緒島英二さんが選んだ3冊

朝日れすか「読者投稿オリジナル童話」の選者で児童文学
作家緒島英二さん

* 目次 *

 
9月 緒島英二さんが選んだ3冊--------------------2010年8月30日No.190
   
8月 緒島英二さんが選んだ3冊--------------------2010年7月30日No.189
   
7月 緒島英二さんが選んだ3冊--------------------2010年6月30日No.188
   
6月 緒島英二さんが選んだ3冊--------------------2010年5月30日No.187
   
5月 緒島英二さんが選んだ3冊--------------------2010年4月30日No.186
   
4月 緒島英二さんが選んだ3冊--------------------2010年3月30日No.185
   
3月 緒島英二さんが選んだ3冊--------------------2010年2月28日No.184
   
2月 緒島英二さんが選んだ3冊--------------------2010年1月30日No.183
   
1月 緒島英二さんが選んだ3冊--------------------2010年1月3日No.182
   

12月 緒島英二さんが選んだ3冊--------------------2009年11月30日No.181

   
11月 緒島英二さんが選んだ3冊--------------------2009年10月30日No.180
   
10月 緒島英二さんが選んだ3冊--------------------2009年9月30日No.179
   
9月 緒島英二さんが選んだ3冊--------------------2009年8月30日No.178
   
8月 緒島英二さんが選んだ3冊--------------------2009年7月30日No.177
   
7月 緒島英二さんが選んだ3冊--------------------2009年6月30日No.176
   
6月 緒島英二さんが選んだ3冊--------------------2009年5月30日No.175
   
5月 緒島英二さんが選んだ3冊--------------------2009年4月30日No.174
   
4月 緒島英二さんが選んだ3冊--------------------2009年3月30日No.173
   
3月 緒島英二さんが選んだ3冊--------------------2009年2月28日No.171
   
2月 緒島英二さんが選んだ3冊--------------------2009年1月30日No.169
   
1月 緒島英二さんが選んだ3冊--------------------2009年1月3日No.167・168
   
12月 緒島英二さんが選んだ3冊--------------------2008年11月30日No.165
   
11月 緒島英二さんが選んだ3冊--------------------2008年10月30日No.163
   
10月 緒島英二さんが選んだ3冊--------------------2008年9月30日No.161
   
9月 緒島英二さんが選んだ3冊--------------------2008年8月30日No.159
   
8月 緒島英二さんが選んだ3冊--------------------2008年7月30日No.157
   
7月 緒島英二さんが選んだ3冊--------------------2008年6月30日No.155
   
6月 緒島英二さんが選んだ3冊--------------------2008年5月30日No.153
   
5月 緒島英二さんが選んだ3冊--------------------2008年4月30日No.151
   
4月 緒島英二さんが選んだ3冊--------------------2008年3月30日No.149
   
3月 緒島英二さんが選んだ3冊--------------------2008年2月29日No.147
   
2月 緒島英二さんが選んだ3冊--------------------2008年1月30日No.145
   
1月 緒島英二さんが選んだ3冊--------------------2008年1月3日No.143・144
   
12月 緒島英二さんが選んだ3冊--------------------2007年11月30日No.141
   
11月 緒島英二さんが選んだ3冊--------------------2007年10月30日No.139
   
10月 緒島英二さんが選んだ3冊--------------------2007年09月30日No.137
   
9月 緒島英二さんが選んだ3冊--------------------2007年08月30日No.135
   
8月 緒島英二さんが選んだ3冊--------------------2007年07月31日No.133
   
7月 緒島英二さんが選んだ3冊--------------------2007年06月30日No.131
   
6月 緒島英二さんが選んだ3冊--------------------2007年05月30日No.129
   
5月 緒島英二さんが選んだ3冊--------------------2007年04月30日No.127
   
4月 緒島英二さんが選んだ3冊--------------------2007年03月30日No.125
   
3月 緒島英二さんが選んだ3冊--------------------2007年02月28日No.123
   
   
   
 

9月 緒島英二さんが選んだ3冊

■『どんぐりの背比べ』
ヨシ 文、瑞・葉☆ 絵/文芸社・1,260円
 どんぐりは、もともとは大きな木でした。木から落ちたどんぐりは、自分が木だったことを忘れてしまい、小さな世界でいがみ合います。でも、ある日、自分たちが木だったことを思い出したどんぐりは、次の世界へと目覚めていくのです。(小学校低学年から)

■『きんぎょがにげた』
五味 太郎 文、絵/福音館・840円
 きんぎょが色々と姿を変え、まるでかくれんぼのような絵本に仕上がりました。五味太郎さんの絵が、とても独特な世界を作り出していきます。ページをめくるごとに、きんぎょを見つける楽しさに満ちあふれていくことだと思います。(幼年向き)

■『オジィの海』
尚子 文、優佳 絵/文芸社・1,155円
 舞台は沖縄です。今は観光地として屈指の存在になった沖縄ですが、ほんの数十年前に戦火にさらされた悲しい歴史ももっています。主人公は、オジィから戦争の悲惨さを伝え聞きます。ラストの「神様はいる」というセリフがとても救いになりました。(小学校低学年から)

8月 緒島英二さんが選んだ3冊

■『パックン! おいしいむかしばなし』
ルーシー・カズンズ 文・絵、灰島 かり 訳
岩崎書店・2,625円
 「さんびきのこぶた」や「あかずきん」「ブレーメンのおんがくたい」など、昔話が作者の手によってリニューアルされました。親しみやすい絵が、子どもたちの目をひくでしょう。(幼年から)
■『くじけないで』
柴田 トヨ 文/飛鳥新社・1,000円
 すでにマスコミでも沢山取り上げられている作品です。作者の柴田トヨさんは、もうすぐ百歳の老人です。詩を書き始めたのも晩年です。産経新聞の「朝の詩」で紹介され、多くの読者が、共感した詩集です。詩の優しさと作者の心が、言葉のひとつひとつにしみ出してきます。(小学校中学年から)
■『フレディの遺言』
フレディ松川 文、こころ美保子 絵
朝日新聞出版・1,155円
 認知症になったらどうしてほしいか、それをフレディが語ります。優しい絵の中に、そしてフレディの言葉の中に、人間としての尊厳がにじみでてきます。介護絵本のバイブルかもしれません。(小学校高学年から)

7月 緒島英二さんが選んだ3冊

■『オオカミのおうさま』
きむら ゆういち 作、田島 征三 絵/偕成社・1,470円
 ひとりぼっちが好きなオオカミは、ある日つまずいて丘から落ちてしまいます。そのはずみに、いろんなことが起きてしまい、思いもかけずおうさまとなってしまいます。おうさまなんて嫌いなオオカミは、どうやってまたひとりぼっちになれるのでしょうか。(小学校低学年向き)
■『ひみつのカレーライス』
井上 荒野 作、田中 清代 絵/アリス館・1,470円
 ある日、家のみんなでカレーライスを食べていると、口の中でカリッと何かが音を立てました。それは、カレーライスの種だったのです。みんなでその種を土に埋め、大事に育てると、なんとカレーライスの木が育ってしまったのです。町中大騒ぎの結末は、さてどうなることでしょう。(小学校低学年向き)
■『いちにちおもちゃ』
ふくべ あきひろ 作、かわしま ななえ 絵
PHP研究所・1,260円
 おもちゃ箱というのは、どうしてこんなに魅力的なのでしょう。少年は、ある日、自分がおもちゃになってしまいます。クレヨンになったり、コマになったり。でも、実際なってみると、なんておもちゃ生活とは大変なことなのでしょう。きっと、おもちゃを大事にという気持ちになるのでは。(幼年から)


6月 緒島英二さんが選んだ3冊

■『トイレにいっていいですか』
寺村 輝夫 作、和歌山 静子 絵/あかね書房・1,260円
 1年生のオムくんは、学校がちょっと苦手です。トイレに行きたいのも、なかなか言い出せません。ある日、やっとのことで先生に言って、トイレに出かけてみると、そこに現れたものは……。オムくんは、学校が大好きになりました。(小学校低学年向き)
■『ロベ先生とはじめてのえいご』
クロード ロベルジュ 作、河野 万里子・小川 裕花 訳 marini*monteany 絵/小峰書店・3,990円
 英語は小さい頃から親しむことで力がつくとよく言われます。そんな思いにぴったりの英語の本です。絵も親しみやすく、親子でページをめくり、英語の会話を楽しみながら、一番深く結びつくのは、親子の心の絆かもしれませんね。(幼年から大人まで)
■『ひらがなだいぼうけん』
宮下 すずか 作、みやざき ひろかず 絵 偕成社・1,260円
 ねむってしまったらっちゃんの耳元に、夜中だというのに、何か物音が聞こえてきます。耳を澄ますと、聞こえてくるのは、ひらがなたちのおしゃべりです。一文字一文字のひらがなたちが、自分の思いを色々と話し出しました。(小学校低学年から)


5月 緒島英二さんが選んだ3冊

■『ねこざかなのたまご』
わたなべ ゆういち 作、絵/フレーベル館・1,260円
 南の島で、ねことさかなが遊んでいます。ふと、バナナの香りが届いてきました。バナナを探しに出かけた二人は、たまごをみつけます。二人で力を合わせてあたためたたまごから生まれたものは、果たして何でしょうか。(小学校低学年から)
■『ほんやのいぬくん』
ルイーズ・イェーツ 作、絵・ほんじょう まなみ 訳
岩崎書店・1,365円
 いぬくんは、本が大好きです。ついに、自分で本屋さんを開いてしまいます。でも、お客さんはなかなかやってきません。いぬくんは、ひとりで本の世界に入っていきます。いぬくんの本屋さんで開かれていく本の数々に誰もが心を安らぐことでしょう。(小学校低学年から)
■『うれしくてうれしくて』
かさい まり 作、絵/くもん出版・840円
 「なんだかなんだか」この言葉が、この絵本のキーワードです。ぴんくのぴょんちゃんは、なんだかなんだか理由がわからなくとも嬉しくなってしまうのです。ぶた、うさぎ、くまも、なんだかなんだかいろんなことをやりたくなってしまいます。(幼年向き)

4月 緒島英二さんが選んだ3冊

■『ジャングルめがね』
筒井 康隆 文、にしむら あつこ 絵/小学館・1,155円
アーサー・ビナード 訳/小学館・1,575円
 ジャングルめがねというめがねをかけると、みんながジャングルの動物になって見えるのです。仕事から帰ったお父さんをのぞいてみたら、なんとゾウが背広を着ていました。さてさて、自分は何だろうか。そっと鏡を見てみます。どんな動物が現れることでしょう。(小学校低学年向)
■『スコアブック(1)ミサキの夢』
伊集院 静 文、ちば てつや 絵/講談社・1,050円
 湘南を舞台に、最強の野球チームを作っていく物語の、シリーズ第1弾です。スコアブックをかかえ、少女ミサキのチームづくりが始まりました。なかなか思いどおりに進まないチームづくりですが、人と人のつながりを確かめながら、最強チームが少しずつできあがっていきます。(小学校高学年から)
■『さくら』
長谷川 摂子 文、矢間 芳子 絵/福音館書店・945円
 さくらの四季を描いた絵本です。満開のさくらは、やがて風とともに花びらを散らします。でも、それでさくらの生命が終わったわけではありません。葉をつけ、実をつけ、夏や秋を過ごし、冬のあいだもじっと次の春を待っているのです。(幼年から)


3月 緒島英二さんが選んだ3冊

■『どうして どうして?』
トニー・ミトン 文、ポール・ハワード 絵
アーサー・ビナード 訳/小学館・1,575円
 どうしてどうして、太陽はあっちもこっちも明るくするの。知りたがりのこぐまは、いろんなこと
をお母さんにききます。いなずまの光、風の強さ、そして自分はどうしているのかと。さてその答えは……。
(幼年から)
■『ホットケーキできあがり!』
エリック・カール 文・絵、アーサー・ビナード 訳
偕成社・1,470円
 おんどりが鳴き、朝がきました。ジャックは大きなホットケーキが食べたいと思いました。でも、それには大変な努力が必要だったのです。小麦粉をひき、たまごを集め……。食べたいものは、たくさん努力するから食べられるのです。ジャックの食べたホットケーキの味はどんな味でしょう。(幼年から)
■『まくらのせんにん〜さんぽみちの巻〜』
かがくい ひろし 文・絵/佼成出版社・1,365円
 まくらの仙人と、お供のしきさん、かけさんの珍道中第1弾です。下敷きは水戸黄門ですが、まくらの仙人と布団のしきさん、かけさんのキャラクターが、とても温かな作品です。マシュマロを食べすぎた仙人の行きつく先はどこでしょう。(幼年から)


2月 緒島英二さんが選んだ3冊

■『せんねん まんねん』
まど・みちお 作、柚木 沙弥郎 絵/理論社・1,575円
 とても大好きな詩人、まど・みちおさんの絵本です。まど・みちおさんは、今100歳でいらっしゃいます。そんなまどさんが、命のつながりについて語っています。柚木さんの絵が、まどさんの言葉に見事にはまって、ハーモニーを感じます。(小学校低学年から)
■『絵で見る おふろの歴史』
菊地 ひと美 作・絵/講談社・1,575円
 毎日入るおふろですが、おふろの始まりっていつだったのでしょう。時代によって、色々なおふろの入り方があったようです。おふろという日常的で何げないことにも、深い歴史があるのです。おふろだけでなく、人間の生活を振り返って、今まで続いているものやなくなった習慣など調べてみるとおもしろいかもしれません。(小学校中学年から)
■『太平のカメ日記』
別司 芳子 作、岡本 順 絵/文研出版・1,365円
 5年2組の太平のクラスに、ひとりの仲間がやってきました。それは、カメです。それも足が一本少ないカメでした。クラスメイトが拾ってきたカメを飼うことになり、太平はブログに観察日記を書きました。ある日、そこに変な書き込みが……。(小学校高学年向き)


1月 緒島英二さんが選んだ3冊

■『全盲先生、
泣いて笑っていっぱい生きる』
新井 淑則 著/マガジンハウス・1,575円
 著者は、全盲の中学校の先生です。28歳で、突然の失明。それでも彼はそこから立ち上がり、中学校の先生をやっています。盲導犬を連れた全国初めての先生です。その人生ドラマです。(中学生から)
■『十二支のおはなし』
内田麟太郎著、山本孝絵/岩崎書店・1,260円
 日本の古くからの行事を、楽しく伝えてくれる絵本です。十二支に入っている動物たちは、どうして十二支に入ることができたのでしょうか。入るつもりで入れなかった猫の嘆きは、今の私たちにつながるものがあるかも知れません。山本画家の絵が、なんとも親しみを伝えてくれます。(幼年から)
■『ありがとうのおはなし』
森山京他文、高畠純絵/講談社・1,365円
 ありがとうって、本当にいい言葉ですね。さて、ありがとうをテーマにした3つの作品が、この本には納められています。どの話も心温まる作品で、ありがとうっていう言葉の色々なドラマが、読者の胸にしみてきます。本と出会えてありがとうって思います。(小学校 低学年から)

 


12月 緒島英二さんが選んだ3冊


■『15歳の寺子屋 「フラフラ」のすすめ』
益川 敏英 著/講談社・1,050円
 ノーベル物理学賞を受賞した益川先生の自伝的青春論です。戦争当時の益川少年の目に映った社会とは、どんなものだったのでしょう。好奇心に誘われるまま、フラフラとする青春美学を、皆さんの心にも植えてみませんか。(中学生から)
■『ママの足は車イス』
又野 亜希子 著/あけび書房・1,680円
 作者は、車イス生活をする主婦です。保育園に勤めていた作者に事故は突然やってきました。28歳の交通事故で下半身マヒとなった作者ですが、その後、赤ちゃんを出産し力強い第2の人生を踏み出しています。心の支えとなるノンフィクションです。(中学生から)
■『きなこ 〜夢をおいかける犬〜』
百瀬 しのぶ 著/小学館・1,155円
 見習い警察犬と見習い訓練士との心あたたまるノンフィクションです。警察犬といえば賢くて勇ましいというイメージですが、さてさて見習いのきなこは、なかなか前途多難です。果たしてきなこは、立派な警察犬となって、はばたけるのでしょうか。(小学校 高学年から)


11月 緒島英二さんが選んだ3冊

11月の3冊

■『せかいでいちばんすてきなないしょ』
クリフ・ライト 作・絵、おかだ よしえ 訳 学研・1,575円
 3匹の熊の話です。嵐がきて舟をこわされたくろくん、家がこわされケガまでしたちゃいろくん。しろくんはくろくんと相談して、あるないしょのことを始めます。 (幼年から)
■『100かいだてのいえ』
いわい としお 作・絵/偕成社・1,260円
 トチくんという男の子に、ある日手紙が届きます。「ぼくの家は100かいにあるから、遊びにきてください」って書いてあります。100かいだてのいえって、どんな家でしょう。珍しいたて開きの絵本をめくると、100かいまでの旅をトチくんと一緒に楽しめますよ。(幼年から)
■『うそつきに かんぱい!』
宮川 ひろ 作、小泉 るみ子 絵 童心社・1,155円
 信也には、大ばあちゃんがいます。大ばあちゃんは信也のことが大好きです。でも、最近ちょっと、戦争で死んだ大ばあちゃんの弟の信夫と間違えてしまうことがあって……。人を幸せにするうそも、とってもいいものですね。(小学校 低学年から)

 


10月 緒島英二さんが選んだ3冊

10月の3冊

■『生きる。』
井上 怜奈・鳥越 俊太郎 他 著
幻冬舎・1,470円
 がんと闘い、がんに立ち向かい、生命と人の絆を見つめ続けた7名の著名人の手記です。テレビでおなじみのスケーターやニュースキャスターらの深い言葉の数々が、私たちにきっと生きる力を伝え続けてくれることでしょう。(小学校 高学年から)
■『ターシャ・テューダー 最後のことば』
ターシャ・テューダー 著
リチャード・W・ブラウン 写真/白泉社・1,365円
 アメリカのバーモント州に長く住んでいたひとりの絵本作家の言葉です。ターシャは沢山の動物と色とりどりの花々に囲まれ、1830年代そのものの生活を続けていました。ターシャが亡くなる前に残した言葉が、ランプの灯のように心に残ります。(小学校高学年から)
■『きらきらピンク』
ナン・グレゴリー 作、灰島 かり 訳
リュック・メランソン 絵/すずき出版・1,680円
 ピンクのものが大好きな女の子ビビ。でも、ビビのまわりには、ピンクのものはあまりありません。ある日、お店でピンクの人形をビビはみつけました。さて、人形はビビの手に入るのでしょうか。(小学校 低学年から)

 


9月 緒島英二さんが選んだ3冊

9月の3冊

■『サルくんとブタさん』
たどころ みなみ 作、絵/汐文社・1,365円
 ブタさんは、生まれつき耳が聞こえません。聞きたい音がいっぱいあるのに、聞くことができません。ある日、サルくんに出会ってサルくんが色々な音を教えてくれました。心を通わせた二人なのに、別れは突然やってきました。心に残る絵本です。(小学校低学年から)
■『給食番長』
よしなが こうたく 作、絵/長崎出版・1,575円
 わんぱく小学校の1年2組の給食時
間は、いつも大騒ぎです。「好きな物はたくさん食べて、嫌いな物は全部残そう」。そう叫ぶ番長がいます。ある日、そんな番長とケンカして給食のおばさんたちが、みんな姿を消してしまいました。わんぱく小学校の給食はどうなってしまうのでしょう。(小学校低学年から)
■『おばけでんしゃ』
内田 麟太郎 文、西村 繁男 絵
童心社・1,365円
 がたたん、がたたん……そんな音をたてておばけでんしゃが走ります。乗客はもちろん、みんなおばけです。おばけを乗せたおばけでんしゃが、ついに人間界に着きました。おばけはどうやって人間界に入るのでしょう。(幼年から)


8月 緒島英二さんが選んだ3冊

8月の3冊
■『ヘンリー・ブラウンの誕生日』
エレンレヴァイン文、カディールネルソン絵
千葉 茂樹 訳/鈴木出版・1,995円
 1800年代のアメリカには、黒人を物のように扱い売買までする奴隷制度がありました。ヘンリーもそんな奴隷のひとりです。自分が何歳か、誕生日もないヘンリーの力強い生活感ある物語です。(小学校低学年から)
■『つぐみ通りのトーベ』
ビルイット ロン 文、いちかわ なつこ 絵
佐伯 愛子 訳/徳間書店・1,470円
 自分のことばかりを考えずに、自分の気持ちをはっきり伝える。難しいことですね。トーベは小2の女の子、仲のよいエンマがほかの友だちばかりと遊んでいて、トーベはちょっと不機嫌です。少女の心を清々しく描いたスウェーデンの作品です。(小学校低学年から)
■『青いトラ』
テレザホルヴァートヴァー文、ユライホルヴァート絵
関沢 明子 訳/求龍堂・2,100円
 ある日、突然現れたひとりぼっちの小さなトラ。その青いトラをつかまえようと、街中が大騒ぎになりました。その頃、古い植物園では不思議なことが始まって……。チェコで重要な賞をとった物語です。(小学校高学年から)

 



7月 緒島英二さんが選んだ3冊

■『おこだでませんように』
くすのき しげのり 作、石井 聖岳 絵
小学館・1,575円
 一年生のぼくは、学校に入学してもおこられることばかり。ちゃんと理由はあるのに。お母さんにも先生にもおこられ続けた少年が、七夕の日にひとつの願いを書きます。短冊に書かれた少年の願いは、果たして夜空の星に届くのでしょうか。
(小学校低学年から)
■『くまとやまねこ』
湯本 香樹実 作・酒井 駒子 絵
河出書房新社・1,365円
 大好きだったことりが死んで、くまは悲しみました。ことりを美しい箱にしまって、心の傷と一緒に持ち歩きます。ある日出会ったやまねこも、別の箱を持ち歩いていました。ふたりは、お互いの箱の中味が気になります。それぞれの思いを交錯させながら、新しい友情が芽生えました。絵の素晴らしさに心が打たれます。
(小学校低学年から)
■『はじめまして ぼく、ボリス』
キャリー・ウェストン 作、ティム・ウォーンズ 絵
小学館・1,575円
 ある森の動物学校に、ひとりの入学生がやってきます。みんなは、それを見てびっくりです。やってきたのは、ボリスというくま。恐れ、怖がる中、少しずつみんなの心が温かくなっていきました。
(小学校低学年から)

6月 緒島英二さんが選んだ3冊

■『コんガらガっち どっちにすすむ? の本』
ユーフラテス 作/小学館・1,260円
 いるかともぐらがこんがらがって、出現した生き物が主人公の「いぐら」です。いぐらの冒険を、絵本の中で指でたどりながら追体験していくことができます。人生ゲームのような絵本の世界を、是非楽しんでください。(幼年から)
■『あさの絵本』
谷川 俊太郎 文、吉村 和敏 写真
アリス館・1,470円
 谷川・吉村コンビが数年前に出版した写真詩集のリメイク版です。今回は装丁も大きく子どもたちに見やすいものとなりました。吉村さんの写真だけでも美しいところに、谷川さんの見事な詩が重なっていきます。一読するだけで、明日への力が湧き上がってきます。(小学校中学年から)
■『宇宙においでよ!』
野口 聡一・林 公代 文、植田 知成 イラスト
講談社・1,470円
 宇宙飛行士の野口さんが、今の子どもたちに伝えたいと、たくさんのメッセージを書きつづりました。宇宙へ向かう野口さんの思いを、皆さんはどう受け止めるのでしょうか。宇宙の向こうの次の時代を築く本です。(小学校高学年から)

5月 緒島英二さんが選んだ3冊

■『ペネロペルーヴルびじゅつかんにいく』
アン・グットマン作、ゲオルグ・ハレンスレーベン絵
ひがしかずこ訳/岩崎書店・1,995円
 とても楽しいしかけ絵本です。ペネロペがおじいさんと一緒にルーブルへ出かけます。ミイラやミロのヴィーナス、モナリザが、目の前に飛び出してきますよ。(小学校低学年から)
■『ラブレター』
藤井 清美、渡辺 啓、松田 裕子 作汐文社・1,470円
 小豆島を舞台に、美波という聴覚障害の少女の、甘く切ない小さな恋の物語が始まります。TBSで放映されたドラマのノベライズです。手話を通して、若い生命が躍動します。(小学校高学年から)
■『知りたがりやの芽キャベツ』
天野 喜孝 作/PHP研究所・1,155円
 ある月夜の晩に、キッチンに芽キャベツの妖精が現れました。芽キャベツの妖精が、キッチンで次々と魔法を起こします。さて妖精は、どんな魔法でみなさんをびっくりさせてくれるでしよう。(幼年向き)

4月 緒島英二さんが選んだ3冊

■『おにいちゃん、死んじゃった』
  〜イラクの子どもたちとせんそう〜
谷川 俊太郎 詩、イラクの子どもたち 絵
教育画劇・1,050円
 イラクといえば、今でも戦火が絶えない国です。そんな国の子どもたちが、今の心境を精一杯の力で絵にしてくれました。谷川俊太郎の詩が、絵に一層の力を添えています。
(小学校中学年から)

■『ネズミ父さん大ピンチ』

ジェフリー・ガイ 作、ないとうふみこ 訳 勝田 伸一 絵
徳間書店・1,470円
 ハツカネズミのアナクグリ一家は、人間の家の壁の中に住んでいます。しかし、ある日黒ネコのハンニバルがやってきました。お父さんはドブネズミを連れてきて、ハンニバルと戦わせようとしました。さて、その結末はどうなるのでしょう。心がほんのりあたたまります。
(小学校高学年向き)

■『グータラ王子のぐーたら大ぼうけん』

小栗 かずまた 作・絵
集英社・945円
 グータラ国のグータラ王子といったら、本当にグータラで、何ひとつ仕事をしようとしません。そんなグータラ王子のところへ、ハラグロ国が悪だくみをしにやってきました。グータラ王子は、グータラ国のために立ち上がりました。
(小学校低学年向き)

3月 緒島英二さんが選んだ3冊

■『とうさんのあしのうえで』
いもと ようこ 作、絵/講談社・1,575円
 コウテイペンギンの子育てのお話です。マイナス50度の氷の世界で、ペンギンの親たちは生まれてくる生命を見守ります。母は食べ物を探しに、父は4カ月何も食べずたまごをあたためます。生命の誕生を考えさせられる一冊です。(小学校低学年から)

■『ねこは猫の夢を見る』

『ねこ新聞』編集部/竹書房・1,680円
 丸木俊、サトウハチロー、いわさきちひろ、ボードレール……などなど、古今東西の有名作家や画家が、猫にまつわる作品を紹介しています。あの人がこんな作品を作っていたのかと、驚かされる一冊です。猫好きの人も猫嫌いの人も、心から楽しめる本です。冬の一日、猫の気分になって過ごしてみませんか。(小学校中学年から)

■『みんな、絵本から』

柳田 邦男 著、石井 麻木 写真
講談社・1,260円

 世界の子どもたちの写真や言葉を、著者が集め一冊の本にまとめあげました。それも、数々の絵本とからめながら、著者独自の視点で、人間にとって大切なものを伝えています。写真の表情の、何と素敵なことでしょうか。
(小学校高学年から)

2月 緒島英二さんが選んだ3冊

■『いしぶみ』
小山 薫堂 文、黒田 征太郎 絵
小学館・1,365円

 石は、人間の存在よりももっと古い時代から地球にありました。それも、ただ動かずにじっとしていたのです。でも、石を握ると思いが伝わります。 自分の気持ちに似た形の石を探して相手に渡し、それで思いを伝えるのが石文(いしぶみ)です。石をそっと握ってみて下さい。(小学校中学年から)

■『エゾオオカミ物語』
あべ 弘士 文・絵
講談社・1,575円

 シマフクロウのおじいさんは、夜になると子どもたちを集め、昔の話をしてくれます。今夜の話は、100年前に絶滅したエゾオオカミの物語でした。生命のサイクルが崩れ、エゾオオカミがたどった悲しい歴史が語られます。その中で、人間は何をしたのでしょう。絵の美しさに心が満たされる一冊です。(小学校低学年から)

■『七ふくじんとおしょうがつ』
山末 やすえ 文、伊東 美貴 絵
教育画劇・1,260円

 布袋さんや大黒天、恵比寿さんに弁財天と七福神の名前をあげると、誰もがどこかで耳にした神様ばかりです。そんな神様が、家に遊びにきたらどうでしょう。色々なお願いができるかもしれませんね。そんな夢ふくらむ一冊の絵本です。(小学校低学年から)

1月 緒島英二さんが選んだ3冊

■『図書館ねこ デューイ』
ヴィッキー・マイロン作、羽田 詩津子訳 早川書房・1,600円
 ヴィッキーは、アメリカ合衆国アイオワの小さな田舎町で図書館の館長をやっています。ある日、返却本の中に小さなねこデューイがまるまっていました。実話に基づいたお話で、ヴィッキーとデューイが、心あたたまる出来事を世界中に伝えます。 (小学校高学年から)
■『てんごくのおとうちゃん』
長谷川 義史 文・絵 講談社・1,575円
 お父さんをなくした主人公の少年は、いつも天国のお父さんに話しかけます。でも泣き言ではありません。お父さんの思いをいつまでも胸の中に大事にしまって、前向きに生きていく姿が描かれています。絵がとても素敵で心に残ります。 (小学校低学年から)
■『カイくんのきもち』
大村 あつし 作 新潮社・1,260円
 TVのCMでおなじみの白い犬のおとうさん、カイくんが楽しい物語になりました。カイくんと出会った人達との心の交流が 、6つのお話の中から伝わってきます。仲間とは 、 感謝とは…色々な身近なことを 、再度考えさせられます。 (小学校中学年から)  

12月 緒島英二さんが選んだ3冊

■『前略、がんばっているみんなへ』
北島康介 著 /ベースボール・マガジン社・1,260円
 「壁は乗りこえるからこそ楽しい」「オリンピックの借りは、オリンピックで返す」など、北京五輪でさらにアイドルになった北島選手の言葉がたくさんあふれています。明日に向かって力強い一歩を踏み出しましょう。(小学校高学年から)

■『くだもの
だもの』
石津 ちひろ 文、山村 浩二 絵 /福音館書店・780円
 すもものおすもうさんや、マンゴーのまご、パパイヤのパパなど、くだもののキャラクターがたくさん現れて、自分のことを伝えます。絵の楽しさと、言葉遊びがなんともいえない味わいを呼んできます。(幼年向き)

■『大人になる前に身につけてほしいこと』

坂東 眞理子 著/PHP研究所・1,000円
 『女性の品格』で有名な作者が、子どもたちに向け、大人になることについて語っています。友だちのこと自分のこと、思春期ならではの悩みに、ひとつひとつ答えを出してくれます。中学生の必読書ですね。(中学生から)

11月 緒島英二さんが選んだ3冊

■『明日もまた生きていこう』
横山 友美佳 著/マガジンハウス・1,365円
 北京オリンピックの熱は、色々な競技の中でまだまだ息づいているようです。この本の著者が生前やっていたスポーツはバレーボールです。北京オリンピックを目指していた著者は、21歳の若さでガンのために死去しました。彼女がどんな思いでバレーをやっていたのか。心が揺れる一冊です。(中学生向き)

■『グレッグのダメ日記ボクの日記があぶない!』

ジェフ・キニー著、中井はるの訳/ポプラ社・1,260円
 全米で240万部の売り上げを記録したシリーズの第2作です。今回、グレッグがターゲットにしたのは、兄のロドリック。グレッグは日記の中に色々な真実を書きしるします。 さて、お兄さんは、どんな秘密をあばかれてしまうのでしょう。(小学校高学年から)

■『おにぎりくんがね‥(おいしいともだち)』

とよたかずひこ作・絵/童心社・893円
 うめ、シャケ、おかかの三つのおにぎりが、ところせましとあばれまわります。どのおにぎりが一番おいしく食べてもらえるのでしょうか。おいしいともだちシリーズのおにぎり編です。こんなおにぎりと友だちだったら、どんなにいいでしょうか。(小学校低学年向き)

10月 緒島英二さんが選んだ3冊

■『宇宙への秘密の鍵』
ルーシー&スティーブン ホーキング 著
さくま ゆみこ訳/岩崎書店  1,995円

 あの有名なホーキング博士が娘さんと作った児童向けの物語です。主人公が朝目を覚ますと、飼っていたブタが突然いなくなりました。身近な事件から、宇宙の神秘まで旅することができます。
(小学校高学年から)
■『親子で楽しむこども論語塾』
安岡 定子 著/明治書院 1,575円
 子曰く、で始まる論語を親子で楽しむことができます。 論語は孔子の書いた人生の生き方と言っても過言ではないかもしれません。1ページ1ページとても読みやすく、何か事件にあった時、人はどうしていったらよいのかということまで、親子で話し合えるでしょう。(小学校中学年から)
■『ちょっとだけ』
瀧村 有子 作、鈴木 永子 絵
福音館書店 840円

 主人公には妹が生まれました。今まで独占していたお母さんを赤ちゃんにとられてしまいます。でも、いつもはお母さんにやってもらうことを、少しずつ自分でやっていこうとします。ちょっとだけちょっとだけの積み重ねでおねえちゃんになりました。(幼年から)

9月 緒島英二さんが選んだ3冊

■『ぼくがラーメンたべてるとき』
長谷川 義史 文・絵/教育画劇・1,365円
 久々に読みごたえのある絵本と出会いました。ぼくがラーメンを食べている時に、みんなは、何をしているのでしょう。色々な人が次々とつながって、最後にたどり着いたところとは……。絵もとても親しみやすく、心が何かに動かされます。(小学校低学年から)
■『きゃっちぼーる きゃっちぼーる』
長谷川 知子 文・絵/新日本出版社・1,470円
 キャッチボールをしたくてしかたない少年は、忙しそうなお母さんをさそってみます。まさかと思ったお母さんの見事なキャッチボールに、少年は目を丸くします。さて、お父さんはどうでしょう。上手にキャッチボールの相手をしてくれるでしょうか。( 小学校低学年から)
■『ドラキュラーってこわいの?』
せな けいこ 文・絵/小峰書店・1,155円
 ドラキュラーって知っていますか? そうです、人を捕らえて生血を吸うというあのおそろしい人物です。でも、ドラキュラーより強い子どもが、雲の上にいたのです。さて、それはいったいだれでしょう。ドラキュラーの泣き顔を見たい人は、ぜひどうぞ。(幼年から)

8月 緒島英二さんが選んだ3冊

■『ふねくんのたび』
いしかわ こうじ 作・絵/ポプラ社・1,260円
 小さな小さな船にお客さんがやってきます。遠く離れた友達への手紙を預かり船は旅に出ました。嵐の夜や星の輝きの中、大きな船に追い越されても、船はゆっくりゆっくり手紙を届けました。メール社会をふと考えてしまいました。  (幼年向き)
■『むしのもり』
タダ サトシ 作・絵/小学館・1,365円
 虫の世界は、子どもたちにとっていつも魅力的なものです。この作品の中にも、みんなの大好きな虫がいっぱい登場します。絵も素晴らしく、理科的にもとても参考になる絵本です。子どもの眼がキラキラ輝く姿が、思い浮かびます。  ( 小学校低学年向き)
■『ペンギンのゆうえんち』
さかざき ちはる 作・絵/幻冬舎・1,260円
 Suicaでおなじみのペンギンが大活躍する絵本です。ペンギンのスイッピ一家は、ゆうえんちに出かけました。次から次へと乗り物を楽しんで、最後はお化け屋敷につきました。さて、スイッピは恐いお化けにどう立ち向かうのでしょうか。(幼年から)

7月 緒島英二さんが選んだ3冊

■『いのちのいろえんぴつ』
豊島 加純 詩・絵こやま 峰子 文 マイケル グレイニエツ 絵
教育画劇・1,575円

 豊島加純さんは、10歳の時に脳腫瘍を発病しました。その後病気と戦いながら、先生からもらった12色の色えんぴつで、詩と絵を書き続けました。2003年、加純さんは永眠されました。
(小学校低学年から)

■『犬ロボ、売ります』

レベッカ・ライル 作、松波 佐知子 訳 小栗 麗加 絵
徳間書店・1,365円

 犬は可愛い生き物ですが、それが家事を手伝ってくれたら、どんなにいいでしょう。ロボットのロボ・ワンは手伝い犬です。「どんなにきつく働かされても、一生懸命働けば、きっとみんなぼくを好きになってくれる」。そう思いながらロボット犬は毎日働き続けるのでした。(小学校中学年から)

■『おすしのせかいりょこう』

竹下 文子 文、鈴木 まもる 絵
金の星社・1,260円

 回転ずしは、誰でも好きなメニューのひとつでしょう。しかし、ある日おすしたちは、毎日の生活にあきて、店をとび出してしまいました。色々な国を旅しながら、おすしはついに宇宙に行ってしまいました。(小学校低学年向き)

6月 緒島英二さんが選んだ3冊

『いいんだよ』
水谷 修 著
日本評論社・1,050円

 夜回り先生として有名な著者です。夜の街を歩き、現代の子どもたちと正面から向かい合う活動をしてきた先生です。その著者の思いが、いくつもの言葉となり、 一冊の詩集として収められました。あなたの心の支えとなる言葉の数々です。(小学校高学年から)

『まめうしのももいろのはる』
あきやま ただし 作・絵
PHP研究所・1,260円

 まめうしとは、 まめつぶくらいの小さなうしのことです 。 そのまめうしが、 はるのにおいに誘われて、野原を歩きます。あずきちゃんという友だちと歩きながら、まめうしの心は、はるでいっぱいになりました。でも、やきもちをやく友だちもいて……。桃色の景色につつまれた、心優しい絵本です。(小学校低学年向き)

『ニューヨークのタカペールメール』
ジャネット・ウィンター 作・絵、福本 友美子 訳
小学館・1,575円

 北アメリカにアカオノスリという種類のタカが住んでいます。小高い山に住むタカですが、ある日ニューヨークにやってきて、ビルのてっぺんの天使のかざりに巣を作りました。実話に基づく、心あたたまる絵本です。(小学校低学年から)

5月 緒島英二さんが選んだ3冊

『障害犬タローの毎日』
佐々木 ゆり 文、三島 正 写真
アスペクト・1,500円

 タローは原因不明の病気になってしまいました。でも、ただ生きているだけではありません。足をなくしたタローが、一枚一枚の写真から、大切にしなければならない心について、静かに伝えてくれています。(小学校低学年から)

『へんしんぶうたん!ぼくだけライオン』
きむら ゆういち 作、きたがわ めぐみ 絵
ポプラ社・945円

 ぶたのぶうたんは、優しい家族に囲まれ、毎日を幸せに過ごしています。でもぶうたんには、誰にも言っていない秘密があるのです。実は、家族の中でぶうたんだけがぶたではなく、本当はライオンだったのです。さて、そんなぶうたんのこれからは、一体どうなってしまうのでしょう。(小学校低学年から)

『銃とチョコレート』

乙 一 文、平田 秀一 絵
講談社・2,100円

 さてさて、名探偵がまたまた誕生しました。その名は「ロイズ」。ロイズが、まさかと思う発想で難事件を解決していきます。ミステリーの面白さとは、まさにこんなことでしょうか。本の装丁がとても美しく、春の公園ででも読みたい一冊です。(小学校高学年から)

4月 緒島英二さんが選んだ3冊

『なわとびしましょ』
長谷川 義史 作・絵
学習研究社・1,260円

 「ペッタン・ペッタン」という音がして、長なわとびが始まります。おさむらいがとんで、ろくろ首がとんで、宇宙人がとんで。さて、最後になわをふんでしまったのは誰でしょう。連帯感のある絵本です。(小学校低学年から)

『ペチカはぼうぼう
猫はまんまる』
やえがし なおこ 作、篠崎 三朗 絵
ポプラ社・1,260円

 眠れない夜に、いくつかの不思議な話はいかがでしょう。「ペチカは、ぼうぼう。猫はまんまる。おなべの豆は、ぱちんとはじけた」。
 そんな歌声のような言葉に誘われ、不思議なお話の世界に、あなたもひとり旅してみませんか。(小学校中学年から)

『魔術学入門』

ドゥガルド・A・スティア 作 ジョン・ハウ他 絵、浜田 かつこ訳
金の星社・2,520円

 まさに魔術です。本格的な呪文の数々。さて、色々なことが起こるのが人生です。その都度、どんな魔術をかけたら楽しく生きられるのでしょう。さぁ、今日の呪文は? (小学校高学年から)

3月 緒島英二さんが選んだ3冊

■『ルリユールおじさん』
いせ ひでこ 作・絵         理論社1,680円
 ソフィーは植物図鑑が大好きです。でも、図鑑がボロボロになってしまい、ルリユールおじさんのもとへとやってきました。本のお医者さんのルリユールの、その手のしわに歴史を感じました。(小学校低学年から)
■『ブンダバーのネコの手かします』
くぼしま りお 作  佐竹 美保 絵  ポプラ社1,029円
 大雨で家をなくした道具屋さん。さてさて困ったものです。でもこのホルムの町には、誰も知らない秘密があります。港町ホルムの人しか知らないしゃべる猫ブンダバーが、おしゃべりしながら、次々と仕事をこなしていくのでした。(小学校中学年から)
■『彼岸花はきつねのかんざし』
朽木 祥 作  ささめや ゆき 絵   学習研究社1,260円
 きつねは人を化かすと言います。かの子のおばあさんは、ばかされっぱなしです。でもかの子の前に現れた小さなきつねは、かの子と友だちになりました。原爆と戦争を伝えながら、一瞬にしてなくなってしまう悲しみが胸の奥にしみてきます。(小学校中学年から)

2月 緒島英二さんが選んだ3冊

■『パラパラ山のおばけ』
ライマー 作・絵、中 由美子 訳      岩崎書店1,365円
 ルルという名の白ブタがいました。ある日ルルは、山の上からころがり落ちてしまいました。ルルは、そこでおばけに会ったのです。おばけに会ったというルルの話に、村のみんなは大パニックになってしまいました。いかにもおばけが出そうな絵も、とても幻想的ですてきです。(小学校低学年から)
■『うたうのだいすき』
J・E・マッケン 文、ル・ホェン・ファム 絵、河野 万里子 訳   小峰書店・1,470円
 まず絵の素晴らしさに心がすいよせられます。少年が、本当に生きているように感じられます。その歌うことが大好きな少年は、朝から眠るまで、ずっと歌い続けます。歌には少年の心がたくさん詰まっています。人のあたたかさを感じさせます。(小学校低学年から)
■『命の重さはみな同じ』
沢田 俊子 文、野寺 夕子 写真     学習研究社・1,260円
 見ようによっては、とっても心が痛くなる写真集です。主人公は、捨てられた犬や猫たち。捨て犬や捨て猫は施設に収容され、保護されていきますが…。動物たちの実際のドラマを追いながら、命の重さを深く感じさせられる写真集です。(小学校中学年から)

1月 緒島英二さんが選んだ3冊

『大切な仲間たちねずみ物語』
辻 信太郎 作・深沢 和美 絵      サンリオ出版・1,260円
 遠い外国に住む伝説の家ねずみジョージ。ジョージは、ねずみの世界の若頭という若者のリーダーになったばかりです。ジョージの冒険を通して、家族や仲間の大切さが胸にしみてくる一冊です。実は、私たちひとりひとりがジョージなのかもしれませんね。(小学校中学年から)

『あいうえおと
aiueoがあいうえお』
はせ みつこ 作・山村 浩二 絵     小学館・1,470円
 日本語の美しさは、声に出すとわかります。特に「あいうえお」は母音といって、世界中の言葉の中にふくまれています。言葉あそびをしながら、言葉の深みがじんわりとわかってくる絵本です。声に出して読んでみて下さい。美しい響きが聞こえるはずです。(小学校低学年向き)

『ペンギンのルーちゃん』

メラニー・ワット 作・絵、福本 友美子 訳    小学館・1,470円
 絵をかくことが大好きなペンギンのルーちゃんが、南極から北極へ引っ越します。学校が変わるので、ルーちゃんは友だちができるか心配です。でも、絵の得意なルーちゃんが絵をかくと、そんな心配が吹き飛ぶほど人が寄ってきました。(小学校低学年から)

12月 緒島英二さんが選んだ3冊

『イモムシかいぎ』
市居 みか 作・絵/小学館・1,575円
 イモムシかいぎのテーマソングにのって、ギチョーさんがかねを鳴らし、会議の開始を告げます。さて、いろんなイモムシが集まって何の会議をするのでしょう。絵も文にマッチして、楽しく心が和らぎます。(小学校低学年から)

『2年3組ワハハぐみ』
薫 くみこ 作・かわかみ たかこ 絵  ポプラ社・945円
 どんどこ小学校2年3組に、転校生がやってきました。名前は、ハリネズ田つん子。さて、おしゃべりも嫌い、笑いもしないこの転校生を中心に、事件が続々と起こります。メリせんせいも、すっかり頭をかかえてしまいました。どうなる、2年3組!(小学校低学年から)

『チームふたり』
吉野 万理子 作・宮尾 和孝 絵  学習研究社・1,260円
 東小卓球部キャプテン、大地のなやみはダブルスを組むパートナーだ。小学校生活最後の試合を、かっこよく仕上げたかったのに、組んだ相手は5年生のダサいやつ。さて、1+1は、2になるのか1のままなのか、それとも3になるのでしょうか。(小学校中学年から)


11月 緒島英二さんが選んだ3冊

『おほしさま』
たちもと みちこ 作・絵 教育画劇・1,050円
 こぶたちゃんが、お母さんと一緒に星の形のクッキーを焼いています。どんな味がするのかと、森じゅう大騒ぎです。でも、話はいつのまにか本当の星を食べられるということになってしまいました。さて、こぶたちゃんはどうしましょう。(小学校低学年向)

『まじょまつりにいこう』
せな けいこ 作・絵 ポプラ社・1,260円
 あるところで「魔女の祭り」がひらかれます。でも招待されたのはネコばかり。うさぎはどうしても行きたくて、ネコに変装するのですが、それがバレてさぁ大変。魔女に追われるうさぎはどうなるのでしょう。(幼年から)

『ぎょうれつのできるパンやさん』
ふくざわ ゆみこ 作・絵 教育画劇・1,365円
 ぺこぺこばやしのむこうの、もぐもぐぼくじょうのむこうの、ぐうぐうやまのおくに、そのパン屋さんは店を開きました。さて、どんなパンを焼いているのでしょう。何とも味わいのある絵が、とても印象的です。(小学校低学年から)


10月 緒島英二さんが選んだ3冊

『こわいドン』
武田 美穂 作・絵/理論社・1,050円
 ぼくはひどいこわがり屋です。夜中に物音がしただけで、もう眠ってなんていられません。次々とこわいものが、ぼくを襲ってきます。そんな時、ぼくはないちゃうドンに変身してしまいますが……誰にでも思いあたるこわさかもしれませんね。(小学校低学年向)

『ぶた公園に集まれ! !
ばん ひろこ 作 鈴木 びんこ 絵 文研出版・1,260円
 とある団地の公園をめぐる物語です。公園にはいろいろな友だちがやってきます。元気に走りまわる子、友だちと楽しく遊ぶ子。でも、そんな公園にちょっと気になる子を見つけました。子どもたちの気持ちをまっすぐに見すえた力作です。(小学校中学年から)

『パコ』
森山 京 作 広瀬 弦 絵 ポプラ社・1,155円
 亡くなったと言われていたヒロのお父さんが、実は生きているとお母さんから知らされます。ヒロは、大好きなゾウのぬいぐるみのパコといっしょに、お父さんに会いに出かけます。小さい時からずっといっしょだったパコと、ヒロはお父さんの話に耳を傾けるのでした。(小学校低学年から)


9月 緒島英二さんが選んだ3冊

『たいようオルガン』
荒井 良二 文・絵 アートン出版社・1,470円
 たいようが奏でるオルガンの音色に乗って、ゾウバスの長い旅が始まります。さて、どんなお客さんがバスに乗り込んでくるのでしょう。絵のおもしろさと色彩の美しさに、目をうばわれる絵本です。ゾウバスに乗って、美の世界に旅に出ましょう。(幼年から)

『ペネロペうみであそぶ』
アン・グッドマン 文 ゲオルグ・ハレンスレーベン 絵 ひがし かずこ 訳/岩崎書店・1,575円
 主人公のペネロペが、貝がらをひろったり、魚とたわむれたりしながら、楽しく海で遊んでいます。読者もペネロペと一緒に遊べるように、楽しく工夫されたしかけ絵本です。(幼年から)

『はじめての文学』
重松 清 著/文藝春秋社・1,300円
 直木賞作家の重松清が、青少年に向けて様々なメッセージを伝える短編集です。色々な作品に収録されている短編の再編ですが、8編のどれをとっても胸打つものが散りばめられています。人の心の動きについて、また考えさせられました。文学への入口が開かれています。(中学生から)



8月 緒島英二さんが選んだ3冊

『いのちのおはなし』
日野原 重明 文 村上 康成 絵  講談社・1,365円
 日野原さんは、95歳のお医者さんです。お医者さんをしながら、いろい ろな小学校で「いのち」の授業をし ています。「いのち」とは、今という時間であることが、心の奥まで伝わって きました。(小学校高学年から)

『みーんな、かめ!』
ふくだとしお・ふくだあきこ 作  幻冬舎・1,365円
 かめにもたくさんの種類がいます。 ほしかめ、あおうみかめ、ながくびか めなど、珍しいかめが連続して出て くる楽しい絵本です。かめの物語を 楽しみながら、かめについてたくさん のことがわかるかも。(小学校低学 年から)

『ちびまる子ちゃんの 暗誦百人一首
さくらももこ 原作 米川 千嘉子 著  集英社・893円
 誰でも知っている百人一首ですが、 知っていそうでなかなかわからないも のです。今回まるちゃんのガイドで、 古典が本当に身近なものになりました。 百一人めは、自分の力で作りましょう。 (小学校高学年から)

 

7月 緒島英二さんが選んだ3冊

『ゆうやけごはんいただきます』
長崎夏海作長谷川知子絵
ポプラ社・945円
 石ころの研究家であるお父さんは、なかなか家に帰ってきません。やっと戻ってきたお父さんと、夕焼けをながめながら、お母さんのおにぎりをほおばって、小さな石ころの長い歴史に思いをつなげます。(小学校低学年向)

『おばけかぞくのいちにち』
西平あかね作・絵/福音館・840円
 夜、いつまでもおきていると、「もう、おばけの時間よ」とお母さんに言われました。ちょうどその頃、本当におばけの家族が目を覚まし、夜の街へととびだしていったのです。2つの家族の対比が、とても面白く
伝わります。(小学校低学年向)

『まぜこぜシチュー』
ロアルド・ダール作 クェンティン・ブレイク絵 灰島かり訳評論社・1,050円
 カメにメカつけ、ウサギをサギに。
誰でもが知っている昔話を、ダール風にアレンジして楽しみが一層深まりました。言葉あそびとダールの
味つけをご賞味ください。(小学校中学年から)


6月 緒島英二さんが選んだ3冊

『としょかんライオン』
ミシェル・ヌードセン作ケビン・ホークス絵 福本友美子訳/岩崎書店・1,680円
 ある日、町の図書館にライオンがやってきました。読みきかせの時間を楽しみに、ライオンは図書館の仕事を手伝います。でも、ちょっとした事件がきっかけで、ライオンは図書館を追放されてしまいました。きまりを守るとは、何なのでしょう。(小学校低学年向)

『さらわれた天使〜千草、スマイルください!〜』
繁田徹・繁田江里共著/ 文芸社・1,155円
 マイコプラズマ菌による急性肺炎で、千草さんは若くして亡くなってしまいました。そんな千草さんの手
記を織り混ぜながら、両親の思いが、今伝わってきます。命のはかなさと家族の絆を考えさせられます。(中学生から)

『裁判官の爆笑お言葉集』
長嶺超輝著/幻冬舎新書・756円
 日頃、暗くて堅いイメージのある裁判官が、判決の時に、こんなことを言っていたのですね。裁判とは、やはり人が人を裁くものなのです。陪審員制度を思いながら、笑ってしまうことも涙を流すことも、この一冊に含まれていました。(中学生から)

5月 緒島英二さんが選んだ3冊

『えほんをよんで、ローリーポーリー』
リリ・シャルトラン作ロジェ絵 徳永玲子訳/ポプラ社・1,260円
 ローリーポーリーは、ちょっと太めのモンスターです。モンスターの仕事は、人間をこわがらせること。ある日、驚いた女の子が落としていった絵本を、ローリーポーリーが拾います。さて、ローリーポーリーは、その絵本をどうするでしょう。(小学校低学年向き)

『獣の奏者T 闘蛇編』
上橋菜穂子著/講談社・1,575円 
獣ノ医術師である母をもつ少女エリンは、その母と二人で暮らしています。ある日、母がひとつの事件の責
任をとって処刑されてしまいます。孤児となったエリンは、天を翔ける王獣と出会い、自分の生きる道を探していきます。文化人類学に精通した作者ならではの大型ファンタジーです。続編の王獣編も読みごたえ十分です。(小学校高学年から)

『空の名前』
高橋健司写真・文 角川書店・2,625円
 翼雲(つばさぐも)、雪紐(ゆきひも)、セントエルモの火などという自然現象を、みなさんはどれほど体験されたことがあるでしょうか。百をはるかに超える自然の力を、美しい写真で紹介してくれています。理科的な眼で見るだけでなく、言葉の麗しさにも心躍らされます。(小学校高学年から)


4月 緒島英二さんが選んだ3冊

『またあした』
さえぐさひろこ作 ひろかわさえこ絵 ひさかたチャイルド・1,260円
 大の仲良しのくまくんときつねちゃん。それぞれ将来のお互いの姿なんて想像しながら、いつも楽しく遊んでいます。そんなふたりが、ある日ケンカをして……。その日の帰り道、ふたりは大事な忘れ物を思い出しました。(小学校低学年向き)

『幻・方法』
吉野弘著 日本図書センター・2,310円
 吉野弘さんという詩人の昭和34年に刊行された詩集の愛蔵版です。初刊のデザインそのままで、レトロな
雰囲気の中、吉野さん独特の言葉の数々が、時に優しく、時に哀しく、時に厳しく読者の胸に伝わってきます。生きるということを、もう一度考えてみましょう。(中学生から)

『Presentino―ありがとう。のおくりもの』
竹本聖作 古瀬稔絵 ぶんか社・1,575円
 美しいデザインの中、作者の心のこもった言葉が、宝石箱のようにちりばめられています。「ありがとう」
という一言の中に、いったいどれほど沢山の違った思いが詰め込まれていることでしょう。(小学校高学年から)


3月 緒島英二さんが選んだ3冊

『白いソニア』
渕上サトリーノ作さわたりしげお絵 自由国民社・1,575円
 ラブラドール・リトリバーという犬は、黒い毛並みの犬です。ソニアも小さい時から、ずっと黒い犬でした。でもある日、悲しい出来事があって白い犬となってしまったのです。実話に基づいたお話で、白いソニアは今も健在だと聞きました。ソニアの悲しみとは、一体何だったのでしょう。(小学校中学年から)

『この街で』
新井満文 黒井健絵 PHP研究所・1,260円
 「この街で生まれ、この街で育ち。」と、新井満の声が聞こえてきそうな歌が,黒井健の情緒あふれる絵と一緒になって、心温まる絵本になりました。こんな時代に、こんな人と出会って、こんな人生を送ってきたと、しみじみとした感動を伝えてくれる秀作の絵本です。(小学校低学年から)


『八十四歳。英語、イギリス、ひとり旅』
清川妙著/小学館・1,680円
 何か新しいことを始めるのに、年齢なんてひとつも関係ないのです。53歳から英語を習い始め、65歳で
イギリスひとり旅。そんな老人の旅日記は、みなさんの目にどう映るのでしょうか。人間は、常に可能性に向かって生きているのだということを、改めて教えてくれます。(中学生から)


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