に「今」「何」が必要かを知った上で、食事を取るようになってきました(欧米のスポーツ先進国では早くから行われています)。
 以前、本欄でウォーターローディングの話をしたことがあります。試合数日前から水分を多めに蓄え暑さに備えるというものです。これと同じようにトレーニングをした後にどんな栄養を採ったらいいのかも知っておくといいでしょう。何が良いか皆さんは知っていますか?
 答えは「たんぱく質」です。たんぱく質というと代表的なのが肉、それに魚や大豆といったところがなじみがあるでしょう。又サプリメントとしてはプロテインやアミノ酸などが同じような効果を効率よく発揮します。たんぱく質は酵素で分化されるとアミノ酸として体内に取り込まれるので、すばやく吸収させるにはアミノ酸は有効です。また肉や魚はたんぱく質と共に脂質も摂取してしまうので、減量を伴うトレーニング後はプロテイン(大豆から出来ているものが殆ど)がいいでしょう。
 このような目に見えない意識の差や努力が、ここというときの差になる事を覚えておきましょう。

 


石渡プロの健康トレーニング法 Vol.56 1度こらえて許してみよう
 昨年は暗いニュースが多かったように思います。人の気持ちや命の重さが軽く扱われる傾向があるのではないでしょうか?  皆さんは練習や試合で思い通りに行かない時、いらだったり、悲しんだり色々な感情が沸き起こりますよね。そんな時感情をそのまま出したり、自分本意な言動をしていたらどうなるか? 自分の気持ちが収まっても周りとの関係はシコリが残ったり、自分がやりづらい状況になりやすいものです。
 こんな時に1度ぐっとこらえてみる。そして自分や周りの人を許してあげてみてください。もちろんそうすべきでないケースもあるでしょう、しかし“許す”ことで自分も周りも楽になれたり、幸せな気持ちになれる事を実感することでしょう。
 人にはそれぞれ立場があり、その立場がそうさせることも多いものです。そんな時、相手の立場や考えが少しでも理解できたら、また理解しようと出来たらきっと住みやすい社会になることでしょう。
 私は小学校からずっとスポーツをしてきましたが、今になって良かったと思うのは、そういった気持ちや感情をスポーツの中で体験できたことです。その経験が社会に出た時の大きな支えになっていると実感しています。
 今年も皆さんにとって素晴らしい経験の年である事を期待しています。



石渡プロの健康トレーニング法 Vol.55 学生スポーツにおける休養の取り方
 日本での学生スポーツは学校主体の「部活動」が主となります。その他にはクラブチームやスポーツ団体などに所属しての活動がありますが、いつも気になるのが“休養”の取り方にあまり気を使っていないということです。
 適切な休養は子供の体の成長を助け、素晴らしいプレーにつながる事を忘れてはいけません。しかし休養をとらないと突発的、または慢性的な怪我を伴い、集中力の欠落やパフォーマンスの低下が起こります。また、発育途上にある子供の体は日々変化します。特に骨格と筋肉の成長は顕著で、骨の成長に筋肉が追いつかずいくら柔軟体操をしても柔らかくならない、など大人と違ったトラブルも多々あります。
 筋肉は運動などで繰り返し使った場合、疲労が溜まり硬くなります。また筋肉が疲労を回復するのには2日から3日ほどの時間を要します。その際に運動前のレベルより体力がアップして回復する事を“超回復”といいます。本来トレーニングの目的とは、この超回復を繰り返すことで体力レベルを高めようとするのです。しかし回復前に再び強い負荷をかけると疲労が蓄積され体力レベルが回復しない状態が続いてしまいます。このような場合、いくら技術を身につける練習をしても効果は上がりません。
 そういった観点から考えると週に1日は休みを作る、またはストレッチなどボディケアの日や時間を取り入れるなどの対策を取りたいものです。



石渡プロの健康トレーニング法 Vol.54  スポーツを通じて社会性を身に付けよ
 学校を舞台にして寂しい事件や出来事が続いています。皆さんはどう思いますか?
 私は小学校から高校まで野球を、その後ゴルフへ転向しましたが、今振り返ってみると2つのスポーツを通じて多くのことを学びました。野球では仲間と同じ目標に向かって練習する中で、チームワークや人間関係を学びました。衝突もあれば仲間割れもありましたが、時間を共に過ごす中でお互いを理解し、認め合えるようになったのを思い出します。
 またゴルフでは、努力することの意味や尊さ、それに伴う忍耐を覚えました。ゴルフは全て自己責任。試合で痛い目にあわないためには自己分析を行い、その対策を講じなければなりません。「自身を客観的に観る目」を養うことで長所・短所を知り、進むべき方向性を見い出せたり、弱点を克服し人間としても成長できるわけです。
 今の時代緕ゥ由“と言う言葉をはきちがえているように思えてなりません。本来、自由とは社会のルールの中で自身の果たすべき役割を果たしやりたい事をするということです。
 皆さんは今スポーツを通じてミニ社会を学んでいます。楽しいから始めたスポーツも楽しい時だけではないでしょう。また会場へ送ってもらうことを当たり前と思ったりするのは間違いです。感謝の気持ちを持ち受けた恩を人へ施す、それが豊かな社会であり自分も気持ちよく生活できる源になる事を忘れないでください。?



石渡プロの健康トレーニング法 Vol.53  ヤンキース松井選手復帰
 左手首を骨折したヤンキース松井選手がスタジアムに帰ってきました。しかも復帰戦いきなり4打数4安打! この結果は偶然ではないと思っています。
 皆さんも知っての通り、松井選手はジャイアンツ時代以来連続試合出場を続けていました。しかし突然のアクシデント…。内心はどうか分かりませんが「あぁ、これはだめだなぁ、と思いましたね」と意外にクールなコメント。今、自分の置かれている状況を認識し、客観的に自身を見ているようでした。焦りや不安はゼロではないはず。しかし周りへはそういった感情を表すことなく、今出来るだけのことに集中する「心の強さ」。
 どんな選手にも成績、精神的、そして運などの波はあります。しかし、その差はどこで出るのでしょうか? それは、そういった波に心を動かされる、または揺れる幅の大小だと思います。
 心の揺れ幅を小さくするには「信念を持っているか」「感情をコントロールする」「自分を客観的に見る」などの要素が必要になります。ただ漠然と思っていても難しいので1つの方法を紹介しましょう。
 心が乱れると、生理的現象として心拍数が上がる傾向にあります。そんな時、深呼吸を数回すると脈が下がることが証明されています。つまり心の揺れ幅を「心拍数」に置き換えて意識することで、改善できることあると考えられるのです。何かいやなことや緊張する時があったら参考にしてみてください。

石渡プロの健康トレーニング法 Vol.52  ライバルの存在
 今年の高校野球は大いに盛り上がりました。
 有望な選手が多くいたのも一因ですが、なんと言っても早稲田実業の斉藤投手と駒大苫小牧の田中投手の投げ合いに代表されると思います。
 高校野球史上に残る好ゲームであることは言うまでもありませんが、そこに至る2人のライバル意識が神業ともいえる試合を演出してくれたのではないかと思いました。
 スポーツ、経済、国家と規模や単位は違えど、過去の繁栄や成長には必ず繝宴Cバル“が存在します。周囲が作り上げるライバルもあれば、お互いが激しく意識しあう関係と様々ですが、より高いレベル、結果を求めた時にその存在は必ずプラスとなり成長を促します。
 「最大の敵は自分自身だ」と言う言葉は度々耳にしますが、よほど意志の強い明確な目標を持った人でないと繽に自分と戦う“のは辛く厳しいもの。そんなときに「あいつには負けられない」「向こうがそれだけやっているなら…」と目の前に見える存在としていてくれるのは実にありがたいことなのです。
 皆さんにはライバルといえる存在はいますか?共に競い合い勝ったり負けたり、時にはやられっぱなしかも知れない、そんな人がいる人は幸せですね。そしてお互いが認め合う存在になりえた時、5年10年と経った時に輝いた時間を共に振り返ることでしょう。
 身近にいなければあこがれの人でもいい、目標とする人を探してみましょう。

石渡プロの健康トレーニング法 Vol.51  中田英寿選手引退について
 ドイツで行われたサッカーワールドカップはイタリアの優勝で幕を閉じました。
 日本代表は残念ながら予選リーグ敗退でしたが、驚いたのは中田英寿選手の突然の引退表明でした。彼は一説によると現役時代からさまざまな勉強をしていたそうで、選手としての時間よりも引退後の時間が長いことを考えた人生設計をしていたことでしょう。こういったことは欧米ではむしろ当たり前です。
 しかし日本に目を向けると、選手として活躍することのみを信じて、勉強をおろそかにしたり社会勉強を怠ったために後に苦労するケースが多いのが現実です。運よくコーチや指導者になれればいいですが、ほとんどの場合はほかの職業につかざるを得ません。
 中田選手は「自分探しの旅」に出るといっていましたが、それは新しい可能性を求めるということです。これは決して思い付きではなく、彼の中で計算されたシナリオであり準備をしてきたに違いないでしょう。
 社会へ出ると学校では教えられなかったさまざまなことを経験します。そのときに必要なのは「素直な心」であり「強い心」です。それが備わっていれば夢も実現できるでしょうし、他の分野でも成功の可能性が高まるでしょう。そういった意味でも中田選手の今後が楽しみですね。
 多くのことに興味を持つことはいいことです。その中で「これは」と思うことに出会えたら深く追求してみることで新しい自分が見えるでしょう。


石渡プロの健康トレーニング法 Vol.50  目標をたててみよう!
 家を出るとき“行き先”を決めて出かけます。同様に、何か事を成そうとすればそれなりの目標が必要になります。目標設定は、その立てかたによって達成率や時期が変わってきます。
 目標の立て方として、まず大きなテーマである「最終目標」を1つ掲げます。次にそこに至る過程で必要な「中間目標」を立て、3つ目として「毎日行う目標」を立ててみます。例えば、「最終目標」県大会優勝、「中間目標」新チームでレギュラーになる、「毎日行う目標」帰宅後必ず100本素振りをする―といった具合です。
 実際に始めてみると分かりますが、「毎日行う目標」がキーになります。疲れる日もあれば手を抜きたい日もあるでしょう、しかしそんなときこそ目標へ向かう“心の強さ”が試されるのです。
 富士山は遠くから眺めると美しいものですが、実際に登るのは大変です。夢であるうちは美しいものですが手の届くところに来ると苦しさも伴うのが現実。
 目標設定は“夢”ではなく、それを実現する方法の1つですから、目標設定をするときも現実を踏まえてする必要があります。達成するのにどんな困難があるのか、達成したら自分はどうなるのかも具体的にイメージしてみましょう。
 スポーツは社会に出てからの困難や競争を体験するのにいい練習の場です。達成した時の喜びや負けたときの挫折感、それぞれが皆さんのいい経験になることでしょう。


石渡プロの健康トレーニング法 Vol.49  暑い季節のコンディション作り
 
 各種スポーツの試合や大会が盛んになってきましたね。連戦が続くと、練習での“疲れ”が目に見えない敵になることもしばしば。 今回は高温多湿の時期にどうやっていいコンディションで乗り越えるかをお話したい
と思います。まずこれからの季節は「睡眠時間」の確保と「栄養補給」が重要なのは言うまでもありませんね。睡眠は体、頭の疲労回復に効果がありますが、体の柔軟性にも影響が出るので気をつけましょう。
また、栄養補給、ビタミン、ミネラル、たんぱく質、糖質、脂質はもちろん、どのタイミングでどの栄養を多く補給するかで体力、筋力の回復が違ってきます。きつめのトレーニング後はたんぱく質をしっかりとり、使った筋肉の回復に努めます。その際、脂肪分の少ない肉や大豆製品などを中心に取るようにすると内臓
の負担も抑えられます。持久力を要する競技ではカーボローディングといって、試合数日前から炭水化物(米、パン、パスタなど)を多めに取って競技に備えると持続力がアップします。水分補給は試合に限らず練習中も注意してこまめに取りましょう。汗と一緒にビタミン、ミネラルも排出されるため、水だけではなくスポーツドリンクや市販されている顆粒状のアミノ酸をミネラルウォーターに溶かして飲むのも有効です。ビタミンやミネラルは神経反射に影響を及ぼすので微妙な体のコントロールが勝敗を分ける競技ではこまめに取りたいものです。


石渡プロの健康トレーニング法 Vol.48  イメージトレーニング
 
 WBC(ワールドベースボールクラシック)日本優勝、卓球世界選手権とこのところ世界を相手に日本のアスリートが頑張っている姿を目にします。 
 このレベルになると精神的強さが勝敗を分ける要因にもなりますが、ただ頑張るだけでは勝敗にはつながりません。皆さんも知っているイチロー選手の、小学生時代の作文を読んで驚きました。その中にはプロになって活躍する為に必要な練習の量や期限までも明確に書かれていたからです。
 これはイメージトレーニングで大切な“より明確なイメージ”が既に頭の中でできているということになります。
 実はどんな世界でも成功した人と、そうでない人の差がここにあります。
 成功する人たちは「予習型」つまり事前に想定して対策を準備できるタイプ、それに対して「復習型」は負けてから初めて「どうしてかなぁ?」と考えるのですが、それでは時すでに遅し“後の祭り”ということになります。
 こんなことを考えてみて下さい。4月の暖かい日に登山を5人でする事になりました。あなたはどんな準備が必要だと思いますか?その項目を挙げてみましょう。あげた項目が多いほどトラブルがあったときに対応できるということになり、またリーダーになる人は項目が多いほど適任という事になります。
 春の山は夕方には冷え込み天候も変わりやすい、5人で行動すれば必ず意見がわかれるケースもあるでしょう。また下山が遅くなった場合の非常食はどうするかなど……。
 あなたはいくつあげられましたか?


石渡プロの健康トレーニング法 Vol.47  基本動作の重要性
 小学校、中学校では良い選手(良い成績)でも、高校に行ってから伸び悩む選手は意外と多いものです。競争が激しくなるのだから仕方が無い、と言う人もいますがそればかりではないように思います。というのは伸びる選手には共通したポイントがあるからです。
 それは“基本”です。基本動作を小学校、中学校でマスターした選手は体が成長してからも技術も向上しています。しかし運動センスや体力に頼ってきた選手はある時期に来ると行き詰まります。例えば腕の動きで言えば投球動作、テニスのサーブ、バレーのスパイクなどはいずれも肩の上がる角度、肘の高さに共通したものがあります。しかし胸の筋肉や肩のインナーマッスルと呼ばれる筋肉に柔軟性が無いまま練習を続けると、肘の位置が下がりサーブやストライクが入らないばかりか、肩や肘を痛める原因にもなります。ここで大切なのはストレッチが必要なのか? フォームの問題なのかを正しく見極め指導することです。特に日本人は上半身が弱くケガをしやすい傾向にあるため、普段からストレッチとフォームのチェックは大切です。
 今回は肩のインナーマッスルに効果的なストレッチを紹介します。両腕を肩の高さに肘を伸ばして上げます。このとき両親指は上を向いた状態です。右肩の付け根からひねるようにして右親指を前に倒し、左肩は逆に後ろへねじりながら倒します。この時肩の付け根、腕の筋肉が伸びていることを意識して交互に連続で10 回行います。手軽に出来ますので暇を見つけて行いましょう。


石渡プロの健康トレーニング法 Vol.46  何のためのトレーニング?
 運動やトレーニングとは体へ負荷をかけることですが、その回復過程において運動前より持久力・筋力などが向上します。それを“超回復”と呼びます。そしてこの超回復を繰り返すことで競技力の向上を目指すわけです。
 ではトレーニングはすればするほど良いかと言うとそうではありません、回復前にトレーニングをすると慢性的に疲労が蓄積され体力・気力共に低下します。これをオーバートレーニング症候群と言ったりもします。
 以前プロ野球のピッチャーで130キロやっとの投手がいました、彼は140キロのストレートを投げたくて毎日筋トレを行いました。最初ベンチプレスは30キロがやっとでしたが、やがて150キロを上げられるようになりました。しかし彼は相変わらず130キロピッチャーでした。
 つまり筋力だけでは競技力の向上は無理と言うことですが、では何が必要なのでしょうか?
 それは“動きやすい体つくり”です。具体的に言うとイメージしたフォームで体が動くことが競技力向上につながると言うことです。大切なのは「体幹(胴体)の安定」と「骨盤から動く足」「肩甲骨から動く腕」を作ること。
 体幹は腹筋・背筋、手足は柔軟体操(ストレッチなど)となりますが、最後の仕上げは“使い方”。これを覚えると動きが良くなるばかりか怪我もしにくくなります。ボールを投げる時、手で投げずに体を使って投げるなどがそれです。




石渡プロの健康トレーニング法 Vol.45  夢を持とう!

 皆さんはスポーツや勉強において目標を立てることがあると思います。
 更にその目標の向こう側には夢や憧れがあるかもしれませんね。夢、大いに持ってください、そして夢に向かって大いにもがき苦しんでください。
 私の知っている限りでは“楽”をして夢をつかんだ人はいないようです、本人は自覚していなくても周りからは「がんばっているなぁ」という人たちが夢を実現しています。
 夢というのは時に残酷です、「あぁ富士山て綺麗だな」「富士山に登ってみよう」といざ富士登山をしたとしましょう。
 実際の富士山は険しく、そしてとてつもなく高い。そんな時、選択は2通りあります、あきらめるか?それとも前へ進むか?です。この分かれ道はどこで決まるのでしょうか、それは夢をつかむために必要な“覚悟”を持っているかということ。
 夢を実現する人たちはそれには何が必要で何を犠牲にする必要があるのかを考えています。「おいしいものはたくさん食べたい、でもやせたい」ということはまず無いと考えましょう。
 いろんな物を犠牲にしてもそれをつかみたいと覚悟を決めたら、自分の登る山をただひたすらに登って下さい。
 途中で止まってもいいし、休んでもいい、また道が2手に分かれていたらそこでじっくり考えてもいい。しかし大切な事は“上を見続ける”ということを忘れないで下さい。



 


Copyright(C)2005 ASAHI RESUKA CO.,LTD. All Rights Reserved.